2008年11月11日

目安金額は必ず表示しましょう

もう随分と前からHPについてのご相談がある際は、おおよその価格帯を表記しておくことが大事だとお伝えしています。

 

住宅リフォーム推進協議会が実施している「インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第5回調査報告書」にもこんな結果がありますよ。

圧倒的に費用の目安に関しての情報が少ないことが不足と、お客さまには受け取れていることがよくわかります。

 

(決定的な動機別 不足している情報の種類・内容)

ア 費用の目安や積算基準          75.8%

イ 依頼業者選びの目安や基準       33.2%

ウ 工期、手順、チェックポイント等の情報  22.5%

エ リフォーム事例の情報            26%

オ 要望に応えられる設計士紹介       14.6%

カ 要望に応えられる業者紹介        18.4%

キ 新築とリフォームの費用比較        18.4%

ク 資金計画                   19.7%

ケ リフォーム相談窓口             11.5%

コ 材料、商品、設備等の情報        16.8%

サ 老朽度の診断・検査            18.1% 

 

「目安でも金額を載せるとそれだけで高いと言われて敬遠されるから」

「競合先に知られたくない」

と金額表示に尻ごみされるビルダーさんも多いですねぇ。

 

申し訳ないけれど、高いか安いかその妥当性を判断できるほど積算基準知識をお客さまは持ってない。

なのに「高い」と言われただけで縮みあがるのは、その人が自分の家づくりに自信を持てないか、適当な積算しているのか、もしくは精神的な弱さに原因があるではないでしょうか。

それを「高い」と言うお客さまのせいにしてはいけない、と思います。

 

「高い」とか「安い」というお客さんは感覚的に口にするだけ。

きちんとなぜそういう金額になるのか説明するしかありません。

論理的に説明しても理解されようとせず「値引け」というお客さまが言うのなら、あとはそれに従ってまで要求を受けるかどうか自分で判断するしかありませんよね。

 

そこから先は家づくりがどうのという話より、無理な要求をふっかける相手との心理戦。

乗るかは反るかはあなた次第です。

 

競合先に知られたくないという理由で目安金額を掲載されないビルダーさんは、事業が立ち行かなくなるのは時間の問題でしょう。

どうぞそのままわが道を行ってください。

きつい言い方ですけど、それが現状です。

何のために家づくりを生業としているのか、その心を忘れて競合が云々と言っているうちは、競合先と一緒に沈む道を進んでいるだけですから。

 

考えるべき相手は競合先ではなく、お客さまですよね。

 

自分がスーパーにでも行って買い物をすることを想像してみましょう。

値札の存在しないスーパーで落ち着いて買い物できるでしょうか?

マヨネーズの普通サイズがまさか500円もしないだろうけど、198円くらい?物価高だからもしかして298円くらい?

なんとなくそのくらいだろうけど、財布の中身も心配だし、今日はまだ必要もないからまぁ次回でいいか。

 

例え高額なリフォームや新築という出費でさえも、目安がわからなければこんな風に買う決断を後回しにする。

それが普通の消費感覚ではないでしょうか。

 

一般消費者向けのアンケート結果で「費用の目安や積算基準が不足」なんてことが原因のTOPにくる業界って他にはないですよねぇ。

車、パソコン、食品、旅行、なんでも費用は明示されています。

最近では歯医者さんなどでも、治療前にいくら程度かかるか教えてくれる病院も増えました。

 

そう、いまだ一般的にわかりにくいのが住宅業界のみ。

業界にいるとそれが普通ですが、世間では非常識。

それがわからないからいまだ目安表示しているビルダーさんが少ないのでしょうね。

井の中の蛙って恐ろしい・・・・

 

これを読んでくださるビルダーさんは、どうかそんな蛙でありませんように。

 

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この記事へのコメント

1. Posted by gonsuke   2008年11月11日 09:24
先日はありがとうございました。
その部分も明確にするため、じっくりと取り組みますね。
2. Posted by haracyu   2008年11月11日 18:24
こんにちわ。
蛙になりそうなおたまじゃくしharacyuです。いや〜気持いいくらいまたバッサリと切っていただきました(笑)
で、
今日、偶然にもビルダーナースさんが書いているようなその辺のことを考えていたんです、まだまだ漠然とですが・・・

