2010年05月08日
想いを話せる仲間の輪をつくろう
これからはコミュニティの時代、とは最近よく聞きます。
あなたは何かご自身でコミュニティを作ったり、あるいは属していますか?
どんなコミュニティでもいいので、できればぜひご自身で音頭を取って、形成してほしいなぁ。
私はビルダーさんたちと「自立する工務店の会」で、コミュニティを作ってます。
他にも色々あっちこっち顔を出したり、なにかしら一緒にやる仲間がいてとても心強いです。
女性はこの分野は実にお得意。
(井戸端会議は立派なコミュニティ♪♪)
男性は仕事とプライベートを切り分けて考える人が多いから、井戸端会議にはなりにくそうですね。。。。
だからこそ、多くの男性に心の内を話せる相手がいると、きっともっと社会は穏かになるだろう・・・と思います。
先日読んだ本に、こんな男性の特徴が書かれてました。
読みながら、「いるいる、いっぱいこういう人」と頷きながら、色んな男性の顔を思い浮かべてしまいましたよ(笑)
心に想いを溜め込まず話せる仲間を見つけ、増やしていくと、心が軽くなるばかりでなく、前向きに仕事にも取り組めますよね。
どうかこんな風にならないでください↓
男は何か悩み事、考え事を抱えたときは、自分の心の中だけでじっくり考えることで問題を解決しようとする。
「なぜこんな事態になったのだろう」「どうやったらこの事態を解決できるだろうか」「今すべきことは何だろうか」など、理性をフル回転し、論理立て、じっくり考えることで問題解決の糸口をつかもうとする。
さらに男は、悩み事について答えを出そうとしている最中は、思考に集中するため、下界との関係をシャットアウトして、なるべく孤独な環境を作り出そうとする。
他人との間に壁を作り、自分の世界に引きこもってしまうのだ。
身近な男性がぽかんとした表情で宙をみつめ、"心ここにあらず”の状態になっているのを見たことはないだろうか。
そういうとき、男はまったく意図しない形で心理的に“バリア”を張り、一緒にいる人を締め出してしまっている。
極端に言えば、全エネルギーが問題解決に向けられ、それ以外のところに向けるエネルギーがなくなっている状態だと言える。
そういう状態、つまり自分の部屋に閉じこもり、内側からカギをロックしてしまった“悩める男”に対して、「助けてあげるから出てきなさい!」と無理にドアを叩いたり外からわめいても、彼の助けにならないことはおわかりいただけるだろう。
余計に意固地になって、ドアは内側から固くロックされたままになる。
「入ってくるな!頼むから放っておいてくれ・・・・」
このように、男は“孤独になって考える生き物”だ。
逆に言うと、孤独にならないと物事をじっくり考えることができない。
だから黙って考えている最中に、女性が「何を考えているか、話して」と迫ると、思考の邪魔をされた気分になってしまう。
それでもしつこく心の中に侵入しようとしてくる存在は、いわば、“敵”とみなされる。
心の中で“敵侵入!敵侵入!”との警報が鳴り、思考の邪魔をする存在を排除するために、激しい怒りをあらわにすることもあるのだ。
では、なぜ男は悩みを口にできないのだろうか。
なぜ孤独の殻に閉じこもろうとするのだろうか。
それは、簡単に言ってしまえば男の“プライド”や“強がり”に原因がある。
悩みや問題があるとうことは、男としての“弱さの証”なのだという、ある種の幻想に縛られているのだ。
男ならどんな問題であっても強力に解決しなくてはならない
悩みを他人、まして女には見せないのが男らしさであり、男の優しさだ
孤独に耐えながら自己実現することが男の美学だ
男はこのような社会が作った幻想、つまり“社会通念”に縛られている。
そしてあまりにその“縛り”が強くなり過ぎると、男女のコミュニケーション・ギャップにとどまらず、悲劇的な結末を迎えることもある。
たとえば、仕事上のミスを誰にも言えず、結果として莫大な被害を会社や社会に与えてしまう。
