2009年11月26日

リフォーム見込み客のホンネ

新建ハウジング11月20日号(Vol.496)に、「リフォーム見込み客300人のホンネ リフォームの依頼先を決める際にここを重視しています」という特集がありました。

 

詳細は本誌をご覧いただくとして、ポイントを記しておきます。

 

情報開示の姿勢、7割が重視

 施工能力や品質管理能力、デザイン力や提案力といったリフォーム結果の良し悪しに直接関わる項目を重視する傾向が見られた。

 

若年層ほど「セカンドオピニオン」重視

インターネットを活用する層ほど、利害関係のない第三者のクチコミを信頼できる「セカンドオピニオン」として重視する傾向が見られる。

 

「料金」「アフター・保証」に高い関心

 「料金」「アフター」「施工事例」「専門知識・アドバイス」のコンテンツが際立って重視されていた。

これらの4つに情報ニーズは、住まい手のリフォーム施工者に対する期待の裏返し。

料金=コスト競争力、アフター=家守り力、施工事例=設計・施工力、専門知識・アドバイス=提案力・コミュニケーション力と読み替えることができる。

 

ブログ重視派は理念・ポリシーに共感

 ブログを重視するような「じっくり派」は理念・ポリシーに対して共感する傾向が強いと言え、工務店は追い風とできる。

 

自社のホームページやブログへの情報掲載時は、これらをポイントにしてくださいね。

 

私も何度も言わせてもらってますが、特に料金について目安となるような価格帯だけでも掲載することは必須です。

 

特にリフォームは、予算があらかじめ決まっているケースが多いでしょう。

だから目安の価格帯が記載されていないと、HPやブログからの問い合わせ率は減ってしまいますよ。

 

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2009年11月24日

引越し屋さんの「気」のレベルはすごかった

月初めにお知らせさせてもらいましたが、名古屋へ引越ししました。

荷物の整理も終え、ようやくホッとひと段落・・・

 

今回お引越しは、「アクティブ感動引越しセンター」さんという会社にお願いしました。

以前SHIPさん主催の講演会でここの社長の話を聞き、普通の引越し屋さんと違うなぁと感じたので。

 

そこまでやるか、とキャッチコピーにあるように、それはそれは丁寧&迅速な対応でしたよぉ。

 

私の引越しはいつも、自分で荷物を詰めて業者には運んでもらうだけのエコノミータイプ。

なので業者によっては「荷物、運べばいいんでしょ」的な、味も素っ気もない対応のところもあります。

運んでくれている最中、荷物を雑に扱われて内心ヒヤヒヤ、荷解きするときドキドキ。

破損がないだけマシだったわ、、、ってなこともよくありました。

 

でも今回は感動さんがまるで自分の荷物を扱うかのように丁寧に作業してくれたので、ヒヤヒヤもドキドキもありませんでした。

 

ダンボールにはあらかじめ「キッチン」とか「洗面」とか、どこの場所の荷物か書いておいたら、ちゃんとその場所に荷物を置いてくれ、助かりました。

これって当たり前のように思えて、雑な業者だとメモ書きに関係なくダンボールはごちゃ混ぜ山積みにされちゃいます。

 

家電・家具も全部、養生してくれました。

おまけに雑巾でホコリまで取ってくれ、助かりました。

これも当たり前なようですが、冷蔵庫やレンジ、ベッドなどむき出しのままで運ばれ、かなり汚れたことがあります。

 

エコノミータイプの引越しじゃ、たいした儲けにならないかもしれません。

それでも事前の確認連絡、当日の説明も丁寧にしてくれ、不安に感じることなくスムーズに引越しをさせてもらい、社名の通り感動です。

 

マニュアルはきっとあるのでしょうが、それ以上に気を利かせて作業してくれました。

きっとこういうスタッフさんなら、どこで働いて重宝されるだろうなぁ・・・

 

