2011年10月29日

「暮らしの要素」を描いてイメージを明確にしよう

Thing201111-2Thing11月号の「簡単!コミュニケーションスケッチ」は、「「暮らしの要素」を描いてイメージを明確にしよう」というタイトルで、暮らしのイメージをふくらませる設備や建具などの描き方について紹介されていました。

 

初期の打ち合わせでは、平面図に設備や家具、建具などを配置して暮らし方を考えながら間取りを決めいきます。

このときにお客様とイメージを共有するのは案外難しいものです。

お客様は平面図ではほとんど立体を想像できないからです。

その結果、あいまいなイメージのままに家づくりは進み、途中で何度も確認、検討が必要となってしまいます。

 

そんな余分な手間を解消するのが、今回のスケッチ術。

前回紹介したテクニックで部位から描いたスケッチに、設備や建具、家具などの「暮らしの要素」を描き加えてお客様のイメージをより具体化します。

 

お客様は平面図ではほとんど立体を想像できない」というのは、まさに!ですよね。

 

女性は特に・・・・。 私も頭の中は2次元ですから、平面だけから実際に建ったときを想像するのは無理です。

自信を持って できません と宣言します(笑)

いくつもの平面を見慣れているせいか、慣れで多少は想像できるようになりましたが、それでも想像できる人の10分の1レベルもないと思います。

 

だからお客さんが同じように想像できないでいながら、それを造り手に告げられず、延々と一方的に間取りの説明をされ、それをつまらなそうに聞いているときの気持ちがよ〜くわかります。

 

イメージ通りじゃなかった、とこりゃ工事後でクレームになりそうだな、と脇で一緒に話を聞いていて思うことは多々ありました。

まぁ受注できればの話ですが、こういう場合、それに至らないことも多いですねぇ。

 

そんなことにならないためにも、こうしたコミュニケーションスケッチで、イメージ通りかどうかをきちんと確かめるといいでしょう。

 

Thing201111-3例えばキッチン。

 

「羊羹」のような箱型を描いてコンロ部分とシンクの線を加えればキッチンに。

最後に水洗金具を太く濃く描けば完成です。

 

上手に描くのが目的ではなく、イメージをきちんと伝え、こんなはずでは・・・・と、住まい手と造り手の双方がならないようにするのがコミュニケーションスケッチ、というのがいいですよね。

 

 

どうして立体を想像できない素人相手に平面図だけ、それも縮小されたもんで、数千万のも受注しようとするのか。

とってもおかしいことがまかり通ってしまっているこの業界。

 

スケッチでもCADでパースや鳥瞰を作るでもいいので、もっと相手の理解度を確認し、資料はきちんと揃えてほしいなぁ。

 

景気が悪いとか、先行き不安などの社会的要因も大きいでしょうが、このへんのことでせっかくの機会を取り逃がしながら、己を省みない造り手が多いのもまた事実ではないでしょうか。

 

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この記事へのコメント

1. Posted by 元単身赴任のYH   2011年10月29日 22:56
こんばんは。

立体的だととても分りやすいです。
立体的にささっと絵を描けるっていいですね。私も勉強したいです。

ポチッ
2. Posted by ビルダーナース   2011年10月30日 22:39
>元単身赴任のYHさんへ

そうなんです。
立体の絵を見れば、縮小されてもイメージが明確にわかりますよねぇ。

私もこのスケッチ、勉強したいです。
3. Posted by w   2011年10月31日 11:10
こんにちは。いつも、ご紹介ありがとうございます。

言葉で説明してもイメージできない相手には、どんなに言葉を重ねても無理ですよね。
でも、簡単なスケッチや図式を描き加えただけで「あら、そういう事だったの!」と相手にすんなり納得してもらえることって、間取りプランの提案だけでなく、案外、日常の中にもあると思います。

そういう発想のヒントが、このスケッチにはあるような気がしてなりません。長谷川さんのスケッチ術、私も勉強したいです。
4. Posted by ビルダーナース   2011年11月03日 18:26
>Wさんへ

>>簡単なスケッチや図式を描き加えただけで「あら、そういう事だったの!」と相手にすんなり納得してもらえることって、間取りプランの提案だけでなく、案外、日常の中にもあると思います。

まさに!
人間の情報理解度として、言語を得意とする人と、絵を得意とする人、色々タイプがあります。
言語からの情報を理解するのが苦手な人に、いくら言語で説明しても、伝わりにくいですよね。

下手でもなにか絵を描いて伝えるというのは、習慣として持った方がいいなと私も強く感じますわ。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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