|―感性を磨いて現場に生かそう

2014年12月20日

今の若手男性の感性は「女性」と同じ

リクルートが発表した住まい・飲食・美容・働き方など8領域の2015年のトレンドによれば、キーワードは「女性の社会進出による変化」だそうです。

住まい のトレンドは リノベパーティ みんなで楽しく部屋を作り上げる新しいスタイルの登場


2015年は雇用機会均等法の制定(1985年、86年施行)からちょうど30年。

30年を経て、「女性躍進の推進に影響を受けた新しい価値観」が、経済にも大きく波及してきたということでしょうかね。


前回からご紹介している女性を活かすための数々の具体例が書かれたこちらの本ですが、男性についてこんな記載があります。


男性と女性は本質的な違いがあるだけでなく、感性や考え方も正反対です、男性の常識は女性の非常識、女性の常識は男性の非常識であることを理解しなければなりません。

それを理解しないで、男性の常識や感性をそのまま女性に押しつけようとするからうまくいかないのです。

これは会社のマネジメントでなく、恋愛も同じです。

男性が女性心理を理解せずに、無神経なことばかりするから女性は不機嫌になる。
男性はまず、「自分の常識は女性には通用しない」と肝に銘じる必要があります。

しかし、同じ女性なら女性心理や感性を理解でき、女性をマネジメントできるというわけではありません。
マネジメントするためには、それ以外に野心や気遣い、人に伝えるコミュニケーション能力が必要です。

また、今の若い男性は中年以上の男性とは感性や考え方が違ってきています

子供が多かった昔は、一番下の子にお母さんのエネルギーがいくので、上の子供たちはほったらかしで、男の子は近所のおじさんやお兄さん、ガキ大将を見て大きくなっていました。

だから、男性の感性が身についていたのです。

しかし、今は子供が少ないので、お母さんの目線が常に子供に注がれ、大きくなるまでずっとそばにいます。

つまり、男の子もいつもお母さんと一緒にいてお母さんの言動を見て育つので、お母さんの影響を強く受け、考え方や感性が女性に近いものになっている。

これは内面的な問題で、「がっちりしていて男らしい」とか「顔立ちが女っぽい」といった見た目や外見とはまったく関係ありません。

昔はデートで男性がおごるのが普通でしたが、今の若い男性はデートでも割り勘です。
割り勘は女性の文化ですが、子供のころからお母さんが割り勘で食事するのを見て体で覚えているから、それが当たり前になっているのです。

また、新卒採用の際の面接で「ご両親の生年月日を教えてください」と質問すると、10数年前までは全員が「お父さんはいついつ、お母さんはいついつ」と答えました。

ここ数年は、お母さんから答える人が半数です。

お母さんから答えた人は、男性でも感性は女性ですから、「男だから」と男性の感覚で対応してもダメです。

部下の若手男性とコミュニケーションがとれず、マネジメントがうまくいかないのは、若い男性の中の「女性感性」に気づかず、無神経な対応をしているからです。

今は女性的な感覚、感性を持つ若い男性が増えていることを認識し、男女どちらの感性なのかをしっかり見極めて、女性的な感性の男性には女性に対するときと同じような対応をしなければなりません。

つまり、男性女性を問わず若手社員を戦力化して活性化していくためには、女性心理を理解し、女性の資質に合わせた対応をとることが重要なのです。



街を歩いて観察してみても、このごろの若い男性ってすごくオシャレ。
そして清潔。

外見からして女性感性を持つ男性はどんどん増殖してますねぇ。

これが良いか悪いかという判断しがちなのが男性感性かもしれませんので、それは止めておきましょう

女性感性をどう受け止め経営に活かすのか。

この視点で
「女性躍進の推進に影響を受けた新しい価値観」の今後も、躍進していきたいものですね。


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2012年05月15日

違いのわかる男性が増えてほしい

男性と女性の感じ方の違いについて、その差を体感してもらうためには、手っ取り早いのはテレビ番組で比較してみること。

先日もそんな話を工務店さんにしたら、参考になったと喜んでもらえました。

 

男性的な特徴が良くわかるのは、「プロジェクト(番組終了)」「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け

女性的な特徴が良くわかるのは、「グランジュテ」「グータンヌーボ(番組終了)」「写ねーる

 

男性的な番組では、どれだけ周囲から抜きんでて一番になるか、そして影響力を得るか、実に男性らしい人物の追い方がよくわかります。

ひたむきで孤高であることに賛辞が送られることが多いですよね。

 

女性的な番組では、数名のゲストが仲良く共感しながら話がアチコチに飛び、結論は特に出ず、「あー楽しかった」でエンディング。

私の秘密は、、、、とっておきは、、、、とゲストそれぞれが何かを暴露(でもたいしたことじゃなかったりする)で盛り上がることが多いですね。

 

番組単体を見ていると気づきにくいことも、比べると実によく男女の感覚の違いがハッキリ出ますよねぇ。

 

男性にはこういった女性的な番組を見てもらい、「私が人生の主人公、ヒロイン」であるという女性の気持ちを知っておいてほしいです。

 

私が経験したこと、感じたこと、に重きをおく気持ち。

私と関係のない人や事柄には共感しにくい感覚。

私が何を感じるか、思うかに興味を持ってくれる相手に興味を持つ傾向にある。

「会社が」「上司が」という主語の出番は、女性の場合、男性よりあきらかに少ない。

「旦那が」「子供が」という家族が主語になるのは、圧倒的に女性が多い。

 

この「私が」という感覚がわかると、女性にいきなり商品説明中心のセールストークをすると「馬の耳に念仏」な状態になることがよくわかるはず。

一般的には、とか、世界的にはとか、大きい単位の社会の影響を謳っても、自分の生活にすぐにはピンとこないので、そういうアピールの仕方はポイントがずれているとも思います。

 

 

男性が男性的な番組を見て、これが正解だと突っ走ると偏った道をひた走ることになるので要注意。

逆もまた然り、ですね。

 

感覚の違いは理屈じゃないので、色んなサンプルを見て自分にない感覚を養いましょう。

くれぐれも、相手が女性なら○○すればいいんでしょ、という風に単純に受け取らないでくださいね。


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2010年12月11日

色からバリアフリーを考える

人の心は「色」で動く (知的生きかた文庫)
人の心は「色」で動く (知的生きかた文庫)
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色について、こんな面白い本を読みました。

 

どの話題も面白かったのですが、住まいに関する話題をご紹介しますね。

 

高齢時代-「人間を幸福にする色」とは?

 

年を重ねると、刺激に弱くなるだけではありません。

眼球(水晶体)が濁ってくるために、モノがかすんで見えたり、ぼやけて見えたりするようになります。

これが病的な状態なると白内障と診断されるのですが、80歳以上のほとんどの高齢者が、何らかの形で白内障を発症していると言われています。

 

白内障が進行していくと、風景が黄色や茶色のフィルターを通して見たようになり、微妙な色の違いがわからなくなっていきます。

超高齢者社会に向けて「バリアフリーのまちづくり」が至るところで行われていますが、その基本として、明暗差をはっきりさせたり、彩度の差をつけたりする必要があるのです。

 

たとえば、階段のヘリや道路と歩道の境目には明暗差のある色を使わないと、高齢者は認識できません。

注意を喚起するための文字についても、地の色と文字の色との間で、明度や彩度、色合いを大きく変える必要があります。

 

店づくりでも、おしゃれなデザインをしたつもりでも、薄いベージュに茶色い文字を書いてしまうと、色合の差が少ないため、見えにくくなってしまいます。

とくに、高齢者を対象にした商売をしているなら、そうした配慮も欠かせません。

 

一時、JRにある駅にかかっていた時計がモデルチェンジをして、文字盤が黄緑色で、文字が緑色という不思議な取り合わせの時計が登場したことがあります。

高齢者には見づらいだろうなあと思っていたら、案の定、文句が出たのでしょうか。

1年くらいしたところで、もとの白地に黒文字という時計に戻りました。

 

町だけではありません。

高齢者のいる家庭では、内装にもちょっとした配慮が必要です。

 

たとえば、高齢者は畳のちょっとした角や布団に引っかかってつまずいてしまうことも多くあります。

変な転び方をすると、もともと弱くなっている骨が折れてしまい、そのまま寝たきりなどということになりかねません。

 

家づくりでもバリアフリーを目指すなら、畳のヘリの色やふとんの色などにも、明度や彩度の差をきちんと出すことが重要です。

 

色からバリアフリーを考えたことがなかったので、新鮮でした。

「明度と彩度の差をきちんと出す」ことが、大切なのですね。

 

 

バリアフリー工事をされているビルダーさんは、色のバリアフリーも考えて工事してるのかな??

