|―見積りの出し方に気をつけて

2014年10月28日

住宅相談統計年報2014が発表されました

住宅リフォーム・紛争処理支援センターから住宅相談統計年報2014(2013年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析)』が発表されています。

毎度ですが、見積もりに関する相談が今回も多いですねぇ。

39ページ
「リフォーム見積チェックサービス」を行った相談件数は911件で、前年度から70.3%増となってい
る(図2-45)。
このうち、見積書の送付があった件数は567件で、前年度から52.0%増となっている。
 


相談件数の急増が、いかに見積もりがわかりにくいかを物語っているような・・・・


「リフォームの見積りに関する相談」:
 
リフォーム工事の見積書の取り方、専門用語の意味などの相談
 例)リフォーム工事を計画中だが、見積書の取り方を教えてほしい。
   見積書の○○とという用語は、どういう意味だろうか。

「リフォーム見積チェックサービス」:
 
「リフォームの見積りに関する相談」のうち、契約前の案件について、事業者から取得した実際の見積書に則し
てチェックを行い、回答をした相談(電話のみの場合も含む)
  例)リフォーム工事の見積書の金額が妥当か見てほしい。
    相見積りを取ったが、事業者によって見積金額が異なるのでチェックしてほしい。 


このあたりはいつも項目にあがっていますが、なかなか解消されそうもないなぁ。

マーケティングを工夫される造り手は多くても、見積もりのわかり易さを追求して集客に工夫する人はまだまだ少なさそうですね。

こういう資料こそ、今後の工夫する秘訣を見つけるのにはうってつけだと思います。

たくさんページありますが、ぜひ時間をとってゆっくりご覧くださいね。

 
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2014年07月01日

やっぱり法的にもやめたほうがいいよ

かねてより直接お話しできる工務店や大工さんには、業界の悪しき慣習である見積もりの出し方(材料と経費と工賃を分けずに一式とすることをやめたほうが得策だと伝えてきました。

 

こちらの「建設業法第20条」に関する記事を読み、それは法的にもおかしいのだと納得です。

 

材料費を明確にしてみよう

少なくとも積算する面積や数に、倍もの違いがあるはずがない。

そうであれば、使っている材料の価格の差になるはずだ。

そして材料の価格の差は、本来はそのまま価格の差になる。

 

労務費を明確にしてみよう

少なくとも人工数や工期に、倍もの違いができるはずがない。

良い職人は賃金が高く、悪い職人ほど賃金が安くなる。

それを考えれば消費者にとって安いことが有理でもなく、高いことが不利でもない。

相応の価値と等価交換できる。

大量に供給している企業は、安い職人を教育して、あるいはシステム的に使えるように研鑽している。

それは正しいことだが、悪い企業は下請けをいじめている。

現代の職人不足の悩みは、後者の企業が多いことの証かもしれない。

 

諸経費を明確にしてみよう

これは世界的には、相場は20%〜25%とされている。

企業が存続し、長く面倒を見るためには相応の利益を得なければならない。

残念ながらこの項目だけは、消費者の教育ができていないとも言える。

しかし一度理解できれば、5%から10%程度の諸経費と見積もる企業は怪しい企業だと分かるようになる。

真面目であれば潰れる企業であり、不真面目であれば業法を守らず材料費と労務費をごまかしている企業だ。

企業規模も大きくなれば、なにかと諸経費もかかるものである。

しかし、まさか40%以上の諸経費を計上する企業を喜んで選ぶ消費者もいまい。

 

 

これまでの慣習から抜けられない場合、もっとも心理的なハードルが高いのは諸経費の公開ではないでしょうか。

 

この記事にある説明も最もですし、それに追加するなら、以下の3つの社会的要因リスクをできるだけ避けるためにも、公開したほうがいいと思います。

 

原油高

エネルギー問題

為替リスク

 

なぜなのかはお考えいただくか、直接メッセージくださいね。

お答えいたしまーす。

 

 

最後に、一番大事なことは誰のために、なんのためにそれをするのか。

 

この場合、業者側と施主の双方のためですよね〜

 

変に隠したり、ごまかすのはお互いにとって精神的に負担になるだけで、良いことひとつもありませんもの。

 

小難しい理屈は色々あるけどさ。

それって結局誰のためになるの? 誰が得するの? やってて楽しいの? 続けたい? 意味あるの?

