2010年02月13日

オランダの終の住みか その1

最近、終の住みかについて興味があります。

というのは、家づくりに関する本を本屋で眺めていても、高齢になってからの住まいに関する本が少ないから。

 

個人的にはそれほど悲観的に考えていませんが、年上の友人・知人からチラホラ切実な悩みが聞こえてくるとこを見ると、多くの人がきっと同様に心配しているんだろうなぁと思います。

 

その悩みは、高齢になると部屋を借りられない

階段の昇り降りが面倒

リフォームしたくても面倒

などなど。

 

一般的にもきっと、自分が高齢になってから快適に暮らせるか不安に感じる人は多いでしょう。

 

先日読んだ「「終の住みか」のつくり方」という本に、オランダの事例が紹介されていました。

「終の住みか」の作り方
「終の住みか」の作り方
クチコミを見る

 

それにしても、もっと積極的にいい賃貸住宅を作ってほしい。

私は友人の話を聞きながら、取材で出かけたオランダで見た高齢者向き賃貸住宅のことを思い出していた。

オランダ第二の都市と言われるロッテルダムの中心部に、96年に完成した「ユマニタス」という共同住宅がそれだ。

その共同住宅は、住宅供給を専門とするNPO、ユマニタス財団(オランダでは「民間」と言っても日本の商業ベースに基づいたものではなく、さまざまなNPOが医療、福祉、住宅供給に参加している。

こうした団体は、かつては政府に多くの資金援助を受けながら、行政の仕事を委託されてきたが、いまや政府に対して発言を持つ)

によって建設されたものだが、計画の段階で地域の人たちに「あなたの老後はどんな住宅にすみたいか」という趣旨のアンケート調査をした。

そして住民の意向に沿って、「便利な場所に」「低家賃で」「からだが不自由になっても、ずっと住み続けられる」賃貸マンションが完成した。

 

ユマニタスの入居条件は、年齢が55歳以上の健康な人で、収入は年収420万以下(1ギルダー70円換算)と決められている。

1階がスーパーマーケットで2階は近隣の人たちも利用できる明るい吹き抜けのアトリウム(中庭)が広がっている。

それを取り囲むように3LDKのゆったりした居住スペースが確保されている。

家賃は日本円にして約5万円。

収入が基礎年金のみの人は、国から家賃補助が受けられる。

さらにこの住居棟につながって、訪問看護婦とホームヘルパーが常駐するサービスステーションやプールとリハビリ施設もある。

したがって体が不自由になっても、住み続けることができる。

 

もしもこうした良質で安い賃貸住宅が用意されていれば、私たちは自分たちの老後のことをこれほど目の色を変えて心配しなくてもすむのではないだろうか。

国際比較でもずば抜けて高い「老後の不安感」は、ますますつのるばかりだ。

 

まだまだ続きますので、また次回にこの続きをご紹介します。


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この記事へのコメント

1. Posted by 単身赴任のYH   2010年02月13日 10:13
おはようございます。

オランダの住宅はいろいろと配慮がありそうですね。
北欧の福祉は本当に進んでいますね。
いつも感心します。

次回も楽しみです!

ポチッ
2. Posted by ビルダーナース   2010年02月13日 21:33
>単身赴任のYHさんへ

昨日のNHK「会社の星」でも北欧の働き方が特集されていましたね。
インテリアも北欧テイストは人気がありますね。
住まいに関しても、なんとなく北欧への憧れが強くなっていきそうです。
3. Posted by yk   2010年02月15日 12:34
老後の住家かぁ・・・
確かに今の日本では、不安が多い方居ますよね。

オランダかぁ〜!
国家レベルで、こう言ったことを進めていれば、日本ほど不安な人は少なくなってきますよね!!

老後も住みやすい日本にしたいですよね^^ノシ
4. Posted by ビルダーナース   2010年02月16日 21:23
>ykさんへ

そうなんですよねぇ。
老後について不安を抱える方はたくさんいらっしゃいますね。
このままだと、「老後は大変なことになる」という認識で生きていかないといけなくなりそうです。
未来に期待が持てないのをわかってて生きていくことなんて、イヤだなぁ。。。

どんな健康状態でも、自立して住める社会にしていかないといけないですね。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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