2013年06月25日

物理的な耐震化と心理的な耐震化

地元の友達と話をしていたら、先日放映された「わが町をどう守る 〜浦安 液状化対策の最前線〜」を見てショックだったと言っていました。

 

東北大震災後、浦安市が耐震化への対策として100世帯程度をひと区画としてひとつひとつの家を囲む形で格子状に壁を埋め込むことを決め、国からの補助金を受け、1軒あたりの負担は100万円から200万円になる見込みだそうです。

 

実験上この対策をしなかったほうは、およそ12センチの沈下。
一方対策したほうは4センチ未満と、3分の1以下に抑えることができたと

 

お金かけても抑えることができるだけで、沈下しないようにはできないの?

と驚いた、と友人は言っておりました。

 

番組中でも浦安市の住人の方が、今回の対策は東日本大震災を想定したもの。
現在想定されている別の地震が起きた場合、液状化を防げるのか不安に思っています。

今回の地震みたいなことについてはいいかもしれないけど、首都直下地震のとき、本当にそれでいいのか。

 

と言っておられましたが、万全なる耐震化策というものはないのではないかと、と思います。

どこの地盤がどう揺れてどの程度の地震になるかなどとは、100%予測できませんものねぇ。

 

ある程度の耐震化によって揺れによる建物倒壊の被害を抑える間に避難する。

人命を守るのが最優先で、建物そのものを地震から被害を全く受けないようにするわけではないのが、耐震の基本的な考え方だよ、と話をしたらそうだったの・・・・とビックリしてました。

 

耐震という言葉や、阪神大震災級の地震にも耐えうるなどと表現されると、なんとなく人命も建物も万が一の時には無傷かのように感じてしまうんでしょうか。

 

できる限り被害を少なくするためであって、被害を全く受けないためではないなら、100万や200万も出す必要があるのかと思った。

との友人の感想も、わからないでもないですが・・・・

 

結局のところ地震のみならず事故にしても、遭遇するかどうか、もし遭遇しても被害がどの程度がなんてことは全くわからないことなんですよね。

 

そのわからないことにどのくらい対策を打つのか、打つならどの程度が適切かなんてのも、答えのないことだと思います。

 

浦安のこの事例の場合も、建て替えをする人や、独自に耐震強化をする人、引っ越す人など、地震後の対応は住民それぞれ。

どれが正解なんてのも答えのないこと。

 

大事なことは、自分はどうしたいか。

100万や200万で安心を買えると考えるか、その時が来たら住宅の被害はしょうがないとしてその100万や200万を別のことに使うのか、どうする?

と聞いたら、う〜んとかなり友人は悩んでました。

答えは早々に出ないでしょうね、やはり。

 

でもそうやって考えてみるところから始めるのがいいと思う。

 

どれだけ技術が発達したとはいえ、自然の猛威を完全に掌握するなど不可能でしょうから、なまじ「○○で安心」などのキャッチコピーに惑わされず、自分がどうしたいのかをじっくり考え、それに合った選択をする。

その方が後悔のない死に方ができるでしょう。

 

あなたはどう考えてるの?と友人に聞かれたので、「どこかの土地に執着せす快適なところに身軽に移動する、のが私なりの安全対策ね」と答えたら、笑われました。

道理でそんなに引っ越すわけだ、と。

 

色んな考え方がありますが、物理的な耐震化はプロに任せるとして、心理的な耐震化は自分の生き方によって決まってくると思います。

どうありたいかによって、物理的な技術のうち何を選択するべきかが見えてくるはず。

物理的なことから考えても、数ある方法のうちどれを選べばいいか迷い、どれを選んでもそれが正解だったか不安も出てくるでしょう。

 

というわけで、どんなことにも物理的な対応と心理的な対応の両面が必要ではないでしょうか。

 

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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