2011年06月02日

自分の動機と相手の動機を確認しないと、トラブルになりやすい

先日、友人からこんな話を聞きました。
 

近所で屋根の葺き替えをしていて、そこの職人さんが近隣挨拶で彼女の家に来た時、「うちも直したらどのくらいかかるのか」となんとなく聞いたそうです。

 

彼女にしてみれば直そうと本気で考えていたわけでもなく、もののついでに、人の良さそうな職人さんだったから、聞いてみた。
 

なにがどの程度の工事でいくらなのかも検討つかないから、まずは聞いてみただけのことだったようです。

 

当日にはその職人さんと工務店の若手社長が見積もりを持参し、彼女へ工事の契約を迫ったとのこと。

 
 

なんとなく聞いてみたことがそんなオオゴトになるとは思わず、おまけに今日契約してくれないと・・・みたいに営業されびっくりした彼女は拒否モードに。
 

とにもかくにも「なんなの、この人、嫌!帰って」モードになってしまったそうです。

 

後日私に「あれってどーいうこと?」と聞かれたので、こう解説しました。

 

その工務店さんには「せっかくのチャンス。契約を逃したくない」という恐怖心が先にたって、そういう営業をしたのだと思う。

不快な気持ちにさせようとやったわけではないだろう。
 

恐怖心が強くて、自分の話にあなたがどう感じているかを、冷静に観察する余裕もなく、ついついこれでもかというくらい、しつこく迫ってしまった。

 

一方あなたからしたら、最初に「どうして見積もりを依頼されたんですか?」と、その動機を聞いてほしかったのかもしれない。
 

なにがどの程度、いくらなのか検討もつかない段階なわけだから、屋根の葺き替えとはそもそもなんのためにやるのかという基本的なことを営業抜きで説明してくれれば、拒否モードにならず、話しを聞けたでしょう。
 

拒否モードに入る=自分のテリトリーを侵され不快、防衛体制に入る という心理状態になり、「もうあなたの顔はみたくない、すぐ帰って」になっちゃったんだよね。

 

彼女もこの説明でよくわかってくれたようですが、その工務店には二度と会いたくないと言ってました。

 

 

ちょっとしたコミュニケーションのもつれがこういう風に、二度とあなたの顔を見たくない というところまでいってしまうのは、業者側とお客さんの双方にとって不幸なこと。

 

以前も書きましたが、恐れが動機で行動をすると、同じように恐れる結果が返ってきてしまいます。
 

かといって恐れを完全に無くすことは難しいでしょうから、恐れを自覚しつつも、相手のためになにがベストなのかを冷静に考えてからコトを起こすといいでしょう。

 

今回の事例の場合、契約をすることが目的ではなく、屋根を直すことで彼女の暮らしがより安全になると捉え、どうしたらそれを理解してもらえるか、そのトークも練ったほうが良かったでしょうね。

 

 

なんとももったいないなぁ、と私はこの工務店さんに同情します。
 

本来の仕事である工事そのものの評価に至らず、あなたが嫌いと言われてしまったら、もうどうしようもできないですから。
 

特に女性から一度拒否されると、いくら詫びても二度目は滅多にありませんしねぇ。

 

みなさんはどうか、同じ徹を踏まないように・・・・
 

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この記事へのコメント

1. Posted by チタジュウ つかもと   2011年06月02日 09:47
あわわ!!

読んでて、「恋愛もそうだよな〜」と思っちゃいました。
気をつけなきゃ!!(苦笑)
2. Posted by haracyu   2011年06月02日 12:00
近隣挨拶まわって、いきなり屋根葺き替えの引き合いがあるなんて僕は経験ないです(笑)昔の僕ならこの内容のようなストーリーになってたかもしれません(汗)
3. Posted by w   2011年06月02日 12:40
身にしみます〜。
いま、不動産関係の問題が起きているため、以前にお付き合いのあった不動産屋さんへ相談。
「ここまでは無料ですよ。有料になる際は前もってお知らせしますから」と担当者。
相談料だってお支払いしたいくらい助かっています。

事前にひと言添えるだけで、信頼関係を結べたかもしれないのに…もったいない話ですね。
4. Posted by 桜井一樹   2011年06月02日 22:13
ノウハウでは無く、心の持ち方で説明してくれるビルダーナースさんの手法に共感します。
とっさの時ってなかなか上手く説明できなくて、あとで「もっとこう説明できたら良かった」と後悔したりしますが、一番大事なことは相手のことを思いやるということですよね。
数字で責めてくる手法は僕もあんまり好きじゃありません。
5. Posted by ビルダーナース   2011年06月02日 23:47
>チタジュウ つかもとさんへ

お客様との関係って、恋愛と似てますよね。
ちょっとした行き違いがオオゴトにもなるし、ちょっとしたことで愛が芽生える。

ビジネスに関わらず、常に相手の幸せを願う気持ちでいれば、こうしたトラブルは避けられると思います。

やっぱり愛が大事ですネ
6. Posted by ビルダーナース   2011年06月02日 23:48
>haracyuさんへ

昔のharacyuさんにも会ってみたいような・・・

どんだけだったのかなぁ。
想像できませんわ(笑)
7. Posted by ビルダーナース   2011年06月02日 23:50
>Wさんへ

そうなんです、事前に一言あればよかったのにねぇ。
それでお客様の不安はだいぶ拭えますよね。

この工務店さんは自分の不安の方が大きすぎて、彼女の不安にまで気が回せなかったんでしょう。

不安が大きい時は、安易に行動しちゃいけませんネ
8. Posted by ビルダーナース   2011年06月02日 23:53
>桜井一樹さんへ

そうなんです、相手を思いやる気持ちがあれば、こんなことにはならなかったでしょう。

トークが下手でも、無骨でも、相手を思いやる気持ちがあれば、必ず伝わりますもの。

やっぱり愛が一番。それしかない!

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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