2009年09月26日

それでも「なんちゃって畳」を使いますか?

お世話になっている編集者のWさんから、下記の記事が掲載されたメルマガを紹介いただきました。(いつもありがとうございます!)


新建材により今や多くの住まいやビルでニセモノの建材が使われていますが、畳も同じなんですよね。

私もその実態を知ってから、モデルハウスなどで和室があれば畳を観察してきました。

でも本物には、ほとんどお目にかかったことがありません。

 

そういうニセモノしか知らずに子供が育つと、どういう感性が育まれてしまうんでしょう・・・・。

また、こういう化学物質が多用されたニセモノを処分する際、有毒ガスの排出や土壌汚染につながらないのでしょうか・・・。

考えさせられる記事でした。

あなたはいかが思いますか??

 

 

1】  「畳の安全性を守るために」 (構想日本 JIメールニュースno.419より引用)
           すまい塾古川設計室代表取締役 古川 保

 

 いま、食品業界は産地・添加物偽装で信用失墜している。実は建築業界も似たような状況にある。ひとつの良い例が畳だ。自然素材である畳に有害物質が含まれていても、建築基準法のシックハウス対策の「規制対象外」となり、規制を受けない。国交省が所管する建築基準法で畳を規制対象にするには、畳を管轄している農水省と一戦を交えなければならない。国交省はこれを避け、畳を「置き家具」(つまり建築材料ではない)と見なし、規制対象外にしたのだ。
この基準でいけば、襖やベニヤのフラッシュ戸も対象外のはずだが、こちらは規制対象である。日本の住宅なら畳は主要な内装仕上げなのに、規制対象外とは、なんとも的を得ない法律である。

 

 規制対象外であるためにどのような危険が起こりうるか。まず畳表だが、わが国で流通している畳表の6割が、中国から輸入されている。中国産畳表は畳表の青さを維持するために、ほとんど、いや100%が着色染土を使用している。着色染土はマラカイドグリーンという毒性の強い染料だ。化学蚊取り線香と同じ緑色で、同じ成分と思えばよい。赤ちゃんが畳の上をハイハイしながら畳に口を付けたら、蚊取り線香を舐めているのと同じである。試しに自分の家の畳をティッシュペーパーで拭いてみて、青い色が付けば、それが毒性着色染土だ。

 また、従来の畳床はわらを使用していたため吸湿性があったが、今ではほとんどの畳が石油製品のスタイロ畳に変わってしまったため、吸湿効果はない。

 

 さらに、畳をひっくり返したら、防虫紙が敷き込んであるが、そのほとんどに有機リン系農薬が使われている。濃度は農家が田畑に撒く場合の20倍だ。田畑散布の目的であれば農薬の表示義務があるが、国交省管轄では有機リン系農薬の表示義務がないから、このような恐ろしいことが曲がり通っている。ダニ防止には農薬を使わず掃除機をかければ良いではないか。便利さが堕落に陥っている。

 

 本来、畳は吸湿性と弾力性があり、寝そべったり、ゴロゴロするのに最適の建築材料である。毒性染料と農薬をたっぷり使った自称健康住宅をこれ以上増やさないために、家を建てる人、そして建築設計士は、わずか千円程度を惜しまず、無染土畳を選んで欲しい。

 

<古川 保 氏プロフィール>

1947年佐賀県武雄市生まれ。71年熊本大学工学部土木工学科卒業。92年すまい塾古川設計室(有)設立。地域主義にこだわり、近くの山の木で家をたてる運動や職人の手による伝統構法住宅を主体に活動。熊本の空気を吸い、熊本の水を飲んでいるなら、家を建てるとき熊本の山の木を使うのは当たり前。外材を使う人は酸素ボンベとペットボトルの生活をすべきと考える。
すまい塾古川設計室


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この記事へのコメント

1. Posted by haracyu   2009年09月26日 09:30
うっ・・・
み、耳が痛い話です(汗)
全く無頓着でした。
ぶっちゃけ、畳は畳屋さんまかせ状態です。品質管理まで及んでいません。
反省です。
2. Posted by yk   2009年09月26日 11:32
確かにたたみは対象外ですね。。。
置き家具とみなす。。。

ん〜〜・・・矛盾していると思っていたのですが、農水省と国交省の関連だったとは、知らなかった^^;

本物のい草の香りを、子供達に体感して欲しい物ですよね〜^^ノシ
3. Posted by 建築アトリエ夢空間   2009年09月26日 12:15
そうですよね。
法って何なんだろうって感じさせられますよね。
そういう所にも気を使わなければいい家づくりって出来ないと思います。
日々勉強しないといけませんよね。
4. Posted by 単身赴任のYH   2009年09月26日 18:58
こんばんは。

ひゃ〜、全然知りませんでした。
たたみは、日本のイグサを使用している国産品ばかりと思っておりましたので、今日の話は衝撃的です!
青い畳・・・。疑ってかからないといけないのですね。(涙)