もしそうでないなら、ぜひ「明度と彩度の差をきちんと出す」ことを念頭に、バリアフリー工事をされてくださいませ。

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2010年11月23日

元気のある工務店さんは・・・

日経 TRENDY (トレンディ) 2010年 12月号 [雑誌]
日経 TRENDY (トレンディ) 2010年 12月号 [雑誌]
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日経TERNDY12月号で発表された2011年ヒット予測の、16位に「古民家グループステイ」が入っています。

 

古民家を1棟借りて、他人に気兼ねせず自然を満喫。夜は家族や仲間と囲炉裏を囲んでゆっくり過ごす。

こんな新しい旅行スタイルが定着しそうだ。 

日本には築100年以上たち、空き家となった古民家が各地に点在する。

地方自治体や町づくりのNPO団体、不動産や旅館などの民間企業、個人農家といった幅広い関係者が、これらの古民家に着目し、民宿として活用し始めた。

 

 

先日大阪で連れて行ってもらった縄文カフェでも感じましたが、便利さを追求する社会になればなるほど、不自由さに価値がおかれ、そこにお金を払ってでも体験したいという人が増えますねぇ。

 

このカフェはすごく寒く、携帯の電波も入らない場所でしたが、賑わってました。

 

 

家づくりも同じような話が、工務店さんから聞こえてきます。

 

暖炉を設置するお施主さんが増えており、薪の準備など面倒なことに新鮮さを感じてくださるとか・・・

 

面倒や手間をかけるような場所が少なくなった昨今、その工務店さんはそこに価値を見出してもらう住まいの提案で、お客さまの評判が良いそうです。

 

便利さ追求型の提案をされる他の工務店さんとは一線を画すため、あまり比較されないようですよ。

 

暖炉だけじゃないですが、なにかを設置すればウケが良いとか短絡的な発想ではなく、住まうことの本質を考えると自然とそうなった、という無理のない提案が、評判やクチコミを呼ぶそうです。

 

 

技術やデザインの提案よりも、住まい方・暮らし方・生き方の提案をされている工務店さんのほうが、断然元気があるように感じます。

 

そういう工務店さんは、自分自身でも生活を楽しんでらっしゃいますね。

 

日々の気づきや感じることが、仕事でも活かされているからでしょう。

 

結局それが、時流に乗れる秘訣でもあると思います。

 

自分の身体で感じたことをお客さまにフィードバックできるようになるのって、とても大事なこと。

 

忙しさにかまけず、毎日を丁寧に暮らし、感性を磨きたいものですネ

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2010年07月29日

あなたからの発信を待っているお客さまは、必ずいます

時折り、私のやってるコーチングへお試しをお申込みくださる工務店さんがいらっしゃいます。

 

お話を進めていくとどの方の場合も、「もったいない」という感想がいつも口に出てしまいます。

一人として、なにかが足りないという方はいらっしゃいません。

 

それだけ、どの方もこれまで歩まれた軌跡には、その人ならではの素晴らしいところがたくさんあります。

 

ただそれに、ご自身が気づいていないだけなんですよね。

 

だから「もったいない」、と言わずにいられないんです。

だって自分で気づかないから、それを表現しようという発想もないままなので・・・

 

表現する、その手法についてたくさん本に書かれているので、体得はそれほど難しくないと思います。

 

でも何を表現するか、表現するに値することはなにか、を探るには、自分で自分を客観視する訓練が必要になるでしょう。

 

素晴らしいところは人それぞれですから、隣の人と同じこととは限りません。

 

この業界にいるので、つい技術的なことで素晴らしいところ、と思うかもしれませんがそうとも限りません。

 

思い込みを捨て、謙遜や卑下もさて置き、自分で自分の好きなところ、誇れると思えること、気に入ってるところ、を探し出してみてください。

 

他人の悪いところは自然に目に付きますよね。

それと同じで、自分の良いところを自分で気づくようになれると、いいですね。

 

目に付く方向が異なるだけで、やってることの本質は同じですから、あとは習慣づけできるかだけでしょう。

 

自分で自分の素晴らしいところに気がつければ、あとはそれをどう表現していけばいいか、だけ。

この先はコツを掴んで表現を続ければいいので、そこそこのノウハウ吸収と、持続性を養う段階に入ればいいのです。

 

 

とかく悪いところを探し出してどうにかしようとする社会ですが、それでこんなにストレスが多く、ギスギスした雰囲気なのだから、もういいかげんやめればいいと思いませんか?

 

元々神様でもない人間のやることに、意図せずとも悪い面が生じるのは仕方がない。

それを追求し続けても、永遠に終わりのない不毛なあら捜しになるだけではないでしょうか。

 

改善すべき点は、自分ももちろんたくさんあります。

ですがそれは、自分の良いところを伸ばす過程で行えばいいことで、欠点を突きながらやったら、心がいつか折れてしまうと思うのです。

 

せっかくの良いところ、素晴らしいところを自信を持って表現できない方々が多いのには、こうした背景がある気がしてなりません。

 

それがゆえに、めぐりあうべきお客さまとの出会いを逸しているようで、もったいないです。

 

もっと一人でも多くの造り手が他人の悪いところより、自分の素晴らしいことに目を向けて、どんどんそれを発信してほしい。

 

ご自身でそのやり方がわからなければ、私がお手伝いもできます

 

できるかたは遠慮せずに、自分の素晴らしいところを一つでも多く探し出し、どんどん表現してくださいネ。

あなたの発信を待っているお客さまは、必ずいますから。


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2010年05月27日

違和感は成長どきのサイン

最近なにかが違うような気がする・・・

 

そういうビルダー・工務店さんがこのブログに辿り着かれることが、間々あるようです。

 

価格競争に疲れた、お客さんを落とそうとするやり方に疑問を感じるなどなど、心が疲れてしまったのかな・・・

 

そういうときって、実は次なる成長のタイミングだよというサインだったりしますね。

違和感を覚えたり、楽しかったことが楽しめなくなったり、周囲と話が噛み合わなくなったり、同じことがこれまでと違うように感じ始めるときは、新たな成長のステージへ自分を押し上げる良い頃合です。

 

そういうときは得てして新しい出会いがあったり、既に知っている人と、これまで話さなかったような深い話ができたりと、何かしら変化も訪れてくるようです。

 

そんなときは流れに逆らわず、かといって過去を悔まず、自分を成長させられるようじっくりご自身の内面と向き合うといいでしょう。

 

 

勉強会のときなんかにはよくお話させてもらうのですが、時代にもエネルギーがあります。

20世紀までは、戦いや競争といった男性性が強調されるエネルギーが強かった。

けれどもう21世紀に入ってからは、女性性エネルギーの時代なんですね。

 

女性の時代じゃなくて、女性性ですヨ。

 

女性性のエネルギーで代表的なものといえば、強調、協力、調和、といった男性性の攻撃的要素の強いエネルギーの逆になります。

 

男でも女でも、私たち人間には男性性と女性性の両方を持っているもの。

 

そのどちらか一方に比重を置いてアクセルを踏むか、バランスよく生きているかは、人によりますが・・・・

 

時代のエネルギーが変化してきたということは、男性性に強くアクセルを踏んで生きていると、逆行していることになりますので、精神的にもしんどく感じるでしょう。

 

かといって女性性にアクセルを踏み込みすぎても、まだ男性性エネルギーが消滅した社会ではありませんので、これまたしんどいと思います。

 

ようはバランスがとても大事なんですね。

自分の中にある男性性も女性性も、どちらのアクセルもバランスよく表現していきたいものです。

 

 

だから次なる成長のために自分をみつめる時期は、自分の軸がバランスを崩していないかも振り返えるといいですよ〜

 

辛い、しんどい、重たい、という気持ちは、何かのバランスを崩しているサインでもありますから。

 

 

住宅業界全体を見ると、エネルギー的にかなりバランスを崩してしまった状態がずっと続いていますねぇ。

そのせいもあって閉塞感が漂っているのでしょう。

 

そこを理論やノウハウでどうこうしようとしても、たいして変わらないんですよね。

 

決定的に変えたいなら、一人の一人の心を成長させるしかないんですが、まぁ一番触れたくないとこでもありますね(笑)

 

自分はそんなこと必要ない、と思う方もいるでしょう。

 

 

変えたいと本気で願うかたは手助けできますが、そうでない段階なら、そのままどうぞ走ってくださいとしか私も言えないなぁ。

 

きっとこのブログに辿り着くかたは、本気で変わっていくことのできる強さをお持ちなはず。

 

周囲のことは気にせず、ご自分のペースで焦らず成長されていかれてくださいませ。

 

私も道半ばでありますので、共に支えあいながら成長を続けてまいりましょう。

どんなに遅かろうと成長を止めないように・・・・


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2008年07月29日

実践コミュニティの場をいかに形成するか

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)

こちらの本を紹介するのも今回で終了となります。

(この感性シリーズにお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました)

最後に、今まで紐解いてきた感性社会でビジネスを楽しく継続するには、小阪先生は「実践コミュニティ」の「場」に参加することだと言われています。

 

消費感性から感性社会への変化と共に、教育法の主流であった「ティーチング」の限界が見えてきたようです。

 

ティーチングは知識を持った先生が、持たざる生徒にそれを教える教授法だ。しかも、ことビジネス社会でいえば、ティーチングできる知識とは、「これをやれば必ずこうなる」という類の知識である。

ティーチング可能な知識がまったく役にたたなくなったわけではもちろんないが、それだけでは今日のビジネス社会に足りなくなっていると感じないだろうか。

 

