2010年05月11日

プライド重視の話し方になっていませんか?

お客さまとの打合せで、けっこう上手くいったつもりがあとで断られたけどなぜだろう、と話を聞くことがあります。

 

その場にいないので、私には原因がはっきりとはわかりません。

でも、けっこう多くの人に当てはまるのではないだろうか?と思うことがあります。

 

それは、説明する側が男性の場合、プライド重視の会話をしてしまっているケース。

 

ご本人にはそれが普通のため違和感はないでしょうが、話を聞くのが女性の場合、「この人ぜんぜんわかってない、人の話を聞く気がない、素人だと思ってバカにしてるんじゃないの」と受け取ってします。

 

例えば、ある工務店さんAさんは、住設機器は取引先販売店のルートからいつも仕入れ、選択肢は国産の数社だとします。


そこに水周りにこだわりを持った奥様が、「アメリカのこのメーカーの○○って商品はどうですか?」「ネットで見たこれもいいなと思ってるんですけど、どうなんでしょう」などと、Aさんの通常選択肢以外の機器について聞いたとします。

 

Aさんは「国産じゃないと工事がしにくい」「割高になる」「保証ができない」「納品に時間がかかる」「部品は別売りだし」・・・、と答えました。

 

こういうの、ありそうなケースですよね。

これが、プライド重視の会話です。

 

Aさんからすれば施工して引き渡し、その後のことまできちんと考えたら、絶対に安全とわかっていることでなければOKは出せない。

だから安易にそれを取り入れてみましょう、とは言えないからそう答えたまでで、悪気もないし、現時点では誠実な対応だったといえます。

 

でも女性はプライドよりも共感、シンパシーを求める生き物。

 

奥様が求めていた答えは、盛り上がっていた自分の心に冷や水をかけるようなネガティブな答えではないのです。

 

「いいですね、どこで見つけたんですか、こういうのがあるのですね、知らなかったなぁ。それ、詳しく教えてください。」

など、自分がいいなと思ったものにAさんにも興味を持ってもらいたかったのです。

 

それから現実的にそれを取り入れた場合と、Aさんのこれまでの経験と知識から、どうしたら予算内に納まるかなど、具体的な話をすれば、奥様も冷や水をかけられたとは思わないでしょう。

 

話の順番を「共感」→「現実を考える」にすればよかったものを、いきなり「現実を考える」にすると、女性はたいていヘソを曲げますね。

 

相手が女性の場合は、ここは重要ポイント。

 

まだまだ男性社会の現代では職場でもどこでも、相手が男性の場合、プライド重視の会話に女性は疲れています。

 

この奥様のように、自分がお客さんという優位な立場になったのに、こうして冷や水をかけられると、Aさんへの怒りだけでなく、過去に同じようなイヤな経験をしたことが誘発して思い出され、「なんなの、この人」と怒りが倍増したりします。

 

女性は気持ちが、過去の体験を伴って湧き上るという、やっかいな生き物でもあります。

 

目の前の出来事から、過去の同じような記憶が連鎖的に、それも自動で思い起こされちゃうのです。

自動がゆえに、止められませ〜ん・・・・。

 

 

男女の感じ方の違いは、良いとか悪いの問題じゃなく、そういうものだと思ってわからないなりに接し方を工夫していくしかないですよね。

 

相手が女性の場合は、第一に「共感」することを心がける。

 

打合せもそれだけで、次の機会につながる確立はグンとあがると思います。

日頃から、女性相手に練習しましょ♪

共感してるよといいながら、結局自分のやり方にしか話を持っていかない男性もまた多いですからぁ(笑)

 

 

参考に、前回ご紹介したこちらの本から、プライド重視について説明された一文を転載します。

 

男はプライドを、女はシンパシーを求める・・・・・。

男と女の会話を考えるとき、避けて通れない大命題である。

そして、これを知らないから女は「男って、どうしてあんな小さいことでヘソを曲げるのかしら。どうして話を聞かないのかしら」と思うし、男は女のちょっとした一言で自信を失ったりする。

 

男はプライドに対してあまりに敏感だ。

相手のちょっとした一言をすぐプライドと結びつけて解釈しようとする。

自分のプライドを満足させられるような一言をもらえれば過剰に喜ぶし、プライドを傷つけられるような一言を言われれば極端に落ち込むか、極端に攻撃的な態度に出る。

 

しかし、こんな「男のプライド」は、女性にはまったく理解しがたく、そしてときには男性自身にとっても非常にやっかいなシロモノになる。

だから、予期せず相手の男性が過剰に怒ったり、落ち込んだりしたときは、女性が知らず知らずのうちに相手のプライドを傷つけてしまった可能性が非常に高い。

女性にしてみれば、「どうしてそんなつまらないことでプライドが傷ついてしまうの?」などと不思議に思うだろうが、男は非常に繊細で、ほんのちょっとしたことでプライドがアップ・ダウンしてしまうのだ。


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この記事へのコメント

1. Posted by 桜井一樹/桜井材木   2010年05月11日 19:31
なるほどー。
女性は共感を求めているんですね、僕も指摘されなければ解らないことがいっぱいあります。

とにかく自分の考えや思想を相手に押し付けたり、主張しすぎるのだけはやめようといつも思ってるんですが、僕は我が強い性格なのか人とぶつかることが多いです。

たまにのんびりした人と話すと、おっとりした性格でいいなぁ・・・って羨ましくなるくらいです。

性格ってほんと、なかなか変えられませんね・・・><
2. Posted by ワイズアート山原   2010年05月11日 22:31
5 この記事を読んで、自分も当てはまるって感じました。
アドバイス的に言うてたつもりの事が裏目に出る事もあるんですね。
勉強になりました。
3. Posted by あぶりしゃけ   2010年05月12日 01:02
数ヶ月前、ブログ仲間のところ(マイホーム建築をきっかけに、自分の家づくりにかかわった人たちを引き抜いて設計事務所をつくったおもしろい経歴の人です♪)でまさにこんな話題がのぼっていました〜。
確か、壁掛けテレビとヨーロッパの食洗機の話だったかなぁ。

