2010年04月27日

住まい観を語るために

ビルダー・工務店さんとお話しさせてもらうときに一番私が多く感じることは、

 

それで、あなた自身の住まい観って? 家族観って?

暮らすことについてどう感じているか、考えているのかよく見えないんですけど・・・

建てて終わりなの?

 

ということに尽きます。

材料、構造、施工方法、性能、住宅ローンなどのことは、ホントによく喋ってくれるんですけどね。

 

でもこれだけじゃあ、価格競争に飲み込まれ、せっかくの腕を鳴らす機会が減っていくかもしれませんよ。

 

だからお会いできるかたには、ご自身の住まい観を磨いてくださいとお話させてもらうようにしています。

また、それを養うための本も紹介するようにしています。

 

夫婦をゆがめる「間取り」 あなたの家に「家族の営み」はありますか?
夫婦をゆがめる「間取り」 あなたの家に「家族の営み」はありますか?
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例えば、建築家の横山さんが書かれた「夫婦をゆがめる「間取り」」

目次を一部紹介すると、

 

間取りで夫婦が壊れる

「子供優先」から「夫婦優先」の間取りへ

夫婦別寝室で夫婦が壊れる

二世帯住宅で夫婦が壊れる

夫婦の「絆」を育む間取りとは

家族の成長と共に、間取りも変化する

住まいは夫婦のものである

 

この中から、さらに「間取りで夫婦が壊れる」の一部紹介します。

 

毎日暮らす住居やその間取りからの圧迫感や疎外感を感じていたとしても、表面上は次第に鳴れてそれほどの不快感を感じなくなっていくのかもしれません。

しかし、実は心のどこかにストレスとして蓄積されていくものなのです。

そうしたストレスは、顕著な自覚症状がないまま蓄積されていき、心のキャパシティーを超えて初めて何らかのかたちで噴出し、気づいた時には修復できないほどの溝を夫婦の間につくってしまう可能性があり、放置するのは危険です。

 

例えば夫婦別寝室。

私の設計事務所でも50代の建主は、ほぼ5割を超える夫婦が別寝室を希望します。

夫婦別寝室にする理由は、主に「いびきがうるさい」「歯ぎしりが気になる」「体感温度が違う」といった生理的なこと、そして「2人の寝る時間帯が異なる」「生活のリズムが違う」など生活習慣の違いによるものです。

言うなれば「些細なこと」(語弊があるかもしれませんが)が発端なのです。

 

しかし、たとえ些細なことであったとしても、ただでさえ日常が忙しく、「夫婦間のコミュニケーション」が乏しい今日、寝室まで別にしてしまったら、いったいどこで「夫婦の会話」は行われるというのでしょうか。

それぞれの居場所や、2人で会話できる場が確立されていない状態で、夫婦別寝室にしてしまうのは危険です。

これでは、夫婦の絆は“乖離“こそすれ、深まるはずはありません。

 

また、両親の姿に理想の家族像を見て育ち、心から安心できる場を住まいに求めている子供たちにとってはどうなのでしょうか。

夫婦別寝室は、お互い夫婦の選択の結果招いたものですから、夫婦2人だけの生活であれば問題ないのかもしれません。

しかし、親からの愛情はもちろんのこと、親が夫婦として愛し合うことを求める子供にとって、決していい結果は生まないはずです。

 

親がストレスを癒せない住まいで、なおかつ家庭内離婚の状態では、健全な子育てができるとは思えません。

夫婦の信頼の軸がしっかりしていてこそ、家族の団欒や親子の会話が成立するのです。

であるならば、間取りの問題は、単に夫婦関係だけでなく、子供、ひいては家族全体に大きな影響を与える問題であることがわかります。

 

いかがでしょうか。

物理的に寝室を造るだけでなく、寝室の役割や意味をこうやって語れるとさらにいいですよね。

お客さまも、こうした話を望んでいると思います。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

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この記事へのコメント

1. Posted by yk   2010年04月27日 15:29
間取りで絆を作るかぁ〜!!
良いですね^^

自分の考えも近い物があって、住で教育って感じで考えてます♪

子供の教育だけでなく、夫婦が共の学びあえる環境を家に作りたいなって、思ってPLAN作ってます^^v

この本に共感できそうだなぁ〜^^
2. Posted by ビルダーナース   2010年04月28日 16:22
>ykさんへ

>>子供の教育だけでなく、夫婦が共の学びあえる環境を家に作りたいなって、思ってPLAN作ってます

素敵ですね!
住まいが人生に与える影響って大きいですから、それを考慮してお客さまに提案できるといいですよね。

この本は読みやすくて面白かったですよ。
ykさんがお客さま向けに、想いを伝える文章を考えるときの参考にされてくださいませ。
3. Posted by 単身赴任のYH   2010年04月28日 18:01
こんにちは。

今日のビルダーナースさんの記事は、読めば読むほど「事前にこの本を読むべきだったかな〜」と感じております。
今度は子供部屋も独立するので、家族の接点をどのように築こうかを思案しました。
5月22日に引渡し予定です。

ポチッ
4. Posted by ビルダーナース   2010年04月29日 21:00
>単身赴任のYHさんへ

事前じゃなくても、これからじっくりお読みいただき、ぜひ奥様とも話し合われてくださいませ。

色んな情報が入れば入るだけ「これで良かったのか、、、」と考えてしまうかもしれません。

でも、なにが良いことなのかはどこまでいっても判明しないのかもしれません。

大事なことは、よく話し合うこと。
ご夫婦の絆がしっかりしていれば、どんなことも乗り越えていけますから。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


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