引越し業界も、価格競争が厳しいと聞きます。

そうなると次は、いかにサービスが良いかの競争になる。

ある程度それはマニュアルで向上できるでしょうが、最終的にはマニュアルを超えた気働き、スタッフひとりひとりの知恵も求められます。

現場での臨機応変さ、相手に合わせた対応など、マニュアルでカバーし切れない細かい部分で差が付くようになってきますね。

こうなると学歴も職歴も関係なく、その人自身の人間性。

そして「気づき」、それに対応できる行動力がモノを言うようになりますね。

 

こればかりは言われてすぐどうにかなることでもありませんが・・・

 

競争が行き着くところまで行くと、こうした気働きの領域で高い意識を求められるようになっていくのでしょう。

 

市場が成熟すればするほど、目に見えるサービスは当たり前品質になり、目に見えない「気」の高いレベルが求められる。

 

住宅業界でも同じかな。

 

引越し屋さんの素晴らしい「気」の利かせ方に、私も「気」のレベルUPを精進せねば。。。と認識を新たにしたしだいです。

 

アクティブ感動引越しセンターさんは関東圏がメインのようなのですが、引越しを考えられているならオススメですよ〜

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2009年11月21日

〜未来とつながる絆セミナー〜へ行ってきました

しあわせデザイン研究所の馬渕さんにお誘いいただき、SHIPさん主催のセミナー

「未来とつながる絆」セミナーを聞きに行ってきました。(馬渕さん、いつもありがとうございます)

 

ship20091102映画「おくりびと」でも注目された山形交響楽団音楽監督の飯森範親さんのお話。

補助金に頼らなくても運営できる楽団を目指した奮闘振りは、元気がもらえました。

どんな業界に関わらず、変化を起こすことは大変ですね。

それを楽しんでやり遂げている飯森さんの姿は、素敵でした。

ぜひ生で演奏も聴きたいものです。

 

ship20091101株式会社ハイネット・コンサルティングの角田社長のお話は、「絆」と「感動」で選ばれ続ける企業創りのスタートを!というテーマでした。

お客様と共に学び、共に感動し、共に成長する時代が来た、と言っておられましたが、その通りですね。

「さかのぼり自己紹介」という面白い自己紹介方法も教わりました。

こうしたセミナー会場で名刺交換する際には、どうして今日ここに来るに至ったか、を互いに話す。

どんなきっかけでお互いにこうして出会えたのかを話すことで、出会いのご縁をより活かせるようになる、ということでした。

実際にやってみたら、確かにそう。

単に自分の仕事を紹介するより、面白かったです。

 

ship20091103天然住宅apバンク監事の田中優さんのお話は「地球とつながる経営、山とつながる経営」でした。

日本では植林や木材の利用を、と以下の説明をして下さいました。

 

国内的には木材が利用されずに森が荒れていく。

一方で森の少ない他国から森を奪っている

その量は輸入量も国内の森の生産量も、年間1億立方メートルでほぼ同じ

ならば海外の木材を奪わずに、自国の森林資源を利用し、再び植林すれば、両方の森が保全できる

日本は植林をするより前に、国土の中の森を利用し、きちんと再度植林すればいい

 

徹底して環境問題を研究した上で、天然住宅さんは家を建てられています。

その家づくりは他の工務店、ビルダーさんにも参考になると思いますので、サイト等でじっくり研究されてください。

 

ship20091104最後は、さいかい産業:古川さんの木質バイオマスの取り組みについて。

古川さんはペレットストーブを製造されています。

このストーブ、煙突要らずでFF式。

おまけにカーボンニュートラルですから環境にも優しいし、都心部でも充分設置可能かと思われます。

ship20091105山を整備してペレットを作るため、現在は森林部隊を結成してペレットの供給に務めているそう。

山を守り雇用も生み出し、カーボンニュートラルのエネルギーを確保できるこのペレットストーブ。

ストーブを設置するなら、私もこれがいいな。

 