こういうのをやめたほうがいいって言われるのはプライドからだったんですね!
正直なところ、施主側からしたら「この人、面倒くさいって思ってるのかな。そうじゃないとしたら、それを扱えるだけの知識や技術がないのね!」って感じますね。

施主側が造り手のみなさんに求めているプライドは、「何としても施主の理想を叶える、”施主にとって”ベストな家づくりをしようとしてくれる」ということなんだと思います。
たとえ結果的にそれが無理でも、かなえようと前向きに頑張って考えてくれる姿勢が見たいんです。

前向きに頑張ってくれた結果、「こうこう、こういう理由でやめたほうがいいと思うのですが、どうしますか?」って丁寧に説明してくれて、施主に選択をさせてほしいって思ってるんだと思いますよ。


・・・って書きながら、整理収納アドバイザーとしてどうかと言われると、お客様の求めていないプライドを出してしまっていることもあるかなって反省してます。
お客様に共感はするんだけど、やっぱり根本的なところから解決してほしいって思うから、整理することを勧めちゃう。。。
4. Posted by ビルダーナース   2010年05月12日 11:05
>桜井一樹/桜井木材さんへ

そうなんです。女性は共感を求める欲求が強いですよぉ。

男性は我を張る欲が強いかもしれません。

良いも悪いもなく、そういう傾向にあるものと思って、頭の片隅に入れて対応を考えるといいかもしれませんね。

無理に性格を変えようとするよりも、違う受け取り方や感じ方があるのだと、違いを受け入れる許容性をUPさせるといいと思います。

そうすると相手から想定外の返答があっても、「そうきたか!」と感心できるでしょうから。

「へぇー」と「そうきたか」で、違いを面白がってみてくださいネ
5. Posted by ビルダーナース   2010年05月12日 11:11
>ワイズアート山原さんへ

アドバイスはもちろん有益なのですが、その前に「共感」していることをわかる言葉がけをするといいですよぉ。

会話がアドバイスからだと、自分の良いと思ったものを否定されたように女性は感じてしまうかも。

そんなつもりがなくても、女性はそうやって受け取って、勝手にヘソを曲げてしまうことがあります。

それが「あの人話を聞いてくれない」との評価につながることも・・・

共感していると思ってもらえる言葉をいくつか用意し、習慣として始めにそれを言う。
みたいにしておくだけでもGOOD。

女性にヘソを曲げられないようにしたいですよね。(って、女性の私も時々やっちゃいますけど。。。笑)
6. Posted by ビルダーナース   2010年05月12日 11:19
>あぶりしゃけさんへ

やっぱりこういうことありますか。
この手の話は、私もよく耳にします。
ちょっとした言葉のかけかたでお客様の対応も変わってくるのに、もったいないなぁと思ってました。

>>「この人、面倒くさいって思ってるのかな。そうじゃないとしたら、それを扱えるだけの知識や技術がないのね!」

共感の言葉がないと、そう受け取られちゃいますよね。

業者側はそんなつもりがなく、メンテまで責任とって行うことを考えると、イレギュラーは簡単に取れいれられない事情があるだけなんですが・・・

アドバイスはホントに難しいですよね。

私は根本的な解決には段階を踏まないと難しいと思うので、あえて失敗するのがわかっていて、見守ることが多々あります(笑)

やらなきゃわからない、やってもわからない、それが人間かもしれません。

根本的解決よりも、解決しようと心が前に向くことが、大切なのかもしれない。

心が変われば、現実が変わるのは時間の問題・・・・かな。
7. Posted by yk   2010年05月12日 19:06
少なからず使っていそう・・・><
こうしたらどうですか??って言う物に対して、行ってしまっているかも^^;

まずは共感して、その後理由を話すのがベストですかね?

何より話す機会を多くするのが良いですね^^ノシ
8. Posted by 単身赴任のYH   2010年05月13日 07:46
おはようございます。

共感→現実へ。
ハッと思いました。ついつい現実論が中心で、相手の言葉に共感する姿勢が足りない場面がありそうです。
良いお話をありがとうございます!

ポチッ
9. Posted by ビルダーナース   2010年05月13日 21:59
>ykさんへ

>>まずは共感して、その後理由を話すのがベストですかね?
何より話す機会を多くするのが良いですね^^ノシ

女性は、機嫌が良ければ良いほど口数が増えます。
だから聞くに徹して、できるだけ相手から言葉を引き出すといいかもしれませんね。

女性はあまりNOとはっきり言わず、黙ることでNOを示すことがあるので、あまり喋らなくなったら危険かも。。。。
10. Posted by ビルダーナース   2010年05月13日 22:03
>単身赴任のYHさんへ

>>ついつい現実論が中心で、相手の言葉に共感する姿勢が足りない場面がありそうです。

私も男性っぽいので、よくやっちゃいます(苦笑)
共感、共感と言い聞かせながら気をつけてま〜す。

YHさんは女性の部下の方々も多いでしょうから、共感をこころがければもっと慕われますよね。
さらに素敵なYHさんになってくださいね〜

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

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