いずれにせよ、いわゆるマニュアル化できない状況があらゆるビジネス現場に訪れているわけだが、こういった環境の中で強力に力を発揮するのが、「実践コミュニティという場への参加」という学び方である。

こうした「場」に参加することでそこで自然と行われる仲間との対話の相互作用により、理解の深化がもたらされる。

 

人々の感性の変化同様、学び方もそれに適するようこれから変えていく必要がありそうです。

今のところまだまだ講師が一方的に参加者に解答を教える形式の学びの場が、多いですよね。

参加者全員の知識や経験をフルに生かせば、講師一人だけのそれに頼らなくとも、もっと素晴らしい発想ができるかもしれません。

そんな機会を損なうことなく、そして色んな人の知恵を出し合えるような実践コミュニティの場に参加したいものです。

 

この本を読んだことも手伝い、以前からそういった「場」を作りたかったので、私はスカイプセミナーをやってみました。実践コミュニティは1回で終わるようなものではありませんので、継続してできるようにもしたかった。

幸いインターネットのお陰で、スカイプを使って距離を超えて簡単に対話が可能になりました。

実際に自分でやってみて、これは良い!と実感しています。

同じ業界で仕事をする仲間が対話を通し共に成長していくができる、からです。

 

ただしこうした実践コミュニティの場を形成・継続するには、やはり工業化フレームから抜け出さないといけませんね。

工業化フレームが強いとどうしても我を張って競争意識が前面に出てしまうので。

コミュニティが足の引っ張り合いにならぬよう、人としての成熟さも求められるでしょう。

 

感性社会に適した学びの場を形成し、楽しくビジネスしてまいりましょうネ。

 

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2008年07月24日

感性情報デザインの匠になる

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)

小阪先生は感性情報をデザインすることに慣れたら、匠を目指そうと薦めています。

 

感性情報デザインには、“飛躍”が期待されている。

お客さんの側からいえば意外性、デザインする側からいえば飛躍と呼ぶべきものである。

自分が得た情報をもとに、誰でもアウトプットできるような情報をアウトプットしている段階では感性情報デザインの匠とはいえない。「なぜこんな情報からこんな案が」という飛躍があればこそ、お客さんは感動するのである。

コンピュータはぶっ飛べない。飛躍の思考は人のものだ。

ぶっ飛んだ解をどれだけ出せるのかが「人の仕事」のカギとなるのだ。

 

この「ぶっ飛んだ解」を出すのは、段階を踏んで訓練すれば誰でもできるそうです。

 

1段階:感性社会のフレームをもつ

2段階:行動する

3段階:行動量に基づいて知量を増やす

感性社会で通用する知恵には、経験から身につけるしかない知恵があり、その蓄積の結果、得られた知量がものをいう。

 

工業化フレームからに抜けられないと、経験している時間がもったいない、早く解答をちょうだい。

という発想になるでしょう。

それでは「ぶっ飛んだ解」は出せるはずもありませんね。

行動=経験に価値を感じ、実際にその積み重ねから「ぶっ飛んだ解」を出し、それをお客さまに感動いただく。

そういう過程を経て匠へと成長していくのでしょうね。

それにはやはり、日々行動あるのみ!

 

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2008年07月19日

感性情報をアウトプットし続ける

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)

お客さんも自分も、誰しも目まぐるしい勢いで変化していく感性社会において、それに対応すべく小阪先生は

「感性情報をアウトプットし続けよう」と提唱されています。

 

自分なりに「こうかも」と思えるPOPDMを書いてみるとか、「こうかも」と思って商品構成を変えてみるとか、やり方はいくらでもある。とにかく考えただけで終わりにしないで頭の中で悶々としていないで、出してしまうのである。

アウトプットを積み重ねるだけでいい。どうかこの作業を自分の仕事でやってみてほしい。自分の中に漠然としてあるものを、整えて人に見せて評価を受ける。「評価を受ける」とは、売上につながったかどうかをチェックしたり、文字通り受け手の反応の変化を見たり聞いたりすること。そうした評価を受ける前提で情報をデザインして外に出すことが重要だ。

 

このアウトプットは、あなたを飛躍的に伸ばすだろう。ここで言うアウトプットを認知科学では「外化」という。

「外化」とは、頭の中で考えていることや、体験によって漠然と得たこと、理解したつもりになっていることなどを、他者に説明するために文字通り外に出すことだ。

具体的には文章にしたり、図に表現したりすることである。これが人の創造性を伸ばす効率的な方法とされ、脚光を浴びている。想像豊かな人を育てるのに外化が効果的であることは専門の研究で検証もされている。

 

ブログを継続されているなら実感としておわかりでしょう。

記事にして自分の事を書く、ということはこの「外化」に他なりません。

ブログ開設前と開設後では、情報の取り入れ方、その理解の仕方が変化してきていませんか?

一度「外化」を始めると、「これは記事に使えそうなネタだ」「このPOP、うちでも真似してみよう」

など、自然と「外化」を意識しながら過ごすようになっていくと思います。

これが感性社会においてますます重要な過ごし方。

もちろんこうして過ごしても一朝一夕に感性が研ぎ澄まされるわけではありません。

時間がかかります。

また「外化」の数もこなさないと上達もしません。

 

だから私自身もブログを継続しているし、ビルダーさんにも薦めているわけです。

常に変化していく感性社会では、日頃の研鑽なくして望む結果が得られるはずもない。

それがわかっていれば、これさえすれば売れる なんて売り文句にフラッとこなくなります。

何かを自分に売ろうとしている人たちをよーく見てみましょう。

彼らが継続的に発信している、「外化」を促進するような努力をしているかどうか。

お客さんも日々変化しています。

あなたも日々変化しています。

これからも常に変化し続け、その変化に対応して結果を得るには、日々研鑽する他ありませんね。

 

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2008年07月17日

「感性価値の時代へ」セミナーに行ってきました

「感性価値の時代へ」という新建新聞さん主催のセミナーに行ってきました。

副題に「商品開発・販売戦略・広告宣伝の新トレンドを考えるセミナー」とあったので、わかってないかもなと感じましたがその通り。

トレンドを持ち出す時点で感性を流行手法のように扱っている感じがします。

もう何回も記事にしてますので、おわかりでしょう。

これは工業化フレームの考え方なんですよね。

 

棟数を追う経営をする限り、感性を持ち出してもそれは手法に成り下がるだけで、本質を捉えてはいません。

最初に数を掲げて販売するのだから、大事なのは数。

でも数は結果なんです。

もちろん経営を成り立たせるには数を請負わなければ回りませんが、最初に数ありきでは、何を取り入れようと売り文句に終わります。

本気で感性を生かしたいなら、経営方針の掲げ方を見直さないと難しいですね。

まぁこれが一番の難関なんですけど・・・・

地場ビルダーさんのように小回りが利くうちは社長の腹一つでなんとでもなりますが、そこそこの組織規模になると無理かもしれません。

今回のセミナーでも取り組み事例を聞きましたが、本質を捉えてないので「なーんだ、こんなもんか」というのが正直な感想です。

むしろ常日頃からコツコツ積み上げている地場ビルダーさんの方が、感性を生かした仕事をされていると思います。

もっとちゃんと本質を捉え、ますます厳しくなる市場で軸をぶらさず、楽しく世の中に貢献できる家づくりができる道を模索しようよ!

と強く思ったのでした。

 

ってことで緊急企画、「これからの工務店経営提言とそのコーチング」セミナー をやりま〜す。

どうも前向きに方向性を見出せる情報が少なく悲観的になりがちなこの頃。

どこに向かって何をどう頑張ればいいのよ、という問いに提言してみたいと思います。

常々エコに活動しようと努めておりますので、セミナーも参加者さまの移動にかかるCO2排出のなきよう、スカイプにて行います。

自分のパソコン前でくつろぎながら、明日からの取り組みを思い描いてくださいませ。

詳細が決まりましたら、またお知らせさせていただきますネ。

 

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2008年07月15日

結果データから長期的視点で読み取る

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)
伝えたいことがいっぱいあるので、まだこちらの本から引用しながら記事にしております。

あと少しなのでどうぞお付き合いくださいませ。

 

感性社会において小阪先生は現象・データから何を読み取るか、その重要性をこう言っておられます。

 

情報社会においてデータの収集は容易だ。今、インターネットで検索すれば有償無償の情報を含めてあらゆるデータが瞬時に手に入る。情報を収集すること自体は難しい世の中でなくなったが、問題は、集めた情報をどう読むかなのである。

 

現象やデータを収集・分析する際に今後注目すべき点がある。それは、異様な出来事に目を向けることだ。あまたの現象やデータの中から、異様な出来事や異常値を探すのだ。そして「どうして今日突然これが売れたのか」「どうしてこの店だけでこれが売れたのか」を考える。ここに可能性が潜んでいる。

 

チラシの配布やらブログ、見学会開催など何か行動した際に、ビルダーさんには必ずその結果データを記録しておくことをおススメしています。

行動が増えればその結果データも溜まりますよね。

大事なのはその結果データから何を読み取り明日へとつなげるか。

 

口で言うと簡単なのですが、ここは相当大変です。

というのも、結果から読み取る以前に

「○○でなければいけない」

と、思い込み先行で行動してしまっていることが多いから。

 

例えば「前回の見学会は○組も来たのに今回はその半分もない。これは失敗だ」

と決めてかかっていると、冷静に結果データから明日へとつなげることを読み取れません。

ややもすると「もうやっても意味がない」と早々に諦めてしまうことにもなります。

 

だからデータというのはある程度の長期に渡りに取らないと、読み取れるものも少なくなります。

一度何かをやっても思うような結果が得られないからもうやめた。

そしてまた次も何かしたけどまた結果が出ない、もうやめた。

こんな一発屋さんみたいにあっちもこっちも行動するより、1つのことを長期的に実践し結果データを積み上げる方が、次にするべきことが見えてくるんですよね。

 

うさぎと亀の物語と同じです。

着実に積み上げた者が、最後は確実にゴールできるんですよ。

わかっていても資金繰りの心配もあるので、つい目先の結果から短絡的に判断しちゃうのが経営者かもしれません。

そういう場合は長期的視点から結果データを読み取れるスタッフを大事にし、焦る気持ちとバランスを取りながら明日への取り組みを検討されてください。

どうか一発屋にならないように・・・・

 

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2008年07月10日

あなたの「道」はなんですか?