ざっくりですが、今回もこうしてたくさん勉強させてもらったことのご報告です。

参考になれば、嬉しいかぎり。

SHIPさんありがとうございました〜

 

*ただいまお引越し中。いただいたコメントへのお返事が少し遅くなりますが、コメントお待ちしております♪


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2009年11月19日

シンプル族と住まい その2

前回に引き続き、こちらの本よりシンプル族の住まいについて詳しく書かれたところを紹介します。

  シンプル族の反乱
シンプル族の反乱
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シンプル族の価値観の特徴は住生活にもはっきりと表れる。

彼らの好みは、まず自然素材。

必然的に木造家屋。

しかし、ひところ流行ったスウェーデンハウスやログハウスよりも、日本の古民家を好む。

住宅メーカーの商品住宅であれば、バブル時代に流行ったいわゆる「ショートケーキ・ハウス」のようにカラフルな外壁に、無意味に出窓や煙突などが突いたデコラティブな家は好まれない。

あくまで外観デザインはシンプルで、外壁はプレーンで色は白、ベージュなどを好む。

床はカーペットではなく、フローリングを好む。

床の素材は無垢がよいし、古材も好む。

それが無理でも必ず木製を選び、クッションフロア、ピータイルは好まない。

 

間取りはいわゆる「nLDK」(家族の人数+LDK)型の間取りを好まず、部屋数を減らしてもリビングルームを広くし、各部屋を広くすることを好む。

 

空間をできるだけ広く感じるため、吹き抜けやリビングルームの窓からベランダを同じ高さでつなぐウッドデッキを好む。

あまり大きな偉そうな家に住みたいという気持ちはなく、小ぶりでもセンスの良い家を好む。

 

家具も無垢の木材を使った物を好み、中古家具も当たり前に取り入れる。

親や祖父母から受け継いだ古い家具を使うことも少なくない。

そういうシンプル族のテイストに合う家といえばやはり無印良品の「窓の家」だろう。

(中略)


こういうシンプル族は、マンションでも古くて味のあるヴィンテージ・マンションと呼ばれるものを好み、古い一戸建てやマンションを自分で改装して住みたいという希望を持っている人が多い。

持ち家マンションに限らず、賃貸マンションでもリノベーションされることが増えてきた。

(中略)


自分の家を買いたいと思ったとき、シンプル族のような若い世代ほど、単なる建売分譲住宅ではなく、もっと自分に合った家に住みたいと思う傾向が強い。もっと自分らしい家がいい。

できれば自分で設計したいと思う。

そうした欲望を満たすのに、ヴィンテージ・マンションもそのひとつだが、いかんせん建物が古くていろいろ不安もある。

だが、土地を買って一戸建てを建築家に頼むのは経済的に無理という人がほとんど。

そこで近年人気を拡大してきたのが、集合住宅を自分の好きなように設計できるコーポラティブハウスだ。

 

この本に述べられているような「シンプル族」志向を持った消費者は、今後さらに増えていくことと思います。

 

住まいに関してのみ紹介しましたが、本はもっと詳しく分析された結果が書かれていますよ。

この1冊で今後のあり方を深く考えさせられること間違いなし。

 

また自分の嗜好が、どの世代に近いのかもよくわかるでしょう。

 

これは、必ず読んでおくことをオススメします。


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2009年11月17日

シンプル族と住まい その1

モノが売れなくなったと言われている最近、その原因とも言われる「シンプル族」という消費者層をご存知でしょうか。

 

シンプル族を理解できない企業は滅びる、とこちらの書籍でその実態が紹介されています。

  シンプル族の反乱
シンプル族の反乱
クチコミを見る


日本に今、新しい消費者が増大している。

「シンプル族」という名の消費者である。

 

