2008年07月05日
エコリフォームって?
環境省は2008年度から二酸化炭素の削減力が強い「エコ住宅」の普及を図る事業を始める。
エコリフォームの普及啓発や地域協議会との連携を進める。
新聞でこんな記事をみかけました。
家庭からの二酸化炭素排出量が増加する中、国も本腰で対策を考えたってことでしょうか。
(こちらに発表された資料をリンクしますのでぜひご覧下さい←クリック)
それにしてもなんで国交省ではなく環境省が担当なんだろう?
200年住宅の整備は国交省で、エコ住宅は環境省・・・・・
技術的には重なるところもいっぱいあるだろうし、エコ関連とはいえ住宅は国交省で1本化すればいいのに。
完全に新築とは切り離されて考えられている気もしますねぇ。
洞爺湖サミット前のアピール?
なんて邪推したりして。
先日もTVニュースでエコリフォームと称し、戸建て住宅の窓ガラスを全て複層に変え熱量を抑えたと報道されてました。
入る熱量は確かに軽減するので暖冷房の効率は上がるでしょう。
でも窓枠そのままにガラスだけ変えても、結露は完全に防げないのでは?
ガラスを変えることがエコリフォームだ、と受け取られるかのような報道もいかがなんだろう。
環境省の方針は素晴らしいと思いますが、しばらくはエコリフォームの定義や捉え方が錯綜しそうですね。
エコ住宅仕様マニュアルも作られるそうですので、どんな内容になるのか早く知りたいな。
こういう流れになると「これからはエコリフォームが儲かる」とばかりに煽る輩が出てくるでしょうから気をつけてくださいね。
環境省の動向を見据えつつ、何がエコリフォームなのかホームページやブログ、ニュースレターなどを通じてきちんとした情報をお客さまに届けてください。
毎日人気ブログランキングに投票してね←クリックするだけ
トラックバックURL
この記事へのコメント
メディアがこれ等を取り上げはじめるとエコ・リホームという言葉が先走りしそうです。あくまでもエコ・リホームの1つの方法だという事をおさえておかなければいけないと思います。
私はエコリホームもいいと思いますが、まずは住む人の意識を、よりエコ寄りにすることが先かなって感じがしますネ(笑)
>>メディアがこれ等を取り上げはじめるとエコ・リホームという言葉が先走りしそうです
これが心配ですよね。短絡的に○○すればエコです、という取り上げ方で誤解を生じさせてほしくないなぁ。
haracyuさんの仰るように、住み手の意識を変えながら、エコな暮らしの全体像を客観的に見据える視点を得ていかねばならないと思います。
確かにエコは商品PRの材料の一つにされていますね。
「これからはエコが流行り、だからエコリフォーム」という発想も工業化フレームですね。
NLでお客様が迷わないように、発信していきまーす。
しかし、お客様と話していてもガラスには目が向くのですが窓枠までは感じていないのが現実です。
普段どれだけ自分たちが結露で大変な思いをしているのか、その時しか感じないようです。
さて、エコリフォーム問題。
国は相変わらず迷走しています。
技術指針もまちまちです。
ガラス屋さん、この流れに乗ろうと工場フル稼働させて準備しているようですよ(笑)
お察しの通り工業化フレームですよね、こういう考え方は。
単純にガラスを変えても結露は抑えきれないので、その水分で建物寿命を縮めたらエコにはならない・・・。
お客さんが誤った工事にお金をかけて後悔しないよう、しっかり情報を伝えてくださいね〜。
サミットも控えているせいか、ホントに迷走してますね。
でもこういう時こそ宮崎さんの本領発揮する出番ですヨ!
HPでもこういう情報をどんどん掲載して、国の施策に対する御社の考え方をしっかりと掲載していかれてください。
どうしたらエコリフォームで売れるかばかり考えている輩が多いので困りますよね。
まずは何をどうしたらどんなエコなのか、ここを明確に説明すべきなのに・・・。
これから、エコリフォームという言葉が流行るのですね。
ガラスが中心ということですが、太陽光発電や給湯も含まれるのでしょうか・・・?
生ゴミ処理機も標準になったりして。
考えると楽しいですね。
ポチッ
エコリフォームはこれから流行ると思います。
ただ難しいのは、何を基準にエコと捉えるか。
ここが曖昧だと各社各様の解釈でお客さんに売りつけ合戦が始まると思うので要注意ですね。
また悪徳業者が横行することのないよう、業界としてもチェックしていかねば!