ミスを隠し、隠したことを悩み、悩んでも解決にならないから、ますます苦しくなってついには自殺。
「つらい」の一言が言えないために、うつ病になるまで悩み抜く、リストラの憂き目にあい、本当は出勤する会社などないのに、毎日スーツを着て会社に出かけるフリをしている夫・・・・。
一人で思い詰めてしまうがゆえに、こんなことを平気でやってしまうのが男だ。
哀れとしか言いようがないが、男性読者なら他人事とは言い切れない怖さがあるかもしれない。
女は男のどこを誤解するのか―男と女“すれ違い”に学ぶ心理学 (王様文庫)
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この記事へのコメント
確かに一理あるような気がします。
男って難しいですよね。
十人十色とはよく言ったものだと思います^^
自分自身も振り返ってみても、当てはまります。
その為、悩みをお互いに開放できる場所と仲間が必要ですね。
私の場合、お互いに決算書をオープンにして、経営のあるべき姿を検討する異業種交流会に1年以上います。
当然、悩みも希望も話します。
中小零細企業で、決算書を他人に公表していない経営者が95%以上と思います。
同じ理由ですね。
緩やかな繋がり(群れている)もいいけど、ハードな付き合い(切磋琢磨)も必要です。
経営者の異業種交流会は13年ぐらいです。(入力ミスです)
もし関心がある人がいましたら。
http://www.hoyukai.com/
男性の特徴がこの他にも描かれ、面白い本でしたよぉ。
自分では当たり前のことが、なぜそうなるかを探るには、この手の本がいいですね。
女性の特徴と大きく違いますから。
男女共に、人生色々で大変ですよね。
私的には、男性の特徴を知れば知るほど、女に生まれてよかったぁと思ってしまいますが。。。(笑)
すごい異業種交流会があるのですね。
決算書を公開し合うとは、、、、
そういうレベルにいくまでには、段階を踏まないと難しいかもしれませんねぇ。
まずは、緩い仲間作りからでもいいと思いますよ。
誰からに気持ちを言うことも、経験を積まないとなかなか男性には難しいでしょうから。。。
段階を踏んで、自分を無理なく成長させていく術を見つけるられるといいですね。
とってもナットクのお話です。
心を開いた話ができる仲間がいるって、素敵です。
一方男性のほうは・・・、おっしゃるとオチどうしても一人で解決しようと思いがちです。もっとリラックスしなくちゃ。(笑)
ポチッ
どちらかと言えば、誰かに悩みを打ち明けてスッキリするのが私流です。
おっさんであり、心はおばちゃんなのかも知れませんね。
昨日も、OB施主さん周りをしてましたが、いい事も悪いこともオープンして長話してしまいました。
相手さんがご主人さんであってもです(笑)
ありゃ・・・
何だか自分の事を言われているような。。。
仕事面じゃなく夫婦間で^^;
仕事面では前よりオープンになっているんですが、男女問題は・・・
ん〜一度読んでみようかな?
やっぱり男性は一人で解決しようとされちゃうんですね。
女性は喋らずにはいられないんですが。。。(笑)
話をするだけでもリラックスできると思うので、気軽に話せる仲間がいるといいですよぉ。
そうそう、森田さんの素敵なところはそのお喋り好きなところ。
男性の力強さと、女性のしなやかさと、両方をバランスよくお持ちですよね。
時代はどんどん真ん中に、中立に向かってますから、合ってますね。
その持ち味を生かして、これからもおばちゃんトークでお客様を魅了してくださいませ(笑)
あら、ykさんもご自宅ではこの本のようなタイプの男性でしたか。。。
奥様きっと時々「もっと話してくれたらいいのに」と思ってらっしゃるかもしれませんネ
話すとスッキリすると思うので、奥様ともじっくりお話をする機会をたくさん作ってくださいませ。