競合相手のこととかは全然考えていないのですが、ワクワクしないんですよネ、ウチのHP。自己満足で終わってるような・・・ネ。

試行錯誤をまだまだ繰り返すと思いますが妥協せずに納得できるのものを作って行きます。

何か見えたんですよ・・・
3. Posted by ビルダーナース   2008年11月11日 20:52
>gonsukeさんへ

gonsukeさんの場合、既にチラシなどで先行して価格は公開されてますから、それをわかりやすくネットで表現するだけですよね。
そのへんも全然心配しておりませ〜ん。
あとは社内で表現方法など、細かいところを話し合ってくださいね。

4. Posted by ビルダーナース   2008年11月11日 20:59
>haracyuさんへ

アハハ、やっちゃいましたかね。
ホントに金額のことだけは業界みんなで取り組んでほしいです。
ここが明確にならないと、最終的には売上にも影響しますからね。

なにか明るい兆しが見えてきたようで、良かったです。
HPも答えがないので、試行錯誤しながら納得のいくものに仕上げてみてください。

haracyuさんの場合、海外の設計事務所のサイトなんかが参考になるかもしれませんね。
そこから伝わるイメージを感じ、良いものを真似することもおすすめです。

建築以外でも、海外のサイトの方が圧倒的に見やすいですヨ。
それだけビジュアルで判断する人が多いんでしょうね。
日本人はやっぱり文字が好きですから、どうしても文字が多くなりがちかな。
5. Posted by 単身赴任のYH   2008年11月12日 08:38
おはようございます。

安いか高いか・・・。
素人には全く分かりません。
安いと手を抜かれちゃうんじゃないかって思いますし、高いと手が届かないし。
結局、信頼して相談できる工務店かどうかがポイント。見込み客も、そんな工務店との出会いをまっているんだと思います。
私もそうです。

今日も勉強になりました。

ポチッ
6. Posted by ダイツネ   2008年11月13日 00:17
この記事をみると自分もまだまだ井の中の蛙やね。
いや〜ほんとにびるちゃんのブログは勉強になる!
職人はもっとこういう問題に目を向けて
正面から受け止めないと知らんまに
干されていく。
今からの職人の立場はもっと厳しく
なるのにみんな目先ばかり。
でも職人NETであきらめずに
こういった情報を発信していくので
びるちゃん色々教えてや〜^^
7. Posted by ビルダーナース   2008年11月13日 00:21
>単身赴任のYHさんへ

>>安いと手を抜かれちゃうんじゃないかって思いますし、高いと手が届かないし

そうですよね。
だからこそ業界全体で価格の相場を一般に知らせることが重要と思います。

その方が結果的に需要も伸び、売上にも影響するでしょう。

ホントに売上UPしたいなら、知らせるべき情報を開示しないといけませんよねぇ。。。。

その上で信頼できる工務店が見つかれば、お客さんもさらに安心でき、みんなWIN-WINになれますネ
8. Posted by ビルダーナース   2008年11月13日 00:26
>ダイツネさんへ

お褒めくださり光栄です。
ありがとうございます。

業界一丸となって価格の透明化を図らないと、ホントにこれからヤバイと思います。

透明化したほうが絶対に全体としても売上UPしますよ。
ダイツネさんもどうか多くの職人さんと共に、価格明示推進運動をしてください!
9. Posted by コウリョウ   2008年11月13日 21:22
やはり 価格表示は必要ですね〜。
本体価格などはチラシでは表示しますが
工事費まではなかなか 現場を見ないと
できないのがウチの現状です^^:
それでは施主様も不安ですもんね。^^
頑張って 全体の幅を出せるように頑張ります。
10. Posted by ビルダーナース   2008年11月14日 20:27
>コウリョウさんへ

現場によって最終的な工事費は変わってくるでしょうが、おおよそどの位かでもわかると親切だと思います。

概算でいくらかかるかわからないと、工事までに貯金をいくらしようとか、計画もできませんからね。

およそも何も、現在ではお客様には見当がつかない、と思います。
見当がつかないと工事をしようと本気になるわけもありません。

修繕をして大事に長く住んでもらうなら、何にいくら程度かかるか明示してあげないといけませんね。

大変かと思いますが、みんなでこの風潮を変えていきましょう。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




人口減少、空き家の増加、職人不足などなど業界を取り巻く環境は明るくはありません。

だからこそ、スピリチュアルな視点でのサポートを通じ、心のあり方が自分を取り巻く環境を変えていけることを、一人でも多くの方に体感いただきたいなと思います。


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