 

と、突っ込んでいくとボロが出るようなことは、始めからしないほうがいいんだよってことなんだと思います。

 
 

 

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2014年03月25日

実際の相談事例を見積もりや契約に活かそう

住宅リフォーム・紛争処理支援センターから、最新の相談事例が公開されています。


以前ご紹介したのはとはまた別の事例がUPされていますので、ぜひじっくりとご覧くださいね。


毎回「ええ??うっそぉ〜」と思わず声に出してしまう事例があります。

見積書にサイン欄があり、署名を求められた」というのに、今回はビックリしました。


契約書ではなく見積書って、ちょっとねぇ。

内容が工事ではなく、何か別の商品だとしても、見積書にサインしないしさせないよねと思いますが、いるんですね、やっちゃう業者って・・・・


その他、「技術的な問題のある事例」というのは、考えさせられます。


排水の勾配が取れず、計画に無理がある

階段が納まってない設計ミス


こういうレベルだと、お客さまがそもそも工事内容に問題があるか見積もりと図面からでは判断が難しいでしょう。

業者側のミスに気付かないまま工事に入る、なんてことがあるかもしれないですよね。



相見積を取ったが、見積書の体裁や金額が異なるため比較できなかったケース」というのは、お客さま側からしたら、よくあるお悩みでしょうか。


見積書の書き方、書式は各社各様にバラバラなんですよね。

単純に合計金額からでは高いか安いかわからない、という説明がわかりやすくまとめられています。


見積書をお客さまに提示するときは、見積書の見方説明とこの資料(PDFだし印刷しやすい)を一緒に付けてあげると良さそうです。


相見積はできればしてほしくないでしょうが、されたとしても返ってわけがわからなく結局どう比べていいかもわからなくなるのがお客さまの現実かと思われます。


それならばあらかじめ見比べ方を教えてあげて、スッキリした気持ちで依頼してもらう方が、お互いその後がやりやすいでしょう。



この相談事例はホント、勉強になりますねぇ。


ぜひじっくりご覧いただき、お客さまとの接し方にお役立てください。



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2012年10月13日

施主支給はクレームのもと?

住宅設備機器の施主支給のクレームについてこんな記事があります。
 

詳細はリンク先を読んでいただくとして、見積書の金額よりネットで調べたらもっと安いのになぜこの価格? というような不満はよくあるのではないでしょうか。

 

ネット社会の現代では施主が見積書の1つ1つを比較しやすいので、ネット以前よりもこの手の不満やクレームは確実に増えていると思われます。

 

記事には施主支給では「製品自体の品質は同等でも設置工事の精度が下がる恐れがあることを説明して、再考を求める」とありましたが、いつまでそういう言い訳が通用するのでしょうかねぇ。

 

同じ製品を設置するのに施主支給なら工事の精度が下がって、工務店支給なら精度が保てるという理屈はおかしいですよね。
 

いくら流通ルートが異なるといっても。

 

私はかねてより工務店には見積もりには商品・機器代と工事代と利益は別々にきっちりわかるようにしたほうが、結局は自分たちのためになるとすすめています。

 

慣例のように利益は商品や工事代に含ませてわかりにくくしている工務店が大半でしょうが、これをし続けるとこういったクレーム処理も面倒だし、施主向けの見積もりと実行予算書を別立てに作るなど仕事が増えます。

 

なにより「不当な利益を乗せているのでは?」という疑惑の目を向けられれば、施主と信用関係を築くのに時間がかかるでしょう。

 

そういうネガティブな要素をも引きずりながら慣例を続けるよりも、商品・機器代と工事代と利益がそれぞれ分ければ、

 

見積作成は1回、それが実行予算書になる、
 

施主が工事代に見合う腕前の工事かどうかの判断がしやすくなり、腕が良ければクチコミは今より広がる、
 

商品・機器は施主支給OKにする方が、選べる範囲が広がり施主が喜ぶ。

 

特に腕に自信がある工務店なら、工事代に利益を乗せれば、それだけ工事費に見合う工事かどうか判断しにくい原因を施主に与えますので、返って自分の首を絞めます。

 

価格はOPENになったほうが真に適正な競争ができますから、ハウスメーカーのように原価投下率が低ければそれもバレるわけで、同じ費用をかけるなら良い品を使って腕の良い工事に相当の対価を払いたいという施主の望みも叶うわけですよね。

 

残念ながら現状多くの工務店の見積りでは、価格に見合う腕の良し悪しか判断しにくく、その慣例から抜け出すのに「恐れ」が邪魔をしているようです。

 

特に利益についてOPENできないのは、OPENすればさらなる値引きを要求されるだろうという「恐れ」が強いからでしょう。

この手の話になると一様に渋り顔になる工務店の多さからも、それはよくわかります。

 