シンプル族は、若い世代に多い。

特に女性に多い。

彼らは物をあまり買わない。

彼らはあまりテレビを見ない。

インターネットで商品についての情報を集め、慎重に吟味し、比較考慮し、十分に納得した上でないとなかなか物を買わない。

一方で、ユニクロや無印良品のようなシンプルな物は好んで買う。

そうしたシンプル族の増大によって最も市場の縮小に追い込まれたのは自動車産業だろう。

シンプルとは対極のゴージャスでデラックスな生活を売り物にしてきた百貨店も、シンプル族の台頭によって苦しんでいる。

 

最近ニュースでも取り上げられているような内容なので、お聞きした方も多いかもしれませんね。

 

こんなシンプル族の住まいについて、この本では以下のように説明されています。

 

住宅に求めるイメージを見ても、団塊ジュニアは上流ほどシンプル傾向であり、58,6%

昭和ヒトケタはどの階層でも2割大である。

「素朴」を求めるのも団塊ジュニアであり、上流と下流で3割以上。

しかし新人類世代ではどの階層でも1割台である。

そして昭和ヒトケタではシンプル志向も素朴志向も下流でやや高い。

ベーシック志向も団塊ジュニアの上流でのみ3割を超える。

シンプルで素朴でベーシックな住宅が団塊ジュニアの求める住宅なのである。

 

それに対して、団塊世代や新人類世代の上流で多いのは「都会的」。

団塊世代と昭和ヒトケタの上流で多いのは「モダン」である。

また昭和ヒトケタの上流では「モダン和風」も多く、団塊世代の上流では「清潔」が67%と非常に多い。

 

こうして見ると新人類世代以上の世代は、広い意味で近代主義であり、モダン派なのであり、それに対して団塊ジュニアは脱近代主義的な価値観を持っていると言える。

そして、脱近代主義的な価値観、あるいは近代一辺倒ではない価値観こそが、後述するカルチュラル・クリエティブスの価値観の基本である。

ただし、昭和ヒトケタでも団塊世代でもシンプル志向の人はいることは確かである。

 

いかがでしょう?

なんとなく世代による志向の違いが、わかるでしょうか?

 

この本ではさらに詳しく説明されているので、また次回ご紹介しますね。


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2009年11月14日

「家づくりの履歴アルバム」を使って施主さまのメンテナンス意識を養おう

雑誌:建築知識を出しているエクスナレッジさんが、ジャパンホームショーで「家づくりの履歴アルバム」という本型の冊子を配布していました。

家づくりの履歴アルバム―MY HOME ALBUM
家づくりの履歴アルバム―MY HOME ALBUM
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結婚式のアルバムはあるのに、なぜ、家づくりのアルバムはないの?

とキャッチコピーがつけられています。

そうですよねぇ。

今は記録もブログに残すお施主さまが多いのか、独自にアルバムを作られているお施主さまは少ないかもしれません。

 

ネットで履歴を残すのもいいですが、アルバムで残っているとその厚みや文字の量をパッと見ただけで、当時の気持ちが蘇ってきやすいでしょう。

手に取って、目で見るという感覚は、ネットでの記録から思い出す感覚とはまた少し違うかも。

 

契約を交わしたら施主さまにこの本を差し上げて、記録を残していってもらうよう働きかけてはいかがでしょうか。

将来メンテナンスの意識も、自分の家がどうやって建ったかじっくり見て記録してきたことで、養われるものだと思います。

これは1冊1890円。

そのための投資と思えば安いですよねぇ。

 

施主さまに説明するのも、既に紹介されている文面をそのまま使えば簡単↓

 

楽しくアルバムをつくりながら建築主として家づくりに参加しましょう!
家づくりは多くの方にとって一生に一度のイベントです。

きちんと家づくりの 記録をとっておきたいものですが、記録する間も無く工事はどんどん進んでしまうし、どの工事をどのように撮って何に注意したらいいのか?わからないことばかり。

