2013年03月28日

安全に生きて安心して死ねる場所としての住まいを考えよう

この頃はもっぱらNHKしか見ないのですが、毎月なにかしら住まいに関する特集をやっています。

今月は 「幸せに暮らせる? どうする"ついの住みか"」というタイトルで、老後の住まい方が特集されていました。

 

1月に放映された老人漂流社会というタイトルの特集のとき、

 

超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。

 

という数字に驚きました。今回も、

 

2030年には、人生の最期を迎える「ついの住みか」がみつからない高齢者が47万人に達するとの推計も。

2018年には介護療養病床は廃止されることとなっており、長期の入院はより難しくなる。

一方、有料老人ホームはあるものの経済的なハードルがあり、手ごろな特別養護老人ホームは42万人待ちと言われている。

 

という数字にドキっとさせられました。

 

住宅業界的には相も変わらず子育て世代ばかりに焦点があたっていますが、穏やかに死ねる場所を求める人たちの方が、実態としては多いのではないでしょうか。

 

空き家は増える一方なのに、安心して最期を迎える住まいは不足しているこの現状。

「生」については明るく前向きな造り手は多いでしょうが、死ねる場所としての住まいについては考えたくない造り手の方が多いかもしれません。

 

核家族化が進み「住まい」と「死」に距離ができてしまいましたが、誰もが避けることのできない「死」に、いつまでも距離をあけたままではいられないだろうに・・・・

 

避けて通れない「死」に正面から向き合える造り手が増えれば、多くの矛盾した現状は自ずと解消していくのではないかと思います。

 

いずれ自分たちも高齢者となり死に場所を求めて漂流するなんてことにならないよう、安全に生きるだけの住まいではなく、安全に生きて安心して死ねる場所としての住まいを、もっと考えていきたいですね。

 

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この記事へのコメント

1. Posted by w   2013年03月28日 17:36
安心して死ねる我が家について、最近、考えるようになりました。
実習先で、いろんな高齢者の方の話を伺ったからかなぁ、と思います。

そういえば
以前、某マンションメーカーの広報誌づくりをしていた際に取材先の住人(50代男性)が
「ここのエレベーターは棺桶が入らないんだよね。だから、ここじゃ死ねないんだ」
と、こぼしまして。
当時は実感がなかったのですが、いまは気もちが、よぉ〜〜〜く判ります(笑)。

安心して最後を迎えたいところ・迎えられるところ。
それは住まいだけの問題ではなく、人間関係も重要かもしれませんね。

2. Posted by ビルダーナース   2013年03月29日 22:27
>Wさんへ

マンションのエレベーターでも、奥の壁が開けられ、棺桶が収まるようになっていることがあります。(壁紙で普段はわからないようになってる)
横に収まらない場合、縦にして入れることもありますよ。
この際、ご遺体が棺桶内でぶつかる事もありえますが・・・・

死後は葬儀屋に任せればたいていのことはやってくれますわ。
ご安心を(笑)

自宅で最期まで穏やかに暮らすためには、仰るとおり人間関係ですよね。

いつ終わりが来るかわかりませんが、日々成長に邁進し、悔いのないようにしたいです。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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