ポチッ
5. Posted by 桜井一樹/桜井材木   2009年09月26日 20:30
僕は和室のリフォームの時に、たくさんの古い畳を廃棄物として運び出すことがあります。

実は畳って処分に困ります・・・。
業者にもっていくと一枚あたり1000円近くかかりますし、今のところ畑に置いて堆肥にするしかないです。
でも、この記事のような畳だと堆肥になるのかも疑問になってきました。

畳って日本人特有の文化ですよね。
僕はずっと和室ってあんまり好きじゃなかったのですが、たまに畳の上でごろんとしてみると、フロアー張りでは感じることのできない居心地のよさを体感できます。
そんなとき、畳もいいものだなって思うんです。
忘れたくない感覚ですね。

6. Posted by w   2009年09月27日 09:18
おはようございます。
昨日も、ありがとうございました!

先日観たTV番組『西本願寺御影堂 平成大修復』では、古くなった畳も修復(古い畳表をはがして畳床にわらを追加、新しい畳表に)していました。

こんなこと
一般家庭でも、やれるのかしら。
高くて無理かしら。
マニア向けなのかしら。

ともかく
そういう再生法がある、ってことは
知らしめてほしいなぁと思いました。

7. Posted by ビルダーナース   2009年09月27日 16:26
>haracyuさんへ

なにごとも気付いたときがベストタイミングですよね。
これからは使用されてる畳についても、気になさるといいかもしれません。

なんちゃって畳は、アトピーや喘息を悪化させるなんてこともあるようです。
お施主様の健康のためにも建材は吟味したほうがよろしいかと。。。
8. Posted by ビルダーナース   2009年09月27日 16:29
>ykさんへ

そうそう、畳が規制外っておかしいですよね。
それが省庁が違うからって・・・
行政は税金で運営しているんだから、そういう言い訳しないでほしいなぁ。
9. Posted by ビルダーナース   2009年09月27日 16:32
>建築アトリエ夢空間さんへ

ホントにねぇ。。。
法律って知れば知るほど矛盾を感じますよね。
それでも法治国家である以上、守る義務が発生するのでしょうがないか、ってところもあります。

矛盾を認めつつも、できる範囲内で最大限の工夫をできるよう、精進♪精進♪
10. Posted by ビルダーナース   2009年09月27日 16:35
>単身赴任のYHさんへ

そうなんですよぉ。
残念ながら、今や畳もほとんどが輸入。
国産、無農薬の井草と床にヘリで畳を作ったら、1畳5万くらいはかかるかな。
なんちゃってなら5千円程度からありますけど。

本物は今や超高級品となってしまいました・・・
11. Posted by ビルダーナース   2009年09月27日 16:40
>Wさんへ

こちらこそ、昨日もありがとうございました。

見そびれちゃったんですけど、西本願寺の番組面白そうですね・・・
再放送するかなぁ。

畳の表替えは、今もあります。
ホームセンターなんかで、受付てる場合もありますね。
でもそれも、なんちゃって畳をまたなんちゃってに交換するだけかも、、、

畳職人さんも激減してしまってますよねぇ。。。

今や昔ながらの畳は、超高級品になっちゃった。
12. Posted by ビルダーナース   2009年09月27日 16:45
>桜井一樹/桜井材木さんへ

やっぱり廃棄処分代も高いんですねぇ、、、
1畳1000円もするから、不法投棄も増えちゃうのか。。。。

畳の使い方も現代風になってきましたよね。
洋室の空間に調和する畳の間のデザインを見ると、取り入れたくなります。
時代が変わっても、床に寝転ぶと言う習慣はなくならないでしょうから、私も畳は永遠に残って欲しいなぁと思います。


13. Posted by WAWAWA@ガーデンハーモニー   2009年09月27日 17:47
こんにちは。

ニセモノ・・・どの分野でも幅をきかせてますね〜
「なんちゃって畳」「なんちゃってレンガ」「なんちゃって天然石」「なんちゃって天然木」・・・挙げ始めたらキリがありません。

安全性に関しては、当たり前の事として、私も
>そういうニセモノしか知らずに子供が育つと、
>どういう感性が育まれてしまうんでしょう・・・・。
この部分、同じ思いで心配しています。
巡り巡って長い目で考えると、これは本当に大きい問題です。

池田晶子さんの『14歳からの哲学』の中に「本物と偽物」という章があるのですが、そこでは「偽物」をつくってしまう人を、次のように表現しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当にしたいこと、どうしてもしたいことが、その人にはないか、あるいはわかっていないからだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「安くしたい」「売りたい」だけで、心から「こういう畳をつくりたい」という思いがなければ・・・。そういうものばかり増えたら・・・何も信じられない社会になってしまいます。
14. Posted by ビルダーナース   2009年09月28日 22:40
>WAWAWA@ガーデンハーモニーさんへ

