2011年11月01日

住宅の省エネ度がはっきりわかるEU、わからない日本

9月にこちらのセミナーで話を聞いて以降、パッシブ住宅の概念を少しずつお勉強中。

数字に強くないので、単位やら計算まではまだ頭がウニウニ状態ですが・・・(笑)

 

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この本で考え方がわかりやすく書かれていたのでご紹介しますね。

 

住宅の省エネ度がはっきりわかるEU、わからない日本

 

現在日本の住宅市場で見受けられる「エコ」やら「グリーン」やら「ソーラー」といったハウスメーカーのキャッチフレーズはどれも曖昧で、なにがどうして省エネなのかよくわかりません。

「一般住宅と比べて50%エネルギー効率アップ」などといった性能が、商品に上乗せされた価格に相応しているのかも、さっぱり不明なのです。

 

こんな現状では建て主側も一体なにを選べばよいのかわからないというのが本音でしょうが、EUのエネルギーパフォーマンス表示制度と同等なシステムが日本の住宅市場に導入されれば、もうそんないいわけは通用しません。

より多くの建て主がそのための知識を得ることによって初めて、エネルギーを浪費する欠陥住宅を排除したり、「なんちゃって省エネ住宅」をすぐさま見抜いたりすることが可能となるのですから。

 

EUのエネルギーパフォーマンス表示制度の取り決めにおいては、賃貸に出されたり、不動産取引が行われたりする中古物件にも証書を発行しなくてはならなくなりました。

これが必然的に、中古物件の断熱リフォームの需要が一気に増えることにつながったのです。

古く歴史ノのある建物に、どのようにトリプルサッシを取り付けるか、どのように気密性を高めるか、という議論が、建築専門誌でも盛んに繰り広げられています。

 

その結果、新築より中古の方が冬暖かく、より快適に暮らせるだろうという私たちの思い込みは、必ずしも当たらなくなりました。

また、断熱リフォーム等の持ち主による努力は、証書によって建物の省エネ性能として証明されるわけですから、持ち主も決断がしやすいというわけです。

 

EUにおける住宅のエネルギーパフォーマンス表示の義務付けは、2003年1月にEU議会の公式文書として発表され、2006年1月4日からの実施に向けて加盟国は必要な準備を求められたのです。

それを受けてEU加盟国は、自国の法規に従って住宅の消費するエネルギー算出方法を確立しました。

イギリスやアイルランドでは、照明も含む年間エネルギー量を算出して、AからGまでのレーティングを行うことを決めました。

 

一方ドイツではレーティングは行わずにエネルギー量を数値として表示する方式を採用したのです。

 

レーティングとは・・・・

すべての住宅に対してエネルギーパフォーマンス表示の義務付けを目指したEU各国は、その早急なシステム構築のために、あくまで各国の既存の法規に基づき、エネルギー量の算出を行うことで合意しました。

アイルランドやイギリスでは、国家試験を合格した有資格者のみが、政府の指定したソフトを用いて証書を発行することができます。

 

このアセッサーという立場の人は、基本的に図面を元に審査を行い、自ら現場に出向くことは義務付けられていません。

建物の気密性能は証書の数値に影響しますが、気密測定試験を行わずに、木造、壁構造といった工法ごとの一般的な数値を採用することも認められています。

 

一方ドイツでは、エネルギーコンサルタントと呼ばれる資格をもつ人以外にも、設計士等も証書発行の資格を有します。

ドイツでは政府指定のソフトというものは存在せず、DIN(ドイツ連邦規格)やEnEV(省エネ法令)といった自国の指針に従って計算を行えば、手計算でも結果を算出できるようなシステムが確立されています。

同時に使い勝手の良い様々なソフトが開発され、販売されています。

 

省エネ住宅の基準を統一したEUに対し、「省エネ」と勝手に謳って宣伝すれば、なんでもまかり通る日本。

というのがよくわかりますね。

EUにできて日本でできないわけがない、と思います。

 

それでは、続きはまた次回〜

 

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1. ハウスメーカーで3200万円の見積りを、1600万円で新築した私の方法。一戸建て、マンションも半額でフルリフォーム★写真付き★  [ ハウスメーカーで3200万円の見積りを、1600万円で新築した私の方法。一戸建て、マンションも半額でフルリフォーム★写真付き★ ]   2011年11月06日 07:30
住宅展示場ハウスメーカーよりも、格安で新築できました。リフォームも半額で行った、その方法とは。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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