2014年02月20日

施主にとって自分で簡単にできてお得な住まいを守る方法

住まいを長きにわたって守るには、り手と住まい手の双方が共に努力をし続けなくてはいけないことをハッキリとお客さまにお伝えしたほうがいいいですよ、というお話は先述の通りです。


造り手のやるべきことは前回ご紹介しましたね。


今回は、住まい手がやるべきことについてです。



造り手同様、住まい手も安心・安全・保障の捉え方には「目に見えるもの」と「目に見えないもの」の両方があることを、まずは理解いただきたいですね。


目に見える安心」は規模が大きかろうが小さかろうが、各社がなにかしら提案するでしょうし、自分でも調べられるでしょうから、予算や内容を検討して選択されればい良いでしょう。


「目に見えない安心」をどう構築するかが、住まい手にとっても一番重要だと思います。


それには、「私(住まい手費用を払った、あなた(造り手=私にサービスするべき人」 という図式を竣工後の長年にわたり当然と思い持ち続けると、それが障害になってしまいます。


私も造り手と一緒にこの家を守るんだという覚悟というか、認識、そういう気持ちを持てるか。


これは、自分の家だから住まい手は当然持つだろうと思わず、造り手の方から口に出して「これからの長い期間、共に守りましょうね」と確認したほうが良さそうです。


サービスを受けることに慣れてきた現代人は、お金を払ったら相手がなんでもしてくれる、と強く思い込んでいるケースが多々ありますから。


双方の思い違いを失くすためにも、まずは住まい手自ら気持ちを整えてもらうことが、大切ですよね。


気持ちを整えてもらったら、具体的に守る方法を提示して差し上げて下さい。


これにも色んな策が考えられるでしょうから、ここではビルダーナース的なのをご紹介しますね。


全ての工事業者と顔を見てあいさつし合う、事前に紹介がなく現場で会う職人などがいたら、自ら声をかける

工事中はお茶の時間にできるだけ差し入れする

感謝&褒め」で、現場の雰囲気をUPしてから帰る

お礼状や年賀状は出し続けて、職人に自分のことを覚えていてもらう



いくら仕事とはいえ、完璧にやって当然という態度の施主と、感謝やねぎらいを絶えず下さる施主では、職人たちのモチベーションが変わるのは仕方ない。


同じ人間ですから感情に左右されることがあるのは当然でしょう。


極端な話、もし大きい災害が起こり、その後の修繕に職人が大忙しの場合、忙しくても融通を利かせて最優先で駆けつけたくなるのは、いつも自分に感謝の念を送ってくれる施主だと思いませんか??


例えばその当時の職人がリタイアしても、他の良い職人をすぐに紹介したくなるのも、そういう施主でしょう。


なにかといえば文句や小言が多い施主だったら、他の職人仲間に紹介したら迷惑そうだからやめておこう、ということになりかねませんよねぇ。


いくらお金をもらっても、あなたの家には関わりたくないと思われたら、損するのは住まい手の方なんだとうことをハッキリ伝えておきましょう。


金銭が介在しても人間相手である以上、相手から能力や気遣いの最低限しか引き出せないか、最高を引き出せるかは、自分の対応次第なんだとお互いに理解し、互いの最高を引き出そうという意思を持ち合えれば、楽しい家づくりになりますよぉ。


この話をすると、


いや、お客さまにそんなことは言えない。


という職人さんも、まだまだいらっしゃいますよね。


それはきっと、代価をいただく側がサービスすべきと思い込んでいるからではないかなぁ。


サービスという視点で見ればそうかもしれないけど、施主にとって自分で簡単にできる、やったらやった分だけ自分の得になる、住まいを守る方法があることを知れば、喜んでやるかもよ。


「そりゃそうだね、それはやったほうがいいわ、良いこと聞いた、ありがとう


と、ほとんどの施主は喜んでくれると思います。


だってなんでも人任せするタイプの人は、はなから工務店に頼みませんもの。



だから頭を柔らかくして伝えてみてください。


造り手か住まい手か、どちらか一方に苦労が偏るような関係は、長い目で見ればお互いにとってハッピーじゃありません。


共に自分にできることをし続けてこそ、長きにわたり住まいを守れるのだと。


これが真に理解いただけたら、あなたの会社は小さいから・・・・・という話になりようがないはずです。




全部で記事が4回になってしまいました。

規模が小さいことを理由に不安を感じているお客さまへの対応方法、いかがだったでしょうか。


ご質問下さった工務店さんのためにお伝えしてきました。

他の工務店や職人さんもご参考になれば嬉しいです


 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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この記事へのコメント

1. Posted by 元単身赴任のYH   2014年02月21日 08:29
おはようございます。

施主と工務店が、共に家を作る感覚ですね。
なるほど、そうすべきですよね。
それによって愛情こもった家になるのですね〜。
勉強になりました。
2. Posted by ビルダーナース   2014年02月28日 14:07
>元単身赴任のYHさんへ

>>施主と工務店が、共に家を作る感覚ですね。

まさに、その通りでございます。

どちらか一方でも「してやってる」という気持ちが強いと、だいたいクレームに発展する出来事が起こるから不思議です。

バランスが崩れればそれを是正する宇宙の力が働くのかな??

お互いのためにも、共に手を携えることの重要性を、双方が理解できるといいですよねぇ。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


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