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)
こちらの本を紐解き始めてすぐにお気づきになった方も多いように、感性社会では自分軸である「道」が問われます。

 

感性社会で問われるものは「道」である

道には信念も含まれるし、哲学も含まれる。ミッション、使命という言い方もある。人によってはライフワークというだろう。

あるいはもっと噛み砕いて、何をお客さんに伝えたいか、教えてあげたいか、どんなことをやっていきたいかということでもいい。

それをわたしは「道」とよぶ。感性社会では「道」が問われるのである。

 

もちろんそれぞれの「道」にノウハウや正解なんてものもなく、自分自身で「道」を探し確立していかねばなりません。

もし確固たる「道」といえるものがまだない場合、小阪先生はこんな探し方を推奨しています。

 

では、その「道」なるものをどうやって探せばいいのだろう。

それは簡単だ。動けばいいのである。動きながら考える時代なのだから。そうして失敗することもあるだろうし、ときに道を踏み外すこともあるだろう。しかし動き、考え、また動いていけばそこに道が現れてくるのではないだろうか。

 

自分なりの「道」、ぶれない軸を持つというのはとても大変なことと思います。

特に経営者は、目先の利益と「道」を貫くのかどちらか選択を迫られる事態に遭遇することも多いでしょう。

そういう選択の積み重ねを経て、確固たる「道」につながるんですよね。

失敗しないとわからないこともありますので、小阪先生のいうように動きながら修正を重ね、「道」を確立していきましょうね。例えば、

 

山田工務店道

山田太郎道

 

こんな風にご自分の会社名や名前を入れて、現在のあなたの「道」がなんなのか書き出してみてはいかがでしょう?

自分にはこんな信念がある、これをどうしても伝えたい、そういう強い気持ちがありますか?

一般的に老舗といわれる店や会社は、この「道」の持ち方がとても強い。

なぜ長く商売が継続できているのか、成功しているのか、かれらの持つ「道」とは何か。

そんな視点から観察し、ご自身の「道」確立のお手本とされてください。

 

ちなみに私、ビルダーナース道は、

「結果を出したいならば「道」を確立しよう!」です。

軸が定まれば向かう先が明確になり迷わす進め、結果は必ずついてくる。

そう信じていますし、実際そうです。

どれだけの知識や技術も、自分を強く信じられないようではそれを生かしきれません。

自分を信じられなかったら、他人も信じられません。

そう強く実感してきました。

だから、この「道」確立をサポートするのが自分の使命だと思っています。

 

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2008年07月03日

感性は絶え間なく変化する

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)

「それってじゃあPOPを作ればいいんですよね」

「それって付加価値のことですよね」

小阪先生が感性社会のご説明をされるとあとで決まってそう質問されるそうです。

すぐに答えを出して、これが正解でこれをやればうまくいくと思い込むのは、工業会社会のフレームで相変わらずものを見ている人の発想。

感性社会の現代においては、絶えず人の感性は変化しています。

だから「今日の解は、明日の解ではない」わけです。

 

では感性が変化するとは、何がどういう状態なのでしょう。

小阪先生はこう説明されています。

 

今この本を読んでいるあなたは、頭の中にある意味解釈をおこなう情報系(日本語の語彙や文法、あなたの過去の体験・知識など)に基づいて読んでいる。そして読み進めるうちに、またあなたには新たな情報が加わる。知識も増えるかもしれないし、読んだことがきっかけで、今抱えている課題に関して何かいい案が浮かぶかもしれない。それがあなたの情報系自体が変わっていくということだ。そしてあなたがこの本の感想や、自分が読み取ったポイントなどを他の人に伝えれば、その人の情報系もまた変化していくのである。

目の前で見たもの聞いたもの、味わったものなどをとらえ、解釈し、さらに自分の中に取り込んでいく。私という人間でいえば、私の中に蓄積されたもの。その情報系は、例えば今年も花見をやることで更新され、更新された情報がまた新しい情報を受け取る。こうして人の感性は絶え間なく変化し、育っていくのである。

 

日々の暮らしの中で経験している出来事の積み重ねが、感性を育てているということなんですね。

目の前で見たもの聞いたもの、味わったもの 即ち経験が多ければ多いほど、自分の中の情報系の回路ができあがり、ふくらみ、成長していくってこと。

 

業界に限らず現在成長を阻む大きな要因は、感性を成長させる経験を合理化の名の下にそぎ落としてきたからではないでしょうか。

1日24時間と物理的に限られた中で目の前で見たもの聞いたもの、味わったもの の経験数を増やすなんてたかが知れています。

それでもお金に繋がらないことはやっても無駄と合理化してきた結果が、これ。

毎日のニュースにいつからこんなに凶悪事件が入れ替わり立ち代り報道されるようになったのか。

 

朝起きて顔を合わせた家族に おはよう と挨拶し微笑む

ゆっくりお茶を煎れて一息つく

でかけたついでに綺麗に咲いている花をちょっと遠回りしても眺める

 

こんなことでも目の前で見たもの聞いたもの、味わったもの なんですよね。

それを金にならない、時間の無駄と切り捨てることは、工業会社会のフレームでの見方です。

当然感性は育まれませんね。

 

感性社会だからというわけではないですが、日々目の前の出来事を大切にしたいです。

経験させてもらっている、そういう気持ちで一瞬一瞬を過ごすことが、今求められている気がしてなりません。

 

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2008年07月01日

感性情報をデザインする

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)

私たちは家というモノを扱う産業に身を置いているのではなく、家を通してお客さまに様々な感性情報を発信する立場にあります。

ここまでは前回までの小阪先生の説明でだいぶ理解できましたよね。

次はその感性情報をどうやってビジネスの現場で使えばいいのか、です。

それには小阪先生は「感性情報をデザインする」ことが重要だと言っています。

 

感性情報のデザインが、ビジネス現場における価値創造の成立に欠かせない。価値創造のために「感性情報をデザインする」とは、消費者の心の中の変化を起こすために、「どういう情報をどう構成すればいいかを考える」ことである。

 

この情報の構成の仕方は、小阪先生の前作を紹介した際に具体的に住宅業界用に置き換えて説明した記事があります。

そちらをじっくり読み返していただくと、何をしたらいいかわかると思います。(連続記事のため関連記事が複数ありますが、読み返していただくと理解が深まります)

本もまだ読まれてない方は、こちらも併せて読むとより理解できるはず。

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング

われわれは今仕事上で、感性情報をいかにうまくデザインできるかを問われている。

あなたが今どんな業種についていようと、会社の規模が大きかろうが小さかろうが、扱っているものがモノであれ、サービスであれ、働いている場所が東京のど真ん中でも、遠く離れた離島であっても、それが問われているのである。

だからこそ、感性社会に適したフレームでビジネスの現場を見て、出来事やデータを分析し課題解決に取り組む時の基本的な見方は、「感性情報デザインがいかになされているか」ということになる。

 

「デザインする」と表現されるとたいそうなことに聞こえるかもしれません。

でも誰でも気がつくような、それでいて誰もやらないようなほんの少しの気づきや優しさの実践のことを指しています。

先生の著作にはたくさん事例が出ていますのでその事例を参考に、自分で日々実践してデザイン力を向上させたいところです。

これは頭で考えるより実践しないと身につかないでしょう。

私が実際にビルダーさんにアドバイスさせてもらうときにも、この点にポイントを置いています。

例えば、見学会開催時に記載した会場案内ルートは、実際に自分でそのルートを辿ってみて到達できたか。

ホームページの問い合わせ入力欄は実際に自分で入力して操作性を確かめたか。

など、お客さんの行動が止まらないよう、まずはお客さんになったつもりで連絡しやすいかを見直します。

こういうことも「感性情報をデザインする」ことに入るのです。

 

だから何か施策考案時は、その施策をお客さんが受け止めてくれ、こちらに連絡してくれるような行動を起こしてくれた時までの一気通貫した流れを、全体を見渡しながら考えることが重要ですね。

