|―「おひとりさま」時代の住まい方

2013年08月13日

おひとりさま時代に向けて不動産との連携が大事

日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)
日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)

今回もこちらの本から、おひとりさまの住まい方についてご紹介しますね。

 

これまでの一人暮らし世帯用につくられた安っぽい賃貸住宅は、今後どんどん需要が減っていく。

若い一人暮らしに人気のある東京の中央線・高円寺駅周辺でも、近年ワンルームの家賃が低下しており、6万円だった家賃を5万円に下げたり、中には4万円という物件すら出てきた。

もちろん30年ほど前に建てられた古いワンルームである。

若い一人暮らしでも、古いワンルームを好んで借りない時代になったのだ。

 

三菱総合研究所の調査では、年齢、性別にかかわらず、持ち家に住んでるおひとりさま全体の3割以上の人が中古住宅のリノベーションに関心を持っており、一人暮らしに限ってもやはり約3割が関心を持っている。

 

また、性能の良い住宅を求めるおひとりさまも多い。

三菱総合研究所の調査によると、ほぼ年齢、性別にかかわらず、6割から7割が「断熱がよい、感情のよい家に住みたい」と回答している。

「耐震性能がよい家に住みたい」もほぼ8割から9割である。

 

中古分譲住宅については、リノベーションを前提とした仲介業者が望まれる。

現状では、仲介業者がセンスの悪いリフォームをしてから販売することがほとんどであるため、消費者を満足させることができず、結局値下げ販売しているようである。

私の住んでるマンションでも、中古をリフォームして2680万円で売り出された物件が、最終的には1580万円にまで下がってから売れた。

実際は1300万円くらいまで値切られた可能性もある。

これでは業者にとってもほとんど利益はない。

もしかしたら損である。

それくらいなら、リフォーム前の状態で売り、客からリノベーション工事を受注したほうが無駄がないだろう。

 

一人暮らし=ワンルーム、若者、賃貸用物件

これからこの図式は成り立たず、家族世帯と同様の性能やインテリアが求められるのですね。

 

お客さまの層も変わっていくでしょうが、求められる住まいのレベルは家族向けと同等ですから、戦々恐々と構える必要はないかな。

 

施主が家族から単身者に変わると予想されるのは、よりエッジの効いた、独創的な住まいが増えてくること。

 

家族同士で妥協点を見出す必要がなく、住まい手本人のみの希望を反映させることが可能になるのだから、これで造り手と息が合えば面白い住まいが増えてくるのは間違いなさそうです。

 

住まい手が一人だからこそ希望も家族同居より反映させやすいわけで、その自由を始めから奪うような「センスの悪いリフォームをしてから販売」じゃあ、そりゃダメよね。

 

おひとりさま主流時代には、不動産屋との連携がますます工務店や大工さんにとって重要になってきますよね。

今のうちから仲良くね〜

 

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2013年08月10日

おひとりさまも持ち家の時代

日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)
日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)

前回ご紹介したこちらの本に、住生活についても記載がありました。

 

これまでは一人暮らしというと若い人が中心であり、いずれは結婚したり子供ができたりして引っ越していくのが前提で、あまり設備のよくない賃貸住宅が供給されていた。

しかに何度も言うように、これからの一人暮らしは、40代や50代で増える。

子供が巣立ち、夫(妻)に先立たれて一人になるのではなく、ずっと未婚・一人暮らしのまま年をとったり、ずっと未婚・親元暮らしだったのが、親が亡くなり一人暮らしになったりするのである。

そうなると、一人暮らしだから仮の住まいでいいということにはならない。

おひとりさまたちは、死ぬまで一人暮らしであるのを前提に住まいを考えるようになる。

できれば持ち家を買いたいという人もいるし、賃貸でも設備の良いものが求められる。

親の家を相続した場合も、古くなった家を改装、改築する必要もでてくる。

 

三菱総合研究所の調査によると、40代〜50代の一人暮らしでは、男女とも持ち家の人が3割である。

現在持ち家でない人の中でも、今後は持ち家に住み替えたいという人が男性で15%、女性で12%いる。

つまり、40代〜50代のおひとりさまの4割くらいは持ち家に住む可能性がある。

そして、あと30年〜40年生きるのである。

だから、おひとりさまでも高い品質を住宅に求めることになるわけだ。

 

「家族」をキーワードにキャッチコピーを掲げている工務店さんなら、今後市場はおひとりさまが主流になるのを見越し、文言を修正したほうがいいかもしれませんね。

対象が家族でも夫婦のみでもおひとりさまでも、大丈夫なように。

 

既におひとりさまの住まいの工事をされたことがあるなら、お施主様に了解をとった上で「おひとりさまの住まい」であることを紹介時に説明するなど、今からできることはすぐに対策を打つといいでしょう。

 

現状それほどおひとりさまの需要はないと感じていても、市場が小さく専門的に扱う会社の数が少なく目立たないだけだと思います。

 

まだまだご紹介したい事例が記載されていまので、続きは次回に!

