2011年02月08日

万が一を考えるには、実際の事件から

ヒラタキクイムシの食害で工務店が敗訴 というニュースを読みました。

裁判所は約250万円の損害賠償の支払いを工務店側に命じたそうです。

 

工務店は長崎県内にあり、分譲住宅や注文住宅を年に数棟建てている。問題の住宅は木造2階建ての注文住宅で、089月に完成して建て主のAさんに引き渡した。工務店のBさんはAさんの要望で、主要な床材としてナラのムク材を採用した。

 

判決によると引き渡し後、同年11月までにヒラタキクイムシの食害が始まり、1階と2階の床材が共に被害を受けた。Aさんは食害を瑕疵と主張し、Bさんが民法に基づく瑕疵担保責任を果たすことを求めて、098月、長崎地方裁判所に提訴した。

 

一審で工務店のBさんは、ヒラタキクイムシが住宅内へ飛来したのは引き渡し後である可能性が高いことや、ナラのムク材を採用するよう指図したAさんに食 害の責任があることなどを主張。自らの賠償責任を否定したが、102月に敗訴。Bさんは控訴してほぼ同様の主張を繰り返したが、再び敗訴した。

 

ヒラタキクイムシはラワン虫という俗称で呼ばれることもある。Bさんは、「今回の事件が起こるまでラワンしか食わない虫だと思っていたので、虚を突かれた。いまは、ヒラタキクイムシが好まないという針葉樹だけを床材に使うようにしている」と話す。

 

自然素材を使えば、こういうことも起こりうるんですねぇ。

 

裁判にまで発展したのは、感情のしこりがあったからかもしれません。

その手前でなんとかならなかったのでしょうか・・・

 

建て主は瑕疵が認められ賠償してもらえるとはいえ、今後この工務店と縁が切れちゃうと、メンテナンスだって困るだろうに。

 

自然の成せることは人力で完全に防げることばかりじゃないことを、一般に知ってもらう努力が施工側にも求められますね。

 

これだから新建材の方が面倒にならないから良いんだよ、なんて言わないでくださいね~

施主と工務店の双方が、自然素材についての理解を深める必要性があることを教えてくれる出来事だったと、捉えたいものです。

 

そしてなにかコトが起きた時の対応方法も、考えておくといいですね。

起こったときはパニくりますから、「万が一、同じようなコトが起こったらどうするか」の事前シミュレーションは大事ですヨ。

 

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この記事へのコメント

1. Posted by yk   2011年02月08日 18:49
自然素材はいろんな事が起こりますね。
それを承知の上で使うなど、説明ももっと必要なのかも知れないです。。。

裁判まで行くとは、今後メンテナンス面で大変そうですね。。。
2. Posted by w   2011年02月09日 11:00
虫ですか…。

建てた後も、おつきあいができていれば
ここまで問題がこじれなかったかもしれませんね〜。

どちらにとっても残念なことです。
3. Posted by ビルダーナース   2011年02月09日 17:08
>ykさんへ

自然素材はこういうことも起こりうることを、お客様にも知ってもらわないといけないですね。

何を使っても問題はなにかしら起こるかもしれませんので、そうなったときの対応をあらかじめ考えておくといいと思います。
4. Posted by ビルダーナース   2011年02月09日 17:10
>Wさんへ

仰る通り、コミュニケーション上の問題もあったと思います。

賠償金で全てが解決できるないですものねぇ。

双方にとって心の痛手が残ったでしょう。
残念ですね・・・
5. Posted by 元単身赴任のYH   2011年02月10日 08:28
おはようございます。

素材によってムシが食ったり食わなかったりの差が出るのでしょうか。
「針葉樹しか使わない」は、針葉樹だと虫が食わないということでしょうか。
施主にとっても建築会社にとっても、難しい問題ですね。

ポチッ
6. Posted by ビルダーナース   2011年02月10日 23:29
>元単身赴任のYHさんへ

私も虫食いは詳しくないのですが、最近は輸入材も色んな種類がありますから、全部が把握しきれていないと思います。

輸入材と一緒に虫まで一緒に入ってきているなら、天敵はいない日本でどう広がるかも予測できないですしねぇ。

動物と同じで、むやみに輸入するのは後々を考えると危険ですよね。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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