そこで、本書の出番。

各工事段階のサンプル写真があるので、それに倣って撮影し、そのサンプルの上に貼ればOKです。その工事のポイントもその都度 ガイドしてくれます。

ご自分で撮れなくても、サンプルがあるので、現場監督さんにお願いしてデジカメで撮影してもらってもいいですね。

アルバムサンプル写真に倣って順次撮影していけば、設計者、現場監督さん、職人さん、地鎮祭、上棟式などの記念写真だけでなく、契約書、見積書、設計図面、確認申請なども記 念に撮影・・・。

気がついたら、アルバムが完成し、たくさんの記念写真がデーターとしてもストックされるという仕組みです。

国でも建物の履歴を残す方向性を打ち出しています。

本書はそのさきがけになります。将来の資産形成とリフォーム時の大切な財産にしてください。


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2009年11月12日

ジャパンホームショー2009に行ってきました

仲良しの編集者Wさんをお誘いし、今年もジャパンホームショーに行ってきました。

一昔前に比べると、コンパニオンのお姉さんをあまり見かなくなりましたねぇ。

出展・来場者の双方に男性が多いので、ちょっと華やぎが足りないような・・・

 

jh200901そんな会場を癒してくれたのが、現在キャラクターネーミングを募集している国産材普及推進キャンペーンのボク。

(応募したネーミングが採用されたら地デジテレビが当たりますよ〜)

 








jp200903さて、今回私がいいなぁと思ったのは「施主様に贈るサプライズギフト」として、完成住宅を背景にした似顔絵作成サービスのシーラックさん

元々ブライダル用の似顔絵ウェルカムボードを作成されていた会社のようです。

額縁に入れた似顔絵と、そのデータ一式で26,250円。

データはお施主様が自由に使えるそうですから、年賀状などにも使ってもらえるかな。

安くはない金額ですが、こういうのを貰えるとお施主様が喜ぶのは間違いないなと思いました。

 

jh200902そしてアルエさんの「リビング用神棚」も心惹かれました。

そんなに仰々しいのじゃなくていいから、ちょっとした神棚がほしい、というニーズは意外に多い気がします。

背の届く位置にちょこっとした神棚を・・・・

私もほしい。。。。

 

これは職人さんなら作れるでしょうから、こういうセットで販売されたものを取り付けなくても、自前でできそう。

ぜひニーズを掘り起こして、提案されてはいかがでしょうか。

 



イタリアDOIMO社の子供部屋用家具は、その色彩豊かな組み合わせが素敵でした。

子供の頃、こんな部屋だったら最高だったなぁ、、、、

カラフルな色合いでワクワクするような空間が作れそう。

輸入ですしちょっとお値段は高めかと思いますが、「感性が生まれるお部屋づくり」と言うだけありました。

 

ザッとのご紹介ですが、まだ開催されてますから行ける方はぜひどうぞ。


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2009年11月10日

エコを語るにはハードとソフトの両面から

9月に話を聞きに行った、「緑の住まいづくり講座」の続編に参加してきました。

 

今回は甲斐先生がその著書でも繰り返し言っておられる、コミュニティという視点からより深くお話を聞くことができました。

 

昔の住宅は不便でした。

その「不便さ」を補うためには、外に対して働きかけることが重要でした。

つまり「不便さ」が「豊かさ」を作っていたのです。

ところが現在の住宅のように「便利」になると「不便さ」を補う必要がなくなります。

この結果、外との関係性を絶つわけです。

外に対しての働きかけがゼロになると、外に「豊かさ」は生まれません。

 

著書にもあったこのような話を聞くと、確かにそうだなぁと実感します。

コンビニがあるから食べたい時に食べられ、車があるから行きたいところに自由に行ける。

テレビやパソコンは1人に1台あるような「便利」な世の中では、他人と深く関わりを持たずともなんとか暮らせていけちゃいますね。

 

 

グリーンチェーンを普及させるためには、ガーデニングのテクニックを教えたりすることより、市民の暮らしの中に関係性を復活させないと難しい、と言われる意味がよくわかりました。

