2016年04月09日

話せばわかるではない、わからないから話すのだ



前回の更新からからだいぶ日が経ってしまいましたが、元気でやっております。

ご心配いただいた方、ありがとうございます。

無理しないペースで楽しんで更新していきますので、見守ってくださいませ。

さて、今回はとても面白かったこちらの本を紹介します。

お客さまや関連業者など、日々コミュニケーションをしないと仕事は進まないけれど、都合が良い相手ばかりではないですよね。

そんな場合に大いに参考になるかもしれません。

本書のテーマは「対話」である。

ここでいう対話とはグローバルな意味でのコミュニケーションのこと。

多様性に対応し、多様性を活用するためのコミュニケーションである。

考えるべきなのは、自分たちとのコミュニケーション方法が相手に通用しない場合にどうするかということだろう。

これについて国際的なルールがあるわけではないが、次の3つの原則は存在するように思う。

伝えるための3原則

(1)相手のことは分からない

言葉も文化も社会も何から何まで違う相手のことを簡単に「わかる」はずがない。

もちろん相手を理解しようと努めるべきではあるが、軽々に「わかった」ち思うのは危険である。

たぶんわかっていないからだ。

同時に自分のことを「わかってもらえる」と思うのも危険である。

その期待は裏切られる可能性が高い。

相手のことはわからないと思えば、かえって気が楽というものである。

相手の予想外の言動や行動を楽しむ余裕さえ生まれる。

余計な期待をするから疲れるのだ。余計な期待をしなければ通じ合えたときの喜びもひとしおだろう。


(2)わからないから話す

相手のことはわからない。自分のこともわかってもらえない。

こういう状態で、日本的な以心伝心を期待するのは大間違いである。

「話せばわかる」ではない。

わからないから話すしかないのだ。

しかも相手のことはわからないのだから、話したからといって理解してもらえるとも限らない。

それでもなお話さなければ何も始まらない。

話すことによって、わからない者同士で多少なりとも歩み寄ることができればコミュニケーションは成立するのだ。


(3)身の安全を図る

相手のことはわからない。

わからないから話す。

その前提の下で「どうすることが自分の身のためか」を考えて行動できれば、国際コミュニケーションの基本はマスターしたといえるだろう。

まずは自分の身の安全を図ること。そうすれば間違いない。

「相手の意見を尊重しましょう」とはよく言われるが、これは人権尊重のためだけではない。むしろ「そうしたほうが身のため」だからだ。

相手のことはわからない。

もしかすると相手は自分の全存在をかけて意見を言っているかもしれない。

ならば、とりあえず尊重しておいたほうが身のためなのだ。



ついつい「話せばわかる」、と思い込みながら対話をしてしまうことが多いのですよねぇ。

「わからないから話す」のだ、と言われると、確かにそのほうが○○したんだからわかってくれるよね、ここまで説明したのになんでわからないんだなどと、ストレスを溜めずに済みそうです。

特に家族など、近しい相手には「わかってくれているだろう」という期待が強い。

その期待が外れて怒るより、はじめから「わからないから話す」んだと思えると、話し方にも気をつけるようになるでしょう。

お客さまが相手でも同じかもしれません。

伝えればわかってもらえる、伝え方に工夫すれば理解してくれる、というような期待はやめ、お互いわからない者同士、話さないとわからない。話してもわからないかもだけど、まずは話してみよう。

そんな姿勢だと、期待や下心も自然とどこかへいき、返って清々しい印象に映るかも〜

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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この記事へのコメント

1. Posted by 元単身赴任のYH   2016年04月10日 11:01
こんにちは。

フィンランド式という言葉が新鮮です。
独特の方式があるのでしょう。
最後の「身の安全を守る」というのが印象的です。環境が、日本とは違うんだな〜と思いました。
2. Posted by ビルダーナース   2016年05月29日 23:17
>元単身赴任のYHさんへ

身の安全を守るために対話する、というようなことは日本の場合少ないかもしれませんね。

でも最近は変な事件増えてますから、拒絶や批判の前に相手と対話するという選択肢も増やさないと被害を大きくしちゃうのかなと思いました。

コミュニケーションって、好きじゃない相手とがホント難しいですよね。

日々勉強です・・・

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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