 

 

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2013年08月08日

主流が「家族」じゃなくて「一人暮らし」になったら、あなたの仕事はどう変わる?

日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)
日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)

先日ご紹介した「データでわかる2030年の日本」。

この著者の別の本「日本人は何を買うのか?超おひとりさま社会の消費と行動」を今回ご紹介しますね。

 

現在既に家族世帯数より単親世帯数が上回っているのはご存知ですよね。

これが2035年にはさらに単親世帯が増え、世帯の主流は一人暮らしになるそうです。

 

2035年一人暮らし世帯数2010年の一人暮らし世帯は1679万世帯だが、2020年には1800万世帯を超え、2035年には1846万世帯である。

未婚・離別・死別・子供が独立した人などが増えるためである。

逆に、2035年の夫婦と子供の世帯は1153万世帯。

世帯の主流は一人暮らしになる。

 

2035年年齢別一人暮らし世帯数2010年の一人暮らし世帯は20代だけで334万世帯、30代が260万世帯。

しかし2035年は、団塊ジュニアが60歳から64歳になり、50歳以上の中高年全体では372万世帯増え、1211万世帯になる。

一人暮らしの世帯の3分の2が50歳以上なのだ。

 

 

家族で生活する人の方が少なく、一人暮らし(それも50歳以上)が圧倒的に多くなる。

それもあと20年程度で。

これまでと様変わりする社会風景になってくるでしょうね。

 

「データでわかる2030年の日本」を読んでも感じました。

人口は増えるのが良いことで、みんな結婚して子供を持ち、家を持つのが当たり前、そう思い込まされた人生双六が戦後100年も持続しないとは・・・・

思ってもみなかったですね。

生きている間はこれまでと同じような状況が続くとばかり思い込んでいました。

 

それが真逆の方向に進んでいきそうで、既に統計にも表れている。

 

働き方や生き方そのものだって、社会の変化に伴い当然変わっていくでしょう。

なんてたって主流が「家族」じゃなくて「一人暮らし」になる。

これはすごいパラダイムシフトだと思います。

 

住まいはどう変わっていくでしょうか。

また次回、この本からご紹介しますね。

 

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2011年10月01日

「おひとりさま」の家づくり

graph01統計を見ると、ファミリー世帯とおひとりさま世帯が逆転したのは、2005年。

逆転したままその差は開き続けるとの予測です。

 

けれどまだまだ、市場はファミリー世帯を主にした情報発信が多く、実感としておひとりさま世帯の需要が増加していることを感じている造り手は少ないかもしれません。

 

既におひとりさまの市場で実績を積まれている設計士さんの、コチラの本をご紹介しますね。

「おひとりさま」の家づくり (新潮新書)
「おひとりさま」の家づくり (新潮新書)
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「おひとりさま」の3タイプ

実際の依頼件数としては、まだ私の事務所で設計を手がけている家の2割ほどですが、その印象はまことに強いものがあります。

「個」つまり、本当にひとりの人間の居場所としての家づくりが望まれているのです。

その要望は老若男女に共通しています。

女性も男性も「おひとりさま」はあいるのですが、女性の例で言うと、大きく3つのタイプがあるのです。

 

まず、夫を亡くした妻、いわゆる未亡人です。

夫が遺したある程度の財産、家や土地を持ち、さらに趣味や仕事を持っている女性です。

このタイプは非常に多く、そのために積極的に住まいを新たにする意欲、あるいはリフォームしたいという前向きな希望を持たれています。

 

2番目に目立つのが、近年、社会現象として生まれてきたと言われている、いわゆる「パラサイト・シングル」と呼ばれるような独身女性が独立する際の依頼です。

社会人になってからも親と同居していた彼女たちが、いよいよ独立を思い立ったとき、あるいは親が亡くなったことで、ひとり暮らしをすることになったのをきっかけに、家づくりやリフォームを考え始めるタイプです。

彼女たちの場合、未亡人の「おひとりさま」と比べても、住まいに対する意識、あるいは希望が非常にきらびやかなのです。

派手なだけにより際立って見えると言ってもよいでしょう。

 

3番目は、社会の中で自分の世界を築きあげている、まさしく「個」として自立している女性です。

離婚して、自ら独立して暮らしている方や、企業の経営者やお店のオーナー、あるいは自由業など、いずれにしても生活力があり、非常にインディペンデントな意識の持ち主です。

それだけに自分の城として、また、インディペンデンな生き方の象徴として家づくりを求めるのです。

あるいは自身が戸主である意識が強く、未亡人以上の孤独感からか、家を衣服のように考え、自分にぴったりの殻を求めるような女性で、また現実にそうできるのです。

 

おひとりさまの女性には、大きく3タイプあるのか・・・

頭の片隅にでも入れておき、実際にそういうお客さまをイメージしておくといいですネ



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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


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