 

質疑応答のときにも、参加した市民から

「自治会でグリーンチェーンをやりましょう誘っても「うちはいい」と、断る世帯が必ず出る。どうしたらいいか」と悩みが出ます。

 

どれだけ良いことだとしても、簡単に動く人ばかりではありません。

ましてや外との関係性が希薄になっているこの時代に、みんなでなにかをしようとするのは至難の業なんですね。

 

住宅業界では、エコというとどうしても新しい技術、製品に目がいきがち。

でもエコの本質は、希薄なってしまった関係性を、「便利さ」を享受しながらも復活させることなんだなと思いました。

 

太陽光発電やエコキュートもいいですけど、住まい作りに携わる私たちが率先して、関係性を見直していくことこそ、真のエコ活動なのかもしれません。

 

ハードだけに偏らず、バランスよくソフト面でもエコ活動を!


自分のためのエコロジー (ちくまプリマー新書)
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2009年11月07日

人を残して死ぬものは上だ

高学歴大工集団
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テレビ、カンブリア宮殿という番組でも紹介されたことのある平成建設秋元社長の本が出ています。

とっても元気の出る内容で、オススメです。

 

2、3時間でサラッと読めるくらいわかりやすい文章なんですが、内容は濃いですよ。

目次からいくつか紹介しましょう

 

このままでは日本から大工が消える?

大工は古来、超エリートだった

急成長する会社ほど急降下も早い

現代人はなぜ、昔の建物をつくれないのか?

重層下請け構造は必ず対立を生む

世の中に「安くていいもの」はない

歴史に残る名現場監督・豊臣秀吉

短能工でなくマルチ職人を目指す

道徳なき経済は犯罪である

 

大卒の大工さんを社員として抱えることで有名な平成建設さん。

なぜそうしているのかというと、

 

効率ばかりを重視するやり方が主流になると、大工は作業員化し、やりがいを失ってしまいます。

もちろん、腕もなまります。

生産効率がいいということは、言い換えれば誰でもできるということ。

技術の向上の必要がないということ。

つまり何年やっても給料が上がらないということであり、大工の地位の低下にもつながります。

このままの状態が続けば、気概のある大工や、日本の伝統技を受け継いで文化的な建物を建てられる大工は、やがて日本から消えてしまうでしょう。

「あと20年もたてば、日本からまっとうな大工がいなくなる」

ちょっと考えれば誰でもわかることなのに、資本力、信用力、技術力があるスーパーゼネコンはじめ大手ハウスメーカーは、どこも人を育てようとしません。

みな目先で効果や利益の出やすい旧態依然のビジネスモデルばかりで、時間とお金がかかる人づくりを敬遠するのです。

 

どうですか?その通りですよね。

業界にいる私たちなら、職人不足が来ることはわかってますよね。

そういう問題に対してきちんと向き合って、対策を実行している姿勢はすごいなと思いました。

 

秋元社長が創業のきっかけとなった後藤新平の言葉を紹介されています。

 

「金を残して死ぬものは下だ。仕事を残して死ぬものは中だ。人を残して死ぬものは上だ。」

 

う〜ん、素晴らしい。

 

あなたもきっと共感できるところがたくさんありますから、ぜひお読みください。


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2009年11月05日

不安の根源を知って乗り越えよう

先週、ブログ仲間で販売店の株式会社生井さんと、設計事務所をしている建築アトリエ“夢空間”さんにお会いしてきました。

 

生井さんはお仕事柄多くのビルダー、工務店さんとお付き合いがあります。

そこから見えてくるもの、自分の立ち位置など、たくさんお話を伺ってきました。

 

こんなご時勢ですからどこも大変ですよねぇ。

だからこそやりたいこと、やるべきことの整理をされてみては?と少しアドバイスもさせてもらいました。

 

先の不安を感じない経営者なんて、大手でも中小でもいないと思います。

多くの人が将来に不安を感じているでしょうが、その不安の根源ってなんだかわかりますか??

