2011年05月03日

暮らしを語れるつくり手になってください

「暮らす!」技術 (宝島社新書)
「暮らす!」技術 (宝島社新書)
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話題になった書籍「「捨てる!」技術」の続編で「「暮らす!」技術」を読みました。

テーマが「暮らす」なので、家の話題も豊富に書かれています。

「家」について書かれた見出しをご紹介しますね。

 

☆“家は作るもの”と考える

1、こんな考えは捨てよう

2、家は財産だというとらえかたは捨てよう

3、家への大きすぎる夢は捨てよう

 

☆こう考えよう

1、一生住まなくてもいいと考える

2、家はあなただけのものではない

3、自分では作れない部分を知る

4、自分が作るべき部分に他人を介入させない

5、誰もが家づくりに関わる

6、和の知恵に学ぶ

7、家でなにをしたいか考える

 

見出しだけでも共感できると思いますので、ぜひ内容文も読んでいただきたいです。

 

最後に、著者のまとめをご紹介します。

☆家は作るものという考え方のポイント

家とは文化の集合だと思う。

つまり、ある風土に生きる庶民の生活の知恵が詰まった場所だ。

同じ時代に、同じ風土に生きる一人ひとりがきちんと生きる営みを通して、誰もが住みやすい型に収束したのが家ではないだろうか。

だから、ただの容れ物でもないけれど、一人ひとりが個性を発揮する場でもない。

 

戦後に、この型が崩れてしまった。

いや、崩してしまったうえで、個人も国も企業も、新しい探しをはじめた。

そしてアメリカやイギリスのという器を輸入してみた。

けれども、その器には長い背景があることを軽視しすぎていたのではないだろうか。

それは同時に、私たちの祖先が長い時間をかけてつくってきた日本の家の型を軽視したということである。

 

しかし、新しい“家”探しは戦後50年をかけても、実を結ばなかったのではないか。

今、身近な住宅街を見てみるといい。

ピンクやクリーム色のコロニアル洋式の家や、チューダー王朝まがいの家、かと思えばログハウスあり、純日本建築あり、昭和中期の建売あり、もちろん団地やマンションもあり・・・・。

いろいろ取り入れてます、という見本市だ。

 

どこかから持ってきたり頭だけで考えた家探しではダメだったのだ。

もう一度、家と暮らしの根本にたちかえって、一人ひとりがきちんと生きる営みを通して家とつきあってみよう。

“家を買う”のではなく、“家を作る”“暮らしを作る”と自覚してみよう。

そこから、住みやすい今の家の型が見えてくるまで。

 

地震以降、建物の強度について語りたがるつくり手が増えていますが、その前にまず暮らしをどうあるべきなのか。

を、今一度みんなで考えるべきときなのでは、と思います。

 

暮らしを語れるつくり手が増えない限り、復興した街並みはまた、外観がチグハグで統一感のないものになってしまうでしょう。

それでいいんでしょうか。

いつまでそれをやり続けるんでしょうか・・・・

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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この記事へのコメント

1. Posted by 元単身赴任のYH   2011年05月03日 16:55
こんにちは。

宝島社の本と聞くと、ほかの出版社とはちょっと違った視点、本当のところを見つけようという姿勢を感じます。
どのような生活スタイルをするかで、求める家は違ってくるのですね。納得です〜。

ポチッ
2. Posted by ビルダーナース   2011年05月05日 00:17
>元単身赴任のYHさんへ

そうですよね、宝島社の本は気骨がありますよね。
私も好きです。

家を建てられたYHさんの場合、更に暮らしのプロを目指して、この本を読まれるのもいいかもしれませんよ〜

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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