それが「感性情報をデザインする」という意味なんだと思います。

頭でわかっていても実際にやってみるのとでは大違いですよぉ。

「感性情報をデザインする」にはサービス精神や思いやり、相手の立場に立って物事を考える力も要求されます。

 

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2008年06月28日

感性情報を扱う産業としての心構え

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)
感性=高次情報処理機能という定義の中の情報について、小阪先生は以下のように説明されています。

 

情報というのは大きく言って2つの角度から論じられる。

1つは工学的な角度で、ビットで表される“量”としての情報だ。

もう1つは自分にとって「意味あるもの」として受け取れたもの。

 

感性社会においては、すべては情報と感性のしわざであると見る。情報と聞くと、紙に書かれたものや何かのデータをイメージするかもしれないが、話す言葉も情報だし、目に映るものすべて情報である。

 

レストランを例にすると、まずは味が決め手であることは異論の余地がないだろう。これは味覚を通じて感性に訴える情報だ。視覚から感性に訴える情報としては、壁の色や照明、その他目に入るものすべて。聴覚から感性に訴える情報ではBGMが代表的だ。触覚から感性に訴える情報では椅子のすわり心地や肌触りなどもあるだろう。

そのすべては感性に訴える情報に還元される。人はすべてを情報として入力して処理し、「おいしいね」「いい店だなあ」と感じているのである。

これら人の感性に訴える情報を「感性情報」と呼ぶ。

そう、実は意識する、しないにかかわらず、私たちの周りには、すでに感性情報があふれかえっているのである。

 

だから感性という高次情報処理機能に対応できるビジネスとして育てなければいけない。

すべてのビジネスはこういう領域に突入している。

今や全てのビジネスは、情報と感性のしわざで動く時代なのだ。

その意味では、全てのビジネスは情報を扱う産業なのである。

 

住宅という物理的に目に見えるものを扱う仕事をしていると、技術的に目に見える結果を追いたくなりませんか?

例えば性能が最たるものかもしれません。

小阪先生の説明からもわかるように、技術的なことさえも、お客さんからすると情報の1つとして処理されるんですよね。

そしてそれがお客さんにとって意味があれば、有益な情報としてインプットされるのでしょう。

 

だから気をつけなければいけないのは、いくら数字で技術力を証明できたとしても、お客さんにとって意味がなければ、その情報は通り過ぎるだけ。

証明する前に、お客さんにとって意味があることをわかってもらう努力が必要になります。

いわゆる意味づけ、動機付けが大事。

 

いくら情報を発信し続けても、お客さんにとって意味を感じてもらわなければ徒労に終わります。

私たち住宅業界に身を置く者も、この業界は「情報産業」であることを充分意識しましょう。

そして扱う情報、発信する情報がお客さんにとって意味を感じてもらえるよう考えることです。

お客さんには何が必要だろうか?

どんなことを知りたいだろうか?

何がわかれば不安感を拭えるだろうか?

 

お客さんの立場に立って考える創造性。

感性情報を扱うには、この目線が必要ですし、また絶えず磨かねばならないと思います。

 

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2008年06月26日

感性社会の特徴

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)

小阪先生は感性社会の特徴を以下の3つにまとめてらっしゃいます。

 

1、これをやれば必ずこうなるという決まりきった解答がなく、単一の解もないこと

2、今日の解は明日の解ではないこと

3、A社の解はB社の解ではないこと

 

私が強調したいことは、他社で成果があがったことを真似てはいけないということではない。何も考えないで真似てしまうことが、今日のビジネス社会において危険であるということだ

他社の成果やビジネス現場で起こるさまざまな現象を見るのは大いにいいことである。それは必要なことだ。そこで重要なことは、「考えること」。そして、さらに重要なことは、そうした成果や現象を見るときに「どこを見ることができるのか」だ。

 

そこで、フレームを変えることが重要なのである。先にお話した3つの特徴を持つ感性社会のフレームから成果や現象を見たとき、あなたは新たなに見えるものがある。それは目の前にある「結果」ではない。その「結果」に至るプロセス、「思考のプロセス」である。

 

ここまで詳細に説明いただいているので、ノウハウビジネスの賞味期限がなぜ短いのか、おわかりかと思います。

ノウハウは「結果」に過ぎず、そこに至るプロセスを学ぶ道具ではないからです。

だからもしあなたが他社の成功事例を聞いてすごいと思ったら、学ぶべきは「結果」ではなく「プロセス」です。

どうしてそれを思いついたか?

実行にどうやって移したのか?

その過程でどんな困りごとが発生したのか?

やってみて周囲の反応はどうだったのか?

やる前とやった後ではどういう心境の変化があったか?

 

こういったプロセスを教えてもらい、自分の中に取り入れ、自分なりに真似て実行する。

そうすると同じようなプロセスを経ても、実行する人が変われば当然結果も変わってくる。

だから結果だけ見て真似ても、プロセスが習得できないのであまり意味がないんですね。

 

本屋さんに行くとビジネス書のコーナーには、あまたのそそられる見出しのついたノウハウ本が並んでいます。

私もそういった本は好きですが、プロセスを学ぶならやはり伝記や歴史が一番かと思います。

歴代の名だたる先人が、どういう思考でものを見て、行動したのかがよくわかるからです。

 

結果からだけなく、プロセスに学ぶ。

感性社会はこの姿勢で日々学び、自分なりの結果を出していきましょう♪

 

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2008年06月19日

そもそも「感性」とはなにか

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)
感性社会を紐解く前に、そもそも「感性」とはなに?ということを小阪先生はこう定義しています。

 

感性の定義は難しく、それを完結に訳す言葉は英語にはない。

感性の研究者は海外にも数多くおり、それぞれが色んな定義をしている。「感性というのはエモーションとかセンシティブティーでしょう」「デザインである」などといった意見がある。

しかしどれも完璧にはフィットしない。日本語の「感性」に相当する英単語がないため、国際会議でも「KANSEI」と表記されている。

学術的な用語としての定義はないが、一言でいえば「感性とは高次情報処理機能」である。高次情報処理機能というのは、大量に降ってくる情報を、複雑かつすばやく処理できる機能だ。

 

人がある商品を「いいなあ」と感じること、ある店で過ごして「なごむなあ」と感じること、われわれビジネスパーソンに最もかかわりの深い、このような人の感じ方を司っているのもまた、高次情報処理機能、すなわち感性である。

 

「感性」というと、どうしても「美的センス」などの意味や「右脳の働き」「直感の領域」のような印象を与えてしまう。しかしそうではない。脳の視点からいえば、左脳的な論理的な働きも含めた「脳の統合的な働き」のことだ。

ビジネスの視点からいえば、お客さんの感じ方や意思決定を司る最も重要なメカニズムそのものなのである。

 

今後どの業界においても「感性」はひとつのキーワードとして、耳にする機会が増えてくると思います。

そういうときに「センスないからどうしたらいいかな・・・・」なんて悩む必要はないですね。

だって感性=高次情報処理機能 ですから。

美的センスを磨くことも大事ですが、高次情報をどう処理するか、が大事になるってことでしょうかね。

これは訓練次第で磨けば光るはず。

それにはどうしたらいいかをおいおいこの本から学ぶとして、今回は感性=高次情報処理機能であることを頭に入れておきましょう。

(*過去の感性に関する記事もご参考ください

 

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2008年06月17日

これから社会の向かう先

ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ 6)
ビジネス業界における感性研究の第一人者である小阪裕司さんの新刊が出ました。

今までも何度も著書は紹介させていただいておりますので、おなじみかと思います。

今回は今までよりも引いた視点、社会の感性はどこに向かっているのかがよくわかる内容となっていますのでさらにおススメですよ。

 

最近の景気動向を知るにつけ、おそらく多くの人々が「閉塞感」を感じているのではないでしょうか。

そんな閉塞感は私たちが見ていたフレーム、社会の枠組みやあり方が、時代に即していないから感じるのだと、この本からよくわかります。

変化してきていることはわかっていても、どう変化しているか、それにどう対応したらいいか、が実感を伴ってわからないから、不安感が先走り、大きくなるのだろうと思います。

 

長らく私たちが当たり前に見ていた「工業化社会」から、今や「感性社会」へと移ってきています。

なのに日々の思考や行動が工業会社会のままだから、こんなはずでは・・・・と思うようなことが増えている。

チラシの反応が落ちた、イベントへの集客がままならない、そんな悩みの根本が、自分が捉えてきた社会の物差しが変化してきたことにあるのでは??