 

作家の五木寛之さんは、「人間が不安に感じる根源は死である」と言っておられます。

私も同感。

いずれ終わる時が来るという、わかっていながら認めたくないリミットに向かって生きている私たち。

そして誰もそこから逃れることはできない。

 

この逃れられない絶対的な事実に対し、生まれたときから人間は不安を抱くものなんだそうです。

 

経済状況が上向きだった頃は、その不安から目を逸らすことができるほど未来へ希望が抱けたかもしれません。

でもそれはきっと不安が一時的に緩和しただけで、解消されたわけではなかった。

そしてここにきて緩和剤も薄れてきたら、その不安がむき出しになって隠せなくなったのでしょう。

 

今こんな状況でも覚悟の決まった人、肝の据わった人は不安に悩まされていませんよね。

そういう人は、その人なりの死生観を持っておられると思います。

 

逆に不安でしょうがない人は、死生観どころか死さえ受け入れらないタイプかな。

 

経済が上を向こうが下を向こうが、どんな状況だろうと、私たちはいつか終わりを迎える時が来ます。

 

それを本当に体で実感できたなら、どうすればいいか ではなく、どうしたいか という自分の気持ちに正直に生きていけるのではないでしょうか。

 

とまぁ、いつものようにこんな話もしながら、お互いにビルダー、工務店さんを元気付けられるように精進しましょうと話が盛り上がりました。

 

夢空間さんとは具体的なツールの活用方法など、今後実践しやすい話をし喜んでいただけました。

 

生井さんにも「ナースさんのお話は経験からきているから、力がこもってますね」とお褒めいただき嬉しい限り♪

 

そうなんです、費用をあまりかけずに効率よくツールを作ってお客さまと仲良くなる、ことにかけては自信がありますよぉ。

 

失敗も色々やってますからねぇ・・・

 

何か施策を考え、それを相手にやってもらって効果の検証を図る、という一般のコンサルとは違います。

 

自ら色々やって失敗をし、検証を重ね、勉強を繰り返した結果の経験を語れるのが、私のウリです。

 

そうしてわかったのは、「自分の発したものしか返ってこない」ということでした。

 

一言でいうとそうなんですが実に深いんですよ、これが。

 

体でこれがわかると、行動しか現状を変えることはできないとわかるので、実践あるのみで前向きに取り組めるようになります。

 

話すと長くなって止まりませんから、今回はこのへんで〜

 

生井さんと夢空間さん、ありがとうございました。

楽しく語れましたね〜。

またたくさんお話しましょうね。

 

チキンまた生井さんには、こんなゴージャスな鳥ローストをいただいてしました。

一足早いクリスマス気分で、美味しく幸せにガツガツ食させてもらいましたヨ。

ご馳走様です。


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ビルダーナースです


30代女性。A型。かに座。7月11日生まれ。千葉市花見川区育ち、現在は名古屋市在住。双子の片割れ(兄)がいます。趣味は家事、映画、読書、散歩、人間観察。
技術屋で建築家の社長と2人で地場ビルダーを立ち上げた経験あり。


立ち上げ当初は業績も順調でしたが、3年目に大きな壁にぶつかりました。
この時商品力だけではなく、PRを真剣に考えるようになりました。そこで主にHPで集客するスベを身に着け、金なし、地縁なし、営業マンなしで、なんとか受注できるようになりました。


得意なことは集客できるHP制作やチラシ・カタログ・パンフレットの企画、制作・マーケティング施策の企画です。
現在は工務店・ビルダーのコンサルティングや相談、執筆活動などを通じて地場でがんばるビルダーさんを支援しています。


このブログでは「地道に続ける」ことを大原則とした方策を紹介していますので、芽が出るまでは少し時間がかかります。


でも、コツコツと続けられる習慣を身につければその後は怖いものなしです。


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