2015年12月22日

間取りは距離感で変わるのであって、予算じゃないよ

間取りはそこに住む家族との距離感が変われば、それに合わせて変えたいと感じるだろうし、それができないとストレスになり、その積み重ねが家族間の関係を悪化させたり、メンテナンス意欲を喪失させる。

だから設備など目に見えるものに偏って重視したり、ローンありきで住まいを考えると、いざ家族の距離感が変化し間取りの変更が必要という段階になっても話がまとまらず、そうやって休まるはずの住まいでストレスがたまればやがては愛着も薄れていってしまう。

というような話をこれから住まい取得を検討する友人に話すと、距離感と間取りの関係についてあれこれと質問を受けました。


一般的には家族の頭数の増減により間取りは変更するものだと捉えられてますが、人数より距離感で考えたほうが自然かと思います。

例えば夫婦2人住まいでも、新婚当時はお互い視界に入るくらいの距離で一緒にいたいと思っても、20年もすれば気配は感じても視界には入らないでほしくなることもあるでしょう。

夫婦の生活時間帯が異なってくれば、同じ寝室で寝たら睡眠を邪魔され苦痛になるかもしれません。

逆に、寝ている間になにかあって気づかないと困るから、寝る時だけは一緒で日中はそれぞれの部屋で過ごす、というパターンもある。

子供ができれば小さい頃はベッタリでも、その子が大きくなれば個室をほしがるでしょう。

でも子供だって学生時の親との距離感と、社会人になってからの距離感はまた変わるでしょう。

意識しなくても、家族間だけでなく、絶えず人と人との距離感は変わるものですよね。

それを前提にしないといざ住まいに手を入れようにも、そのときの距離感に合わせて家具のレイアウト変更で済むのか、インテリアを替えるのか、躯体に手を入れてリフォームするのか、本来は選択できないのではないでしょうか。

けれど実際の多くは、なんとなくや人数の変化、予算ありきでリフォームを始めてしまうことが多いと思われます。


自分の望む相手との距離感、また相手が自分に望む距離感は得てして食い違うことが多いのに、それを自分で意識することが少ない上に、話し合うこともない。

職場でも家族の間でも、そういう人のほうが圧倒的多数で普通がゆえに、住まいにもモロにその影響が現れている。

それに加えて持ち家が得か賃貸が得かという上っ面の情報や、ニュースを賑わせる偽装や欠陥の数々に流されがちで、家族間で互いに望む距離感を話し合うことことすらないままに物理的に取得に向けてスタートすれば、どこかで軌道修正しない限り、結果なんて目に見えているのになぁ、と思うのです。

住宅取得率は政府の思惑通り増えてはいても、離婚率も上昇の一方だしね。

なんてことを話していたら、ちょっとビックリされました。

物理的な箱としての家をどうこう考えるよりも前に、夫婦2人で望む暮らしや心地よいと感じる距離感をまずはきちんと話し、折々に今互いがどう感じているか話ができる習慣を築くこと。

それができればどこに住んでもまず話し合って決めていけるはずですから、限られた条件の中でも、ストレス少なく楽しく暮らせるでしょう。

快適な暮らしは、快適な相手との距離感あってこそ。

情報の渦に飲まれないためにも、自分が何を望むのかを明確にしておくのがまず第一ではないでしょうか。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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この記事へのコメント

1. Posted by 元単身赴任のYH   2015年12月30日 11:21
こんにちは。

おやすみに入っていますか?
今日は良い天気ですね。

本年もお世話になりました。
新年もどうぞよろしくお願いします!
2. Posted by ビルダーナース   2015年12月30日 22:13
元単身赴任のYHさんへ

年末で慌しくまだゆっくりできてないんですが・・・・(汗)

こちらこそ、今年もブログを通じてYHさんと交流させていただき楽しかったです。
来年もよろしくお願いします。

良いお年をお迎えくださいませ。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

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