繰り返しになりますが「恐れ」から生じる行動には「恐れ」る結果しか返ってきません。

 

自分が施主の立場に立って考えたとき、どんな見積もりならわかりやすく安心できるか、今の見積提示の方法に愛情があるのか、よーく考えてみてほしいなぁと思います。

 

技術の良さをアピールしたい、

腕が良いことを認めてほしい、

デザインが良いからもっと受け入れられるはずだ、

良い材料を使っていることを知らしめたい、

 

などの想いも、それに見合った費用であるかが施主にわかりやすくなければ通じませんよぉ。
 

 

そもそも費用に見合うものなのかわかりにくい見積もりを提示しておきながら、造り手の想いを理解してほしいというのは虫がよすぎますものね。
 

 

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2011年12月13日

工事費が適正かどうかで悩ませちゃいけないですよね

リフォームアンケート結果国交省が出しているこちらの資料(PDFファイル)の「住宅リフォーム実態等」の14ページに、<リフォームの見積もりの金額に関して相談者が知りたい内容>アンケートが掲載されていました。

 

全体の工費は適正か が、ぶっちぎりの1位です。

 

リフォームだけでなく新築も同じように、工事費が適正かどうかは、お客さまが一番知りたいこと、そして一番わかりにくいこと、でしょうね。

 

見積もりの出し方について工務店さんたちと話をする場合、利益をどうやって計上するかについて、よく話題に上ります。

原価公開をするか、各建材にちょっとずつ乗せるか。。。。。

 

原価公開をして、適正利益についてきちんと説明したほうがいいのだろうけど、お客さまに理解してもらえないだろうという声もよく聞きます。

 

確かにそうかもしれません。
 

でも私はこの手の話を聞くたびに、適正利益についてお客さまにきちんと理解してもらう努力をせずに、面倒だから、アレコレ言われたくないからと、現実から目を背けていては真綿で自分の首を絞めるようなもんだと感じます。

 

お客さまが工事費が適正かどうか判断しやすくなれば、自ずともっと市場は活性化するのではないでしょうか。
 

補助金制度とか減税対策などに期待しなくても。

 

わからないものに手は出したくない、という消費者の行動を後押しする心理的要因を業界全体で形成しておいて、市場が云々・・・と嘆くのは、ちゃんちゃらおかしいですよねぇ。

 

景気低迷という大きな社会的背景があるにせよ、改善できるとことはもっと身近にあるのに・・・

 

 

工事費が適正かどうかで悩ませてたんでは、そりゃもっとこれから業界は低迷するでしょう。

 

適正か判断できたけど、予算をもっと抑えるにはどうすればいいかとか、住みながらの工事だから工期をもっと短縮できないかとか、工事費云々のその先について悩んでもらいたいですよね。
 

工事することを前提として。

 

 

全体の工費は適正か が、アンケート結果1位のうちは、業界側に大きな改善の余地ありだと思えるのですが、いかがでしょうか。

 

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2007年03月17日

見積もり無料の意味

多くのビルダーさんが「お見積もりは無料です」としていることと思います。

でも、なぜ無料にしているかということは詳しく説明されていないことが多いですね。

なぜですか?と伺うと、「判断するにも見積もりくらい出さないとわからないから」


と答えたビルダーさんがおりました。


なのに、それさえも説明書きされてないのです。


タダより高いものはない


と言われるように、無料だから必ずしも良い印象で受け取られるとは限りません。


また、無料が当たり前でもありません。


無料か有料かどうかは結果であって、それのみで良いも悪いも判断できないのがお客さまの視点ではないでしょうか。

大事なことはどうして無料にしたのか、あるいは有料なのかをきちんと説明できているかなのです。


その理由が明確に理解できればお客さまは安心しますよね。


「ここまでは判断できる材料として無料で提供します。でもここから先は費用が発生しますので、先に進むときは○○円となります」

と始めから言われていると安心です。

無料にしておけばいいよで何の説明もないと、返ってその後営業攻勢が激しくなるのでは?と警戒心を抱かれるかもしれませんよ。


最近は物騒な事件も多くなり、騙されるのでは?怪しいのでは?と疑心暗鬼になっている時代です。


最初から大きな警戒心を抱かれてお客さまに来られたら、真面目に頑張ってるあなただって良い気持ちはしないでしょう。


いらぬ神経戦でお互いの神経がすり減らないよう、理由をきちんと説明しておきましょう。



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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


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