|―住宅業界あれこれ

2006年02月09日

長期計画とは、どうありたいかを考えること

「来期は売り上げ○億、○棟受注を目標に掲げています。でも長期計画が立てられない、先が見えない」といったビルダー経営者の方からお話をよく伺います。


例えば5年後が見えないという場合、私も予測が立てられません。


10年一昔というのも昔、今や5年一昔というくらいスピードの速い時代です。


今から5年前、ブログは一般的ではありませんでした。

インターネット環境も、5年前より通信速度が格段に速く・安くなりました。

 

注文住宅をてがけるビルダーさんは、むやみな拡大拡充路線を取るべきではないという理念が私にはあります。


売り上げをどう伸ばすかより、5年後も魅力ある、色あせない、流行に流されない家をつくることを真剣に考えてほしいのです。


人口が減少に転じ、他の先進国も日本の成り行きを見守るほど、未曾有の高齢化社会に私たちは突入します。


誰も経験したこのない急激な高齢化社会、業界自体の構造不況を背景に、5年後の予測は立てにくい。


ビジネスは利潤を追求しないと成り立ちえませんが、利潤追求のための計画と同時に、どんな家をてがけたいのか、そこに住まわれる方にどんな暮らしを送ってほしいのか、追求してほしいです。


ローコストにもかげりが見えたから、次はどこを狙ったら当たるか?なんてことを聞かれるとガックリ。


長期計画を立てることも大事。


でもそれはいくらでも変わる要素があるのを踏まえつつ、自分のてがける住宅が5年後・10年後でも住まわれる方に大事に愛着を持っていただけるようにするには?

こちらも真剣に考えてくださいね。


これから5年後どうするべきかではなく、どうありたいか、まずその軸をしっかり立てましょう。

 

長期計画を立てたい方には「10年後の日本」、こちらの本をご参考におすすめします。

この本を読んだら私は自分の10年後も全然予測が立てられませんでした。

ロボットと一緒に暮らすようになっているのかな・・・

10年後の日本


b_nurse at 08:51|この記事のURLComments(2)

2005年12月31日

2005年の総決算

今日は大晦日、今年も早いもので終わりを告げようとしています。

2005年は、建築業界の受難の年でした。
リフォーム詐欺事件に構造偽装問題、業界全体がいかがわしいように見られがち。 景気は上向きになりつつあるとは言え、建築業界自体が構造不況ですので、これからも大変だと思います。

どれだけ景気が良くなっても、この業界はバブル期のような賑わいになることは、もうないようにも思えます。

それだけに儲け主義だけではない、情熱や想いがあるビルダーさんにとっては、いい時代かもしれませんね。

構造偽装問題のようなことが起きれば、消費者も賢くなるでしょう。
またシステム的に規制や罰則を設けても、最後は人と人との関係です。

お客様とビルダーさんとの相性や、コミュニケーションの取り方は今後ますます重要視されるだろうと思います。

だから儲けの手段として家を売ろうとする方は、これからはもっと淘汰されるのではないでしょうか。
いや、淘汰されてほしい。

そして私たち消費者側も、住まいのつくり手の顔を良く見て、きちんと話をし、信頼できる相手であるか見極める目が必要です。
それが、どんなシステムにもかなわない最良のチェック方法では?
2006年も「ビルダーナース」をよろしくお願いします


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2005年12月29日

素敵な棟梁

この年の瀬に悲しいニュースがありました。 以前勤めていたビルダーで、お世話になった大工の棟梁が亡くなられたのです。
 腕が良く、いぶし銀風情のカッコいい棟梁でした。

仕事中はとても厳しく話しかけられる雰囲気ではなかったですが、お茶の時間になるとニコニコしてとても優しい方でした。

私にとっては初めての身近な棟梁でもあり、職人の世界を見せてくれた方なので、とても思い出深いです。

それまでずっと会社員だった私は、それなりの大学を出てそれなりの会社で仕事をしている男性の上司でも、ひどいセクハラやパワハラがある現実に、少々社会に失望していた時期でもありました。

そんなとき、職人の方々に出会い、その礼儀正しさや生真面目さを目の当たりに感動したことをよく覚えています。

個人でやっておられる方は特に、自分の身で全てを請け負っていますから、とても一生懸命です。
セクハラなんてとんでもない。

一方、会社員時代なんてひどいものです。
飲み会の席では太ももを撫で回されたり、ホテルに連れ込まれそうになったり。
それも私だけが特別じゃないのです。
そんなの周りでもしょっちゅうでした。

話がそれましたが、素晴らしい腕前と自分の仕事に誇りを持っている職人さんに出会えたから、私はビルダーの世界が好きになったんだった、と棟梁の訃報を聞いて再確認した次第です。

竣工後の内覧会にはいつもご家族を連れて、「どうだ!この家は俺が建てたんだぞ」と誇らしげに言う時の笑顔が今でも忘れられません。

天国でも工具を持って、素敵な家を建てているのかな。 棟梁のように自分の仕事に誇りを持って、素敵な笑顔で周囲を魅了できるよう、私もがんばります。

ご冥福をお祈りします。


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2005年12月03日

それってアネーハー

連日、耐震強度偽造問題がニュースに取り上げられています。

私の周辺でも「姉歯さんは頭も偽造」とか冗談交じりで話題になっておりますが、おもしろかったのは、怪しかったり疑い深いことがあると、「それってアネーハーじゃない?」と言うこともあるとか。

早くも流行語のきざし??
問題のマンションや住宅にお住まいの方には、冗談どころではありませんよね。(ゴメンナサイ)

業界全体のイメージが悪くなり、真面目に取り組んでいるビルダーさんには迷惑な話です。
偽造ってどういうこと?とか、そんなことできるの?とか、私でもよく聞かれます。
だからビルダーさんはもっとお施主様や見込み客の方に聞かれていることでしょう。

でもこんな時だからこそ、PRするには逆にチャンスかもしれません。
ブログやホームページ、ニュースレターに、耐震強度偽造問題についてご自分の考えを発表するなどしたらいかがでしょうか。

工法や工事についての説明も大事ですが、住宅業界の在り方、住宅への想い、といった今回の問題から考えたことや気持ちを、自身の言葉で語るのです。


なぜなら耐震強度偽造問題が起きた底流には、儲かればいい・売れればいいといった住まいへの想い入れや情熱がないことにあると思うからです。

彼らに住まいが好きという気持ちや、誇り・夢があったのか・・・ちょっと疑問。 だからこれらを言葉にして、発信してください。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


このブログで、私のサポートを必要としている方とのご縁がありますように☆

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