ホントにニセモノが多いですよねぇ。
こういうのだらけで育った子が将来大人になった時、どんな社会になっていくのか。。。

子供にそんな犠牲を強いてはいけないですよね。

>>本当にしたいこと、どうしてもしたいことが、その人にはないか、あるいはわかっていないからだ

こういう大人が多いですね。
いま厳しい経済環境で、一番困っているのも彼らですが。。。
きっとお天道様が、それじゃいかんってカツを入れてるんじゃないかと思います。

だから不況また良し、ですよね。
ニセモノには早く消えほしいものです。
15. Posted by 井口謙氏   2009年11月11日 10:34
1 弊社 畳業を営んでおります。

この文章を最初に読んだのは15年位前でインターネットもなかったようなころだと思いますが、いまだにコピペをされて出回っています。

かつてマラカイトグリーンを使った着色は確かにあったことですし、有機リン系の防虫も当然でした。

建築のどの部材業界も同じような状態でしたが、近年(それもかなりまえから)このような建材は皆無、規制になっていない「畳」でさえも今ではあり得ないことです。

かつて、建材から発生していた「新築の臭いがする」と言ったようなことは今はありません。

また、そのほかの文章もおかしな表現ばかりで、とどのつまりは <無洗「土」表>を売りたいがための広告であったことが見て取れます。

が、

よく考えると最初のころの文章にこの部分はなかったので、無洗土畳を「売る」ために、検索してきた文章をくっつけただけのことのようです。

<無洗「色」表>を勧めるのならわかりますが、「土」は無機質なので、何かと反応すると言うことほとんど無いはずです。

プロが見れば商品と文章が一致しないのですが、シロウトが見た限りではわからないですかね。


<無洗「土」表>を別に否定するわけではありませんが、この広告手法で「畳」全体の地位減退がとても危惧されます。


むしろ「畳」自体の批判となったため、広告としては逆効果になってしまった気がしますね。


ネット社会では、でたらめであってもこのような文章が広くしかもいつまでも出回ってしまうため非常に迷惑な話です。

風評被害とはこういうことですので、コピペをする場合には、今どうであるかを踏まえてからにしてほしいものです。

16. Posted by ビルダーナース   2009年11月11日 12:07
>井口謙氏さんへ

>>無洗土畳を「売る」ために、検索してきた文章をくっつけただけ

そうなんですか?
無洗土畳とそうでない畳の違いは、現在では差があまりないということでしょうか。

井口さんから見て、この説明が正しいと思う文章があれば教えてください。

ちなみにこの文章そのものが畳自体の批判とは私は感じませんでしたが・・・
17. Posted by 井口謙氏   2010年09月07日 12:27
正解なのは・・・

建築基準法のシックハウス対策の「規制対象外」となり、規制を受けない。国交省が所管する建築基準法で畳を規制対象にするには、畳を管轄している農水省と一戦を交えなければならない。国交省はこれを避け、畳を「置き家具」(つまり建築材料ではない)と見なし、規制対象外にしたのだ。

・・ただし、今もそうなのかはわかりません、でも聞いたことはないです。

それから・・・

 本来、畳は吸湿性と弾力性があり、寝そべったり、ゴロゴロするのに最適の建築材料である。

ここだけです。

あとは、一部のモノであったり過去のモノであったり、誤認識です。

スタイロ畳というのも中に挟んでいる特定メーカーのフォーム名のことをいうのであって、続けた表記では完全に知らないんだぁとしか言いようがないです。

そして最後の

建築設計士は、わずか千円程度を惜しまず、無染土畳を選んで欲しい。

ここで、「無染土畳」を売りたいが為の表記だったと理解できたわけです。

なお「無染土畳」でもマラカイトグリーンの色つけはできるし、有機リン系農薬が使われている防虫紙も使えます。だからなんで?となるわけです。

「無染土畳」自体がなにをさすのか?の部分もありますが、「無染土畳表」であるなら、洗土を使わないだけのことであり他の部分との関連性はまるでありません。

古川保氏が間違った知識を持ってしまったのか、ライターが適当に書いたのか、また引用改ざんされたのかよくわかりませんがこの文章が出回ることで、「畳」に変な誤解がついてまわるのが困るわけです。



18. Posted by ビルダーナース   2010年09月07日 23:35
>井口謙氏さんへ

ありがとうございます。

「無染土畳」とは、宣伝だったのですね。

>>「無染土畳」でもマラカイトグリーンの色つけはできるし、有機リン系農薬が使われている防虫紙も使えます

そーなんですか。
畳ってほんとにわかりにくいですよね。

だからこういう文章がいつまでも出回るのでしょうね。

井口さんのような見識ある方々に、正しいことをたくさん発信いただきたいです。

色づけしてある畳を、多くの人が当たり前に思ってる現代は、変ですものねぇ。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


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どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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