2006年09月23日

ニューヨーク紀行7〜己の力量〜

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今回久々の海外旅行では、ホントに五感をリフレッシュできました。

日本というこの国が大好きではありますが、恵まれたこの国でずっと生活をしていると、贅沢なことに些細なことが目につきます。

でも少し離れると、改めてこの国の良さ、恵まれた環境で生活できていることなどを実感できますね。

普段は知識や情報で頭でっかちになってしまい、自分の力量と向き合わされる場面も少ないです。

そこでルールの違う国で未知の出来事に出会うと、己の力量も思い知らされます。

私は今回公衆電話とかなり格闘してきました。

 

どうも設置された電話機によって運営会社も違うらしく、微妙にかけ方がちがうのです。

受話器を取るとアナウンスが入るなんてことは、日本で公衆電話を使ったときにはなかったので、それだけで焦りました。

しかもそのアナウンス、何を言っているのか早くて聞き取れないっ。

ニュージャージーの友人に連絡を取りたいのに取れないよー。

ホテル近辺の電話機をはしごしながら何回も電話を試みた結果、なんとかかけられる電話機を発見。

宿に戻ってきたときはそこでかけました。

でも場所が変わるとまた同じ、幾度番号を押しても早口なアナウンスにまくし立てられ小銭が戻ってきます。

 

まだ小銭が戻ってくるなら良いほうで、ほしくもないガムを買って小銭にくずして電話機に入れたら、小銭だけ食われてウンともスンとも音が出ないことがありました。

これにはイライラして電話機が設置されていたフェリー乗り場の係員に伝えたら「それ壊れてるんだよね。俺も電話持ってないしー」とか言って着ているジャケットを広げ「ほら、電話ないんだよ、この建物にも電話ないし」って。

「この建物に電話ないっておかしいでしょ。ここが日本なら暴れるよ」と心の中でおじさんに呟き、そこから離れた電話がありそうなところまで雨の中歩き始めました。

幸い歩き始めてすぐフェリー乗り場の駐車場係員さんをみかけ、必死に「電話したいの〜」と言うとすぐ携帯を貸してくれてやっと連絡がつきましたが。

その係員さんは傘も閉じずに地面に置きっぱなしで慌てて電話する私の横で、傘をたたんでくれ心配そうな様子で見守ってくれました。

いかにも気の良い優しそうな顔をするそのおじさまを見て、人種は違えど親切そうな人は同じ雰囲気なんだなぁと妙に納得。

「とってもとってもありがとう」と繰り返す私に、「全然いいんだよ、どこから来たんだい?」と最後まで優しかったおじさま。

さっきのガムをお礼にあげれば良かったとあとでちょっと後悔・・・

 

捨てる神あれば拾う神ありってこういうことね。

「公衆電話のかけ方がわからない」とニュージャージーの友人に尋ねても、「今は携帯しか使わないから公衆電話は使ったことがないからわからない」そうです。

世界中いまや携帯を持つ時代なんですよね。

でもそのお陰で優しいおじさまに出会え、公衆電話に格闘したけどちゃんと連絡取れたゾっと勝ち誇った気分を味わえ、目的を遂行するため必死の努力をした達成感もあります。

 

取りたいときに連絡が取れる時代なだけに、それができなくなっただけで焦りますね。

こういうこともたまに体感しないと、危機本能が磨かれないので良い経験でした。

あの時のおじさま、どうもありがとう。このご恩は忘れません。

(今日の写真はフェリーから見たマンハッタンです)

 

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この記事へのコメント

1. Posted by gonsuke   2006年09月24日 16:46
日本で普通なことが、海外では違ってたってこと多いですよね。本当に人生観が変わるということあります。特に日本に比べ、ノンビリしている国に旅行するとそういう感覚になります。ただしニューヨークは、忙しい方々が多い街ですね。歩くスピードが大阪人とよく比べられてますから(笑)
2. Posted by Kiki   2006年09月24日 23:27
NYはテレカって無いんでしたっけ?!
イタリアもフランスもテレカがあるのと、結構みんな使ってるんですよね、公衆電話。

多数の人が使わないものに関しては、もはやどうでもいいか、という動きが早く合理的な文化の特徴でしょうか?!
確かに私も日本で公衆電話はもう何年も使ってません。
日本も駅やビル以外での公衆電話をあまり見かけなくなった気がします。だからといっておろそかにしないのが日本らしいですね。(笑)
外を知れば内のよさも見えますね。
3. Posted by smooth@マインドマップで読書感想文   2006年09月25日 07:03
ビルダーナースさん、おはようございます。

「五感」を刺激されてきてうらやましいです。
先日のセミナーで、そういう「感覚」を鍛えることが必要だとひしひしと感じるワタクシ(汗)。

あと、公衆電話。
確かに日本でも公衆電話ってもう見ないですよね。

ちなみに、20年前イギリスにステイしていたときは、公衆電話はほとんど故障してました(涙)。

実家に電話するのも一苦労。
4. Posted by ビルダーナース   2006年09月25日 22:18
>gonsukeさんへ

ニューヨーカーと大阪人は歩くのが早いですか?
確かにニューヨーカーは足も長い人が多いのでそうかもしれません(笑)
道も悪いし、地下鉄で移動する女性もヒールをあまり履いてませんでした。

>kiki

テレカあったのでしょうか・・・?
もしかしたら気がつかなかったのかな(笑)
なんか微妙に電話の機種が違うので、それにも面食らいました。
小銭を入れて番号回せば良いだけかと思ったのですが、、、
いまだナゾなので、解明してみたいです。

>smoothさんへ

20年前で公衆電話が壊れてたらそれは困ります。
携帯もその頃はないですものね。

smoothさんはお子さんから日々「五感」を刺激されているのでは。。。?
そういう環境もうらやましいです♪
子育ては大変かと思いますが、子供の発想っておもしろいでしょうねぇ。

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ビルダーナースです
アラフォー女子。
A型。かに座。7月11日生まれ。
千葉市花見川区育ち。千葉→東京→千葉→名古屋→広島と移動し、現在は広島市在住。双子の片割れ(兄)がいます。

趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。


技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。

この時、技術力やデザイン力だけではなく、PRやマーケティングを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客デザイン。そのためのHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画。コーチングを通してその施策を継続できるようサポートすること。


現在は工務店・ビルダー・職人・設計士さんのコンサルティングやコーチング、執筆活動などを通じて地場でがんばる方々を実務面とスピリチュアルな面から支援しています。


テクニックやスキルも大事ですが、心のあり方も大きく経営には影響します。


どうやって心を整えていけば良いかも、コーチングなどではお話させてもらうことが増えました。




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