 

そのような小阪先生の考えに私も同感です。

事業収益は右肩上がりで当然、売上げありき、増やしてなんぼ、それができない人は無能、価値はお金

なんてことが工業会化社会では当然だったでしょうが、その結果が今、これですよ。

毎日凶悪事件が発生し、自殺者は多く、子供のいじめ問題も増加の一途。

みんなが疲れ、明るい未来を想像できないことの方が多いですよね、お金があっても。

こうした背景も含め、社会のフレームが感性へと動きつつあるのかもしれません。

 

そんな感性社会の特徴を小阪先生は「単一の解がない社会」と表現されています。

工業会社会ではこうすれば成功という共通認識できるものがあったのに、今やそうではなくなっている・・・・・

そういう感性社会とはどんななのか、次回よりこの本を紐解きながらさらに考えていこうと思います。

 

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2008年05月24日

バウハウス・デッサウ展に行ってきました

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現在、東京藝術大学大学美術館にて7月21日まで「バウハウス・デッサウ展」が開催されています。

日本でもミサワハウスの持つバウハウスコレクションは有名ですが、今回は日本初公開作品を含む総数260点超の展覧となり、これほどまでの大規模展示は初めてのようです。

 

バウハウスはドイツ・ヴァイマールに誕生した総合造形学校として誕生し、1919年4月から1933年8月までの14年間という短い活動期間に過ぎないのに、今なお世界中のデザインや建築に影響を与え続けています。

 

その名を知らずともバウハウスで生み出された作品を見れば、「なんか見たことあるなぁ」と感じるものが必ずどれかあるのでは??

シンプルで品があり飽きがこない、それでいて記憶に残るような作品ばかりです。

 

今回は作品展示に留まらず、どういう教育をして作品に至ったか、という教育機関として紹介もされていましたので、それがとても興味深かった。

思想や哲学がはっきりしていて、その元に教育プログラムがきちんと作られてきたようです。

それが現在の建築教育の礎を作り、今日の影響力の大きさにつながっていることがよくわかりました。

 

「バウハウスの建築」という展示コーナーもありますから、ぜひ足を運んでご覧下さい。

東京開催が終わると、浜松→新潟→宇都宮と巡回するそうですよ。

 

「全ての造形美術が最終的に目指すところは完璧な建築(BAU)である」(byワルター・グロピウス)

バウハウス創立宣言にもあるこの言葉通り、建築を学ぶ要素として造形美術が必要だとされていたのがどうしてか、わかった気がします。

建物は単なる箱ではなく、そこに集う人がいるわけで、人を知らずして建築は生み出せない。

美術だけなく、心理学や幾何学など人を多角的な視点から研究し、建築へとつなげていった軌跡は圧巻。

建築におけるダ・ヴィンチ?

バウハウスに対してそんな印象を持った鑑賞となりました。

 

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2007年12月13日

計測は入り口から出口まで

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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小阪先生の新刊から、お客さんに受注までの行動をとてもらうべく、今日はステップ4の行動を計測(観察)するを考えてみましょう。
(こちら連続記事になります。過去の関連記事はこちらをクリックしてください)

 

ステップ1 お客さんの行動を分解する

ステップ2 仮の行動モデルをつくる

ステップ3 動機付け策をプロットする

ステップ4 行動を計測(観察)する

ステップ5 デザインを修正する

ステップ6 デザインを標準化し、展開する

 

この業界で計測すると言うと、モデルハウスや見学会への来場者数、そこからの受注棟数が一般的だと思います。


もちろんこれも大事ですが、質問・問合せ・資料請求の数も計測した方が良いですね。

なぜなら質問・問合せの数と受注数は相関関係にあり、比例するはずだからです。


すぐ受注できるかばかりに目がいきがちですが、まずはお客さまが疑問に感じたことをあなたに気軽に聞けるかが重要ではないでしょうか。


聞きたいことを聞ける関係になってから、さぁ建てるかどうか本格的にお話を、という流れが心理的に自然でしょう。

だからこの時の入り口である質問・問合せ・資料請求が多いことは大事な現象になってきます。

 

出口<受注>ばかりに注意を払っても、入り口<質問・問合せ・資料請求>がなければ出るものも出られませんよー。


入り口の数=出口の数 に限りなく近づけると良いですね。


入り口が多いのに出口が少ない場合、お客さんの行動分析のどこかに不具合が発生しているかもしれません。

 

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2007年11月29日

わかりやすさを追求するために

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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小阪先生の新刊から、お客さんに受注までの行動をとってもらうべく、今日はステップ3の動機付け策その2をご説明。
(こちら連続記事になります。過去の関連記事はこちらをクリックしてください)

 

ステップ1 お客さんの行動を分解する

ステップ2 仮の行動モデルをつくる

ステップ3 動機付け策をプロットする

ステップ4 行動を計測(観察)する

ステップ5 デザインを修正する

ステップ6 デザインを標準化し、展開する

 

前回お客さんに行動してもらうべく、「意味訴求」と「感覚訴求」が大事だと説明しました。
今回はここにもうひとつ、「わかりやすさ」を追求する大切さを追加させてください。
 
人は動機付けをしないと行動しない。にもかかわらず、行動を妨げる要素を排除したり軽減したりすることが大切だという点には、気づいている人が少ない。その点にも配慮したいものである
 
と小阪先生も言うように、ほんのちょっとしたことことがお客さんの行動を妨げることを意識しておかねばなりません。
私も何回も言わせてもらっていますが、
 
自社の住所表示に郵便番号が抜けている
電話番号表示に市外局番が抜けている
見学会の場所案内がわかりにくい
見学会場の入口がわかりにくい
 
などなどお客さまが行動を起こそうとしてくれたのに、それを妨げてしまっていることに気づかなければ、せっかく集客できるチラシを作ったところで、土壇場で台無しになります。
 
1、「意味訴求」と「感覚訴求」を兼ね備えたツール作り。

2、いざ行動を起こしてもらった時に障害が発生しないか、迷いなく行動できるか、わかりやすいか、を確認する手間。

この2つを常にチェック項目として掲げ、お客さんに行動してもらいやすいよう配慮するのも集客の一環だと思います。
一度お客さんになったつもりで、自分で作った誘導経路が本当に行動しやすいか実際に確認する時間を設けることをススメます。
 
こうしたことはメモして机にでも貼って、常に自己チェックするよう心がけておくといいですね。
 
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2007年11月22日

人が動かすには「意味」と「感覚」を意識する

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
小阪先生の新刊から、お客さんに受注までの行動をとてもらうべく、今日はステップ3の動機付け策をプロットするを考えてみましょう。
(こちら連続記事になります。過去の関連記事はこちらをクリックしてください)

 

ステップ1 お客さんの行動を分解する

ステップ2 仮の行動モデルをつくる

ステップ3 動機付け策をプロットする

ステップ4 行動を計測(観察)する

ステップ5 デザインを修正する

ステップ6 デザインを標準化し、展開する

 

動機付けというのは、お客さんに自ら行動を起してもらうってことです。

そのための働きかけとし、「意味訴求」「感覚訴求」が大事だと小阪先生は教えてくれています。

 

「意味訴求」とは、
主に言葉を使ってお客さんの感性に働きかけ、実際に行動してもらうアプローチ

 

「感覚訴求」とは、
五感に訴えお客さんの感性に動かす

チラシ・メルマガ・ホームページ・ブログなどなど、言葉によるお客さんへの誘いかけ、つまり「意味訴求」は意識してされている方がほとんどだと思います。

 

でも「感覚訴求」となるとなんとなくの方が多いのではないでしょうか。

感覚なだけにはっきりとした基準やルールが存在するわけでもないし、人により違いますから、ここをつかんで実践するのは難しいかなぁ。

 

例えば見学会のチラシを作るとしましょう。


標準的なチラシB4サイズ用紙に必要な情報が書いてあるだけを「意味訴求」


チラシを手に取ったときの手触りを大事にしよう紙質を選択、ぬくもりを表現しようと書体を選定、パッと見に明るく見えるようイラストを入れる、これらを「感覚訴求」


極端な例ではありますが、両者の違いを例えるならこんな感じ。

 

お客さんに行動してもらうには、常に「意味」と「感覚」で訴求していこうとまず意識してくださいね。

その上で実践を積みながら自分たちのほどほどをつかんでいってほしいです。


どちらかに寄り過ぎバランスを崩せば、「自分が発信したものしか返ってこない」法則により、片寄ったお客さんを呼び込みこととなると思いますので。

 

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2007年11月13日

仮の行動モデル作る

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
小阪先生の新刊から、今日はステップ2の行動モデルを作るを考えてみましょう。
(こちら連続記事になります。過去の関連記事はこちらをクリックしてください)

 

ステップ1 お客さんの行動を分解する

ステップ2 仮の行動モデルをつくる

ステップ3 動機付け策をプロットする

ステップ4 行動を計測(観察)する

ステップ5 デザインを修正する

ステップ6 デザインを標準化し、展開する

 

多くのビルダーさんがチラシ、ハガキ、DM、ブログ、ニュースレター、メルマガ、ホームページなど、ツールを駆使して集客にいそしみ、お客さまに自社へのなんらかの行動を起してもらおうと頑張っていらっしゃるでしょう。


それを見るお客さんになったつもりで、それぞれのツールを手にとるか見たあとに、どういう行動をするか予測することにどれだけ時間をかけていますか??


毎日、新聞の折込み、電車の中吊り、店先のポスター、電話営業などなど、何かしら売りたい人から勝手に情報発信されている日常に、あなたからの発信を加えたら、どういう反応をするか。

 

発信側は自分の情報だけが受信されることを想定してツールを作ることが多い気がします。

実際は受け取る人は、同時多発受信がほとんどだということを忘れてしまうんですね。

だから仮の行動モデルをつくるときには、そこを考慮してほしいです。

そして、

 

家づくりを意識し考え行動されている方

まだ意識していないけど、潜在的にいつか家を建てたいと思っている方

 

の大きく2パターン向けの行動モデルを考えてみてください。


会議や打合せなどの機会に、みんなで繰り返し話し合うといいですね。

お客さんの目線を忘れてしまいがちですから、そうならないよう繰り返すことで精度の高い行動モデルができると思います。

集客しようと本気なら新ツール作りより、まず現状のツールでお客さまがどういう行動を取るか分解し、その行動パターン精度を徹底的に上げることが先決ではないでしょうか。
 
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2007年11月08日

お客さまの行動を分解する

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
前回ご紹介した「感性消費行動をデザインする」に関して補足です。
いただいたコメントから実際やるとなると難しいとありましたが、そうだと思います。
 
始めのステップ「お客さんの行動を分解する」でつまるかもしれません。
 
でも分析ではなく分解するとあるように、ここには感情を差し挟まないのが良いでしょう。
 
例えば視聴できるCDショップでCDを買う場合、レジに商品を持っていくまで、以下のような行動に分解されると小阪先生は事例をあげてくれています。
 
見る
関心を持つ
よく見る、(読む)
ヘッドホンをかける
ボタンを操作する
聴く
 
こう分解できると、お客さんがそれぞれの行動がしやすいように、何か工夫はできないか?
 
と考えることができますよね。
 
リリースされたばかりのCDに関心をもってもらうには?
 
さらにそれを聴いてもらうようにするには?
 
せっかく視聴しようとプレーヤーに手を伸ばしたお客さんが、どこを押していいかわからなかったらそれで購入機会を逸してしまうかもしれない。
 
そんな事態を防ぐためにも、行動を分解し、その行動手順通りに多くのお客さんに動いてほしいじゃないですか。
 
ここで試しに、お客さんが現場見学会に来場し、アンケートを記載するまでの行動を分解してみてください。
 
来場したお客さんの何割くらいがアンケートに記載してくれているでしょうか?
 
その割合を増やすにはどうしたらいいでしょうか?
 
アンケートを書こうと思ったらペンにインクがなかった。
 
アンケートがあることを知らなかった。
 
見学会に行きたかったが道に迷い辿りつけなかった。
 
案内ハガキを持参し現地に向かったが途中迷ったので連絡しようとしたら、ハガキに連絡先が載ってなかった。
 
このような障害によりアンケート記載まで行動が辿り着かないことも、案外あるかもしれません。
 
それを防ぐために「お客さんの行動を分解する」わけですね。
 
これができないとどう工夫していいかもホントはわからないはずなので、意識していなくともみなさん自然とやっているのでは?
 
ただそれを文章化してスタッフ全員で共有できないと、人それぞれ分解の仕方に食い違いが生じると思います。
 
それにより対応策がバラバラになってはいけないので、全員で「お客さんの行動を分解する」、そしてそれを共有しておくことが大切ですね。
 
さぁ、今日からさっそく分解を実践してみようー。
 

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2007年11月03日

感性消費行動をデザインする

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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価値を創造するために、「伝達」「増幅」「転換」の3つのポイントを意識しようと小阪先生は教えてくれています。

 

仮に商品に高い感性価値があったとしても、それがサプライチェーン全体でお客さまにきちんと「伝達」されていかなければ、その価値はお客さんには届かない。

また売り手の領域でその価値が「増幅」されることや、作り手が思いもつかなかった価値が「転換」によって生まれることも重要だ。

 

ではどんなことを行えば感性価値創造につながるか、次にそこをまた3つの活動基本として提案してくれています。

1、感性消費行動をデザインする 

2、関係性のマネジメントを行う

3、感性ナレッジのマネジメントを行う

これらを相互に作用させないと、うまくお客さんに伝わる感性価値創造ができにくいそうです。

 

これらを順次住宅業界用に置き換えて考えていきましょう。

まず、感性消費行動をデザインする とは?

 

企業がマーケティング活動を通してお客さんの感性に働きかけ、お客さんの心に響き、心を動かすことができたとき、お客さんは消費行動を起す。そこでその働きかけを計画するのである。

 

ステップ1 お客さんの行動を分解する

ステップ2 仮の行動モデルをつくる

ステップ3 動機付け策をプロットする

ステップ4 行動を計測(観察)する

ステップ5 デザインを修正する

ステップ6 デザインを標準化し、展開する

 

ステップ通りに集客を考えてみるだけで時間がかかるでしょうが、実際私もこれに基づき実施していましたので、効果があることはうけ合いです。

お客さんが電話やFAX,ホームページから問合せや資料請求をしてくれるまで、どういう道筋を辿ったのでしょう?

あるいはモデルハウスや見学会に来場いただけたのはどうしてでしょう?

 

出会いに至るまでの気持ちを想像し、自分がそのお客さんだったらなぜ問合せをしようと思ったのか、見学会を訪れたのか、を考えてみてください。

 

ここで相手の立場になって考える想像性を働かせないといけません。

ここを分解しきれると、自分たちに惹かれるお客さんの傾向や行動パターンがだいぶ読めてくるはずです。

そうしないと、ステップ2 仮の行動モデルをつくる に進めませんよ。

仮説を立てるには、まず現状把握からです。

 

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2007年10月30日

価値を創る3パターン

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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価値を創造するためには、「伝達」「増幅」「転換」の3パターンがあると小阪先生は説明してくれておりますが、それぞれどのように定義付けられているかというと、

「伝達」
文字通りその商品・サービスの持っている価値が、きちんと伝達されていくことをさす。

その商品・サービスが本来どのような価値を持っているのか、それが消費者に対して充分に伝えられたとき、価値が伝達されたといえる

「増幅」
その商品の持つ価値がアプローチによって増幅されることだ。

商品・サービス単体では持ち得なかった価値、あるいは単体ではなかなか表現しきれなかった価値が膨らみ、伝わっていく場合がある。

増幅は主に売り手の領域に属するのもだが、それゆえ売り手にとっては腕の見せ所でもある

「転換」
商売の醍醐味を感じる部分でもある。

商品は受取る人によって多様な価値を持ちうる。

時として、作り手が考えてもいなかった価値が販売現場で創造されることもある。

メーカーが全く想定していなかった客層を取り込み、全く想定していなかった使われ方をする。これが価値の転換だ

言葉からでは具体的にどういうことを指すのかイメージしにくいと思われますので、小阪先生のラジオ番組で事例紹介されている音声を聞いてみてください

こちらをクリックその方が今回はわかりやすいと思います。(13分程度)


iTunes がお使いのパソコンにインストールされていない方は、アップルコンピュータのサイトからダウンロード(無料)してくださいiTunes Download

そのお話と併せ、現在使われているツールやお客さまへの対応、イベントを見直してみるといいですよ。

 

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2007年10月25日

価値の伝達

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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感性価値を創造するには、「伝達」「増幅」「転換」の3パターンを理解して、お客さまの心に購買行動を喚起してもらおうと小阪先生は言っています。

 

そもそも価値の創造とは、お客さんの心のなかに起きる現象だ。

感性に対してなんらかの働きかけをしたとき、お客さんの心のありようが変化する。

その変化を起こさせることが価値創造にほかならない。

 

「創造」とは文字通り創りだしていくことですから、「うちはブランドがないから無理だ」などと言い訳しているようじゃあいけません。

価値を感じてもらうにはどういう方法を使ってお客さんの心に響くような働きかけができるのか。

これを考えて実践していくのです。

そのために小阪先生は「伝達」「増幅」「転換」の3パターンを意識しましょうと教えてくれています。

 

「価値の伝達」とは、文字通りその商品・サービスの持っている価値が、きちんと伝達されていくことをさす。

その商品・サービスが本来そのような価値を持っているのか、それが消費者に対して充分に伝えられたとき、価値が伝達されたと言える。

 

わかりやすい説明ではありますが、自分のことに置き換えて方策を錬るとき、解釈の仕方が案外難しいかもしれません。

(事例は書籍にもでておりますのでそちらも参考に)

なぜなら、「価値を伝えるには、まず何を持って価値とするか」という規準が人それぞれだから。

価値の解釈が社内で異なれば、当然伝え方もバラバラになりますから、そこは要注意です。

 

まずは自分たちの持っている価値は何か、という問いに徹底的に向き合うことから、即ち価値の棚卸しを足固めとしましょう。

 

そのためには、変な遠慮や無意味な謙虚さはいりません。

 

「うちなんてどうせちっちゃい会社だから」→小さいから小回りがきく、すぐ飛んでいける

 

「真面目なくらいがとりえであとはパッとしないし」→不誠実なことなんてできません、やるくらいなら死んだ方がいい

 

「口下手であんまりお客さんと上手にやりとりできないんだよ」→話は下手でも腕に覚えあり

 

と、マイナスに捉えていた視点を変えプラスとして見立て、お客さんに伝えればいいだけだったりします。

だから、価値の棚卸しをするときは思い込みや既成概念は外していきましょう。

 

私もこのようにみなさんに情報発信していると、何か相談をされた際に組織ではなく個人でやっていることをマイナスと捉えられたり、MBAなどの素晴しい資格を持ってないので、輝かしい経歴や学歴でないことをマイナスとして見られることもあります。

 

でも、私の価値は「建築知識もそこそこ、現場もそれなりに理解でき、工務店経営を実務として経験し、集客について理論と経験を体系立てて実践・説明できる日本で唯一の女性」だと自認しています。

 

建築知識もそこそこの女性はいっぱいいるでしょう。現場を理解できる女性も。

ただ私の挙げた項目を全部経験し、かつ説明でき、それを文章化できるとなると、なかなか他にいないと思います。

このように価値というのは捉え方や組合わせ方で、いくらでも創りあげていけるものなんです。

価値を創りあげることができたら小阪先生の本に倣い、伝達方法を真似して実践してみればいいだけ。

 

だから礎として価値の棚卸しから徹底的に何度でも、やってみてください。

それから、「伝達」「増幅」「転換」の3パターンを習得していきましょうね。

 

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2007年10月20日

全員を巻き込む


そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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人の感性と行動に着目すること

お客さんの心の中に新たな価値を生むこと

それに売り手の領域全体で取り組むこと

 

小阪先生はこの流れを循環させて、感性価値を創るマーケティングをしようと言っています。

売り手の領域全体で、といのを住宅業界に置き換えて考えると、ビルダースタッフ全員と職人さんたちになるでしょうか。

家づくりに関る全ての人が一丸となって「すでに持っている商品の価値をお客さんに感じてもらう」

この 関る全ての人 というのがミソ。

 

大手ハウスメーカーの弱いところは、ここになります。

会社全体で一丸となることはできても、仕事を依頼している職人さんへの対応がひどい話はよく聞きますよね。


使い捨てのような扱いをしているとか・・・。

そういう場合、どこからか悪い話は広まっていくもの。

いくら広告宣伝費をつぎ込んで会社がイメージUPしようとがんばっても、それじゃ「ざる」みたいなものでもあります。

 

雇用関係上、社内の人間かそうでないかは会社の都合であって、お客さんには関係ない。

家づくりに携わる人は全て、自分が契約したビルダーの関係者だとお客さんは思っています。

だからもちろん、家づくりに携わる人全員で、自分たちの家づくりの在り方や考え方を伝える工夫をしなくてはいけないのです。

 

うちは電気屋だからそんなことは・・・

水道屋にそんなこと関係あるのかな。

 

などという声もあがるかもしれませんが、今はたくさん発信手段があります。

言葉で表現するのが苦手なら映像で。

顔を出すのが恥しいなら、使いこんだ道具にこめる思いを音声で録音して配信するもよし。

知恵を出し合い、職人さんを巻き込み、みんなで一丸となって家づくりへの情熱を発信していきましょう。

これは地場ビルダーだからこそできる方法です。

 

新しい商品を開発するのもいいだろう。

しかし必ずしもそうでなくとも感性価値創造はできる。

今ある商品の価値をいかに消費者の心の中に生み出すか。

そのための具対策を知ることで、お客さんの感性を刺激し、消費行動に導くことは十分に可能だ。

 

と、小阪先生も言うように、今すでに自分たちの持っている資源を最大限活用すれば、目新しいものを追わずとも、お客さんに「ここで建てたいっ!」と思ってもらえることができます。


三人寄れば文殊の知恵 とも言いますが、三人と言わず大勢を巻き込んで具対策を考えてみてくださいね。

 

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2007年10月16日

お客さまの心の中に新たな価値を生む

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小阪先生も下記のように言っている通り、最近ではどうしても必要として買うものは少なくなってきたように思えます。

 

「売る」という行為には2種類ある。

言い方を変えると「買う」という行為に2種類のものがあると言える。

それは既に欲しいもの、自分にとって必要なもの、探しているものを買う場合と、そうでなく店頭やネットでみたり、届いたDMを読んで突如ほしくなって買う、の2種類である。

 

住宅と言えども、「吹きさらしの家に住んでるから雨風しのぎたい」という要望で建てることは、現代ではないかと思います。


賃貸でもみんなどこかには住み、住むところがないからどうしても家が必要だと物理的必要に迫られて家を建てる人の話は聞いたことがありません。


リフォームでもそう。柱が折れて危険だからすぐ改修してほしいという切迫するケースはほとんど聞かないですよねぇ。


統計だけ見ても、住宅は需要と供給が逆転してますから、住いが足りない事態はあり得なくもなっています。

こんなご時世を、小阪先生の表現で言えば

 

それまで欲しいと思ってなかったものがほしくなる。

あるいは、自分に必要だと思ってなかったものが必要だと感じ欲しくなる時がある消費感性の時代。

 

住まいですら新築にしろリフォームにしろ、もはや必要に迫られ緊急かつ切迫した状態だけで契約するわけではないという現実を、私たちはもっと自覚しておかねばいけないということですね。


何かのきっかけで今の住まいでもまぁいいか、が家を建てたいとかリフォームしたいと思うようになる。


逆の流れもあるわけで、建てようと思ったけどまぁ無理しないでもいいか、となることも。

こうなると「お客さんの心の中に新たな価値を生む」工夫ができない=契約に至る決定打がないになります。

 

「お客さんの心の中に新たな価値を生む」には、私はやはりビルダーが住まいのお医者さんという立場で、お客さんと接する必要があると思います。


問い合わせされた人=見込み客 という捉え方ではなく、

問い合わせされた人=望む暮らし像が自分でわからない、どうしたら叶えられるか現段階で迷っている患者さん、という捉え方が本来ではないでしょうか。


この患者さんに望む暮らしを実現してもらうまでに、プロのあなたが問診して、患者さんが納得いく治療を合意の下で施していく。

そうすると単に新築、リフォームという話にとどまらなくもなるでしょう。

「あなたの望む暮らしを叶えるには、賃貸生活でも充分だと思う。親身になってくれる不動産屋紹介します」

になるかもしれないですよね。

 

ビルダーにとって、お客さんの心の中に新たな価値を生むとはどういうことか。


この価値を生み出す仕組みを自分なりに見出し、実行する手立てを考えていかねばいけなくなっています。


それには患者さんのためにあらゆる治療法を知っておく必要がありますね。

そのためにも同業者同士、横のつながりを強化し、自分でできない治療はできる医者にバトンタッチし、お互い助け合って患者さんを救い合う。

そんな流れが早く当たり前になるよう、今日も元気にビルダークリニックの婦長である私は、みなさまの応援に励んでおります。

 

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2007年10月11日

人の感性と行動に着目する

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
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前回よりこちらの本を紹介しております。

「人」を軸にせずビジネスをすると、十分な収益を伴った売上とそれをもたらす顧客が創られなくなる。

そうならないために、

人の感性と行動に着目すること

お客さんの心の中に新たな価値を生むこと

それに売り手の領域全体で取り組むこと

 

と、小阪先生は言っています。「人の感性と行動に着目すること」とは、お客さんがサービスや商品を買うという行動そのものにもっと着目しましょう、ということです。

例えば住宅の場合、構造や性能がどれほど優れていても、それだけで「ここで建てよう」と思い、実際に契約を交わして着工にいたるなんてほとんどないってことです。

契約に至るまでのプロセスの中では、構造や性能、技術力は契約を決意させるまでのひとつの材料であって、全てではありません。

ホームページ・見学会・メルマガ・ニュースレター・ブログ・OB客・接客など、ビルダーから発信される全ての情報と建物本体の構造や性能から、お客さんは「ここにしよう」と決める、即ち契約しようと行動してくれるわけです。

こうした全ての材料のうち、何をお客さんが重視し、どこを決め手としたかは、お客さんそれぞれ違うはず。

それをひとくくりに考え、そこに照準を合わせた一括マーケティングを行うと、小阪先生の言う「顧客が創られなくなる」

この危険性をいまだ実感できずに苦戦している大手も多いですね。

 

私もビルダーさんと話をさせてもらう時は、「今まで自社と契約を結んでくれた施主さまは何が決め手となって契約してくれましたか?」と確認します。

コミュニケーション手段の多い現代は、逆に何が決定打になったか、何が自分たちを知るきっかけになったのかを見過ごしていることもよくあります。

「ブログをしばらく読んで信頼できると感じた」と言うお客さまもいれば、「なんとなく感覚的に」「○○さんのところがおたくで建てたから」というのもあり。

何が契約を決めるきっかけ、決定打になったのかは、全ての施主について把握しておきたいものです。

それには通りいっぺんのアンケートじゃだめですよー。

顔を合わせ率直なところを聞いておかないと。

 

これができるビルダーさんは強くなれます。

だって、「どうしてこのお客さんが自分たちを選んでくれたのか」を正面きってきちんと聞いて、受け止める強さがあるってことですから。

 

契約を結ぶため懸命に営業手法をひねる人も多いですが、実はそれピントが外れてることなんですよね。

「なんで契約を結んでくれたのか」をきちんと確認しておかないと、自分たちの強みも弱みも把握できません。

 

なんで契約してくれたのか

 

施主さまにちゃんと確認してますか??

 

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


このブログで、私のサポートを必要としている